東京都立千歳高等学校山岳班OB会

掲示板 〜2016年〜

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ダイアモンド富士 - 17期 山田英暉
2016-12-28 09:48:48

12月25日 高尾山
 冬至に高尾山から見ると富士山に夕日が沈む。このダイアモンド富士を眺めにもう何年も通い続けている。晴れていなければ夕日も富士山も見えない。昨年は雨のため中止せざるを得なかった。
 今年は当初22日に予定していたが、この日に限って雨の予報が出ていたので急遽25日に変更した。
 シルバー登山の仲間8人が午後2時に京王線高尾山口駅に集合し、稲荷山コースをゆっくり登る。頂上着が4時になるように2時間をかける予定でいたが、10分前に頂上に着いてしまった。頂上はほんの数分間の日没を見るために相当に混雑していた。多くの人は三脚を構えて早い時間から待機していたのであろう。
 天気は雲ひとつなく申し分のない好天。4時10分くらいから太陽が富士山の頂上に差し掛かり始めると、期せずして歓声が上がった。冬至(21日)を数日過ぎたので太陽は頂上のほんの少し北に寄っているが、充分に楽しむことができた。
 多くの人は太陽が見えなくなるのと同時に帰り始めたが、小生には日没直後の景色が素晴らしかった。一番南に独立峰のように大山がそびえ、ヤビツ峠から二ノ塔、三ノ塔、塔ノ岳等々丹沢、道志の山並み、それに富士山がオレンジ色に染まった空をバックに真っ黒なシルエットで浮かびあがっている。小生にはダイアモンド富士よりもこちらの方が見応えがあった。
 今年の1を振り返ってみると、雨具なしで頂上に立てたのは何回もないくらい天気には恵まれなかったが、「終わりよければすべてよし」ということわざがある。今年の締めくくりのダイアモンド富士は素晴らしい天気だったし、1年を通して事故もなかったので「まあ、いいか」と自らを慰めた。そして来年の山は好天に恵まれ事故もなく元気で山登りができますように祈りつつ高尾山を下った。

思い出に残る山 - 17期 山田英暉
2016-12-23 21:42:45

12月21日 高水三山
 先月からの風邪もようやく治ってきたら、無性に山に出掛けたくなった。思いつきで高水三山を軍畑から登ることにした。前夜の深酒のためか寝坊してしまい、いつもより2時間も遅い出発だった。
 アスファルトの道路をやや速足で歩いていると、前方に女性の二人連れ。彼女らの歩調は遅くすぐに追い越すことになった。当方からかたち通り「こんにちわ、お先に」と声をかけると、「すみません。ガイドブックは持っているのですが、初めての山で不安なので、あとについて行っても良いですか」とのこと。当方としては、お荷物を背負うのは嫌だけど真正面から断ることもできない。仕方なく「まあ、どうぞ」と応えて歩き始めた。
 二人は母と娘。二人のうち母の方は、歩きながら「私の母は89歳」と話していたから、ご本人は60歳代後半だろう。娘の方は推して知るべし。この二人なら小生のスピードにはついてこれない、じきにおいて行くことになろうと読んで若干スピードを上げてみた。これに対し二人は小生の3mあとを懸命についてくる。10分ほどこんな状態が続いたところで二人の真剣な取り組み姿勢が分かったので、小生は二人のガイド役を務めることに心変わりした。
 アスファルト道路を終え山道に入るあたりからは、シルバー向きのゆっくりペースに改めた。二人は小生の2〜3mあとを着実についてくる。疲れたとか、水が飲みたい等の泣き言も言わない。常福寺でトイレ休憩を入れたが、軍畑から2時間で岩茸石山に着いた。岩茸石山の最後の急坂では泣きが入ると思っていたが、無言で頑張っていた。なかなかの親子である。
 岩茸石山で昼食にしたが、果たして3人並んで食べるべきか、二人を放っておいて小生は一人で食べるべきか。この日はノンストップで歩き通してしまうつもりだったので、ろくな食べ物も持っていない。仕方がないので二人とは少し離れたベンチで、のんびり紺碧の空を眺めて時間をつぶした。
 岩茸石山からのなだらかな尾根歩きは、都会暮らしからは考えられないくらい快適な山歩きのようで、しきりに「素晴らしい。気持ちいい」を連発していた。惣岳山のとっつきの登りは岩場だが、ここで「これが道ですか、どこを歩けばいいんですか」との質問。やっぱり山のことをほとんど知らないズブの素人なのだ。
 頂上の青渭神社で短い休憩を取った後、一気に御嶽駅まで下ったが、ここでも足を滑らせることもなく、1時間少々で下りたので初めての山登りとしては上出来だ。「多摩や丹沢の日帰りなら歩けます」と持ち上げておいた。
 御嶽駅で別れるときに彼女らはきちんとしたお礼の挨拶をしていたので、小生としても案内をした甲斐があった。見知らぬ人を山でテイクケアするのは初めての経験。今後もまずないであろう。思い出に残る高水三山だった。

秋のブナ林 - 17期 山田英暉
2016-12-17 11:34:51

12月13日 御前山
 振り返ってみると、10月は半ばにイタリアから娘が1歳と2歳の孫娘を連れて里帰りしてきたため、じじばばは保育係となり山登りどころではなかった。彼らが帰ると、疲れが出たのか風邪をひいてしまった。これがまたしつこい風邪で、加齢とともに回復力が格段に落ちていることもあって11月の後半は風邪でずっとダウン。山登りどころではなかった。
 そのうえ、11月初にはかねてから狙っていた皇海山の計画を立てていたところ、現地から早い冬の到来で車を出せないから中止してくれとの要請を受けた。皇海山は、皇海橋からの登山そのものは5〜6時間でたいした山ではないが、皇海橋までの林道が粗雑で乗用車では怖くて入れない。現地の車が動けないと言われれば如何ともしようがない。計画自体をキャンセルせざるを得なかった。
 こんなみじめな秋を振り払おうと友人と3人で多摩の御前山に出掛けた。
 登山ルートは、いつもの通り奥多摩湖から大ブナ尾根を登り、下りについては大ダワから鋸尾根を使いたいところであるが、日照時間が短くなっているのでこのルートは諦め栃寄に下りることにした。
 奥多摩駅を9時半のバスで奥多摩湖へ。ダムを渡って登り始めたのが10時だった。
 奥多摩湖からのルートは標高差800mあまり。奥多摩湖を眺めながらぐんぐんと高度を稼ぐ。とっつきのサス沢山までの300mと最後の200mは急坂でしごかれるが、全体としては名前の通りブナ林の静かな尾根である。この時期ブナは完全に落葉しているので、分厚い落ち葉のじゅうたんをかさかさと音を立てながら歩く。とても気持ちのいい山歩きである。平日登山は登山者が少ないからこの落ち葉をかき分ける音が良く聞こえる。頂上に着いたのは1時少し前だったので3時間近くかかってしまった。標準よりも余計時間がかかっても、70歳を超えた爺さんはすぐに「まあいいか」と片付けてしまう。どうもこの頃は自分に甘くなってしまったようだ。
 頂上近辺は都民の森と名付けられているだけあって十二分に整備されている。しかし、多摩の山は頂上も樹木で覆われて見晴らしは全く駄目である。誠に残念だ。
 帰りは避難小屋から栃寄を経由して境橋に下りた。下り道も落ち葉が分厚く堆積していたので道をはずさないように注意しなければならなかったが、途中休憩することもなく、1時間半でおりきった。
 天気予報では、夕方から雨が降ることになっていたが、幸い雨に振られないうちに下りることができた。静かな晩秋の山歩きだった。


Re:秋のブナ林 - 32期ほんたお
2016-12-18 23:05:36

皇海山に行けなかったのは残念ですが、
この時期の奥多摩は、落ち葉歩きが楽しめますよね。

11月OB会山行(北八ヶ岳) - 32期ほんたお
2016-12-10 22:39:20

報告ページを作りました。
下記、ご参照下さい。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/201611-yatsu/index.html



Re:11月OB会山行(北八ヶ岳) - 32期ほんたお
2016-12-14 12:52:30

36期 澤田さんの報告も追記しました。
内容は、掲示板への投稿と同じです。
下記、ご参照下さい。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/201611-yatsu/index.html


木曽町 城山史跡の森 - 37期 森山
2016-12-04 20:30:48

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 12月4日(日)は、土曜日に木曽で仕事があったため宿舎に泊まっていた。昨日の天気予報では午前中は天気が良いと言っていたので、入笠山辺りに行こうかと思い、朝6時に目覚ましをかけておいたが、ちょっと疲れが出たのか起きられず、また寝てしまった。8時過ぎに起きて外を見ると、晴れてはいるが薄い雲が多く、このまま下り坂に向かうような気がして、布団を干したりシーツを洗濯したりしていた。そのうち10時を過ぎた頃から青空が広がりだしてポカポカしてきたので、宿舎と木曽川を挟んで反対側にある城山史跡の森を散策することとした。
 木曽福島駅前の観光案内所で散策ガイドを配布しているので入手し、今回の登山口である山村代官屋敷という観光スポットに向かう。駅からは車で10分もかからず到着し、11時45分に出発して20分ほど登ると紅葉ヶ丘という眺望スポットに着く。ここにはトイレやベンチもあり、中央アルプスの三ノ沢岳〜将棊頭山・茶臼山あたりまで良く見える。しかし、木曽駒ヶ岳や宝剣岳は手前の駒石や麦草岳の陰になり確認できない。ここから、戦国時代の木曽義康が築城したと言われる福島城址を目指して登る。15分ほど登ると三ノ丸跡に着き、ここからも木の間越しではあるが駒石や麦草岳が見える。その奥にわずかながら木曽駒ヶ岳の山頂部が覗いている。そこから尾根上に二ノ丸跡、本丸跡と上に続く。本丸跡で小休止し、最高地点の児野(ちごの)山(1,280m)へ尾根上の道をたどる。所々にある樹種ごとの大木に看板が立てられており、落葉した広葉樹林の隙間からは乗鞍岳や御嶽山が垣間見える。13時15分に児野山に到着するが、展望が開けないのでさらに先の御嶽山展望所に進む。ここには何の用途か解らないが建物がある。木の間から御嶽山が見渡せ、噴煙が上がっているのも確認できる。しかし休む場所がないので、児野山に戻りベンチで休憩する。登山口から山頂に至るまで2名とすれ違ったが、時間も時間なので誰も来る気配がなく静かである。軽くパンをかじってから下山を開始する。下山ルートは、木曽義仲が平家追討の兵を挙げた際に御嶽大権現の出現を願って沐浴祈願した、と言われている「権現滝」を経由することとし、往路を途中まで戻る。権現滝への最初の案内看板は通り過ぎ、さらに往路を戻ったところにある看板から尾根筋を下る。すると、途中まであった道型やピンクリボンが消えてしまった。そのまま尾根筋を下ると案内板のある道に出た。そこからさらに下ると右手に権現滝が見えてくる。冬のためか水量は少ないが、何段かに分かれた滝の全体はかなりの高さになると思われる。権現滝で写真を撮って登山口に戻る道に入る。程なく屏風岩と名のついた巨大な岩が現れ、二人がロッククライミングの練習をしている。そこから先は林道となり、しばらく歩くと往路で通った紅葉ヶ丘に戻る。天気は下り坂となっていて既に青空は消えて中央アルプスの上には灰色の雲も現れているが、最後の展望ポイントでもあるため、ベンチで一休みする。その後林道と別れて往路を下り、登山口に着いたのは15時ちょうどであった。
(休憩含むコースタイム)
登山口(山村代官屋敷)11:45→紅葉ヶ丘12:05→福島城址(本丸跡)12:25→児野山13:15→権現滝14:20→紅葉ヶ丘14:35→登山口15:00(歩行合計3時間15分)

写真は紅葉ヶ丘からの中央アルプス


Re:木曽町 城山史跡の森 - 37期 森山
2016-12-04 20:32:23

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児野山先の展望所から御嶽山

Re:木曽町 城山史跡の森 - 37期 森山
2016-12-04 20:33:24

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権現滝

Re:木曽町 城山史跡の森 - 32期ほんたお
2016-12-14 12:40:46

いい眺めですね!
家から歩いていけちゃうんですね。素晴らしい!

蓼科リゾート OB会11月山行〜OB会山行初参加 - 36期澤田
2016-11-28 21:50:41

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参加者 小堀さん(20期)、桐山さん(25期)、平木さん(28期)、
      前田さん(29期)、釜田さん(31期)、澤田(36期)

 高校卒業後、はじめてOB会山行に参加。諸事情や天気の関係で、11月19日は諏訪大社等を散策。釜田さんのご手配により蓼科ブランシエラに宿泊させて頂き、20日は女乃神茶屋から八子ヶ峰を往復するハイキングとなった。
(写真の後方の峰々は八子ヶ峰からの中央アルプス。わかりにくいですが真ん中左側の最も高い峰が、右から木曽駒ヶ岳、宝剣岳。諏訪湖は左側の雲に隠れてみえませんでした。)

19日
 朝8:00前にJR八王子駅のホーム着。待合室に小堀さんがいらっしゃりご挨拶。その後、自分は10号車(あずさ3号)に乗り込む。天気は良くないが車窓からは紅葉が続き飽きない。茅野駅改札口では先輩方が既にお揃いであった。それにしても登山靴の他、防寒目的にやたらに着る物を詰めたためザックが少々重たい。
 レンタカー屋で皆様と共に免許証登録。6人乗りの車は運転した経験がなく少々不安に思っていたところ桐山さんが運転して下さるという。一番後ろの座席に座っていたため、すべてはきこえなかったが、小堀さんと桐山さんの軽妙な会話を耳にしながら諏訪方面に向かう。途上、高速道路に迷い込んだ?ものの、車窓からの紅葉を楽しみつつ予定通り水門という鰻屋に着く。この店のそばには実際に水門があり、ここは諏訪湖から天竜川に流れ出る起点。水門には小堀さんが一度来られたことがあるらしい。11時開店前にもかかわらず並んでいるお客さんがいる。
 座敷に座り鰻を注文後、日本酒も注文することに。次は自分が運転するつもりだったので飲むのをやめておこうと思ったが、小堀さんが「(ご自身以外の)5人で飲め」とおっしゃる。「いいのでしょうか?」と思いつつも、正直、運転が不安なのと酒が飲みたい小生にとっては一石二鳥のお言葉。有難く熱燗を頂いた。
 つまみは確か甘辛の鰻の骨だったか。注文した「4切れ」という鰻重が運ばれ、蓋をあけると片方がご飯の上に鰻2切れの鰻重。もう片方が鰻2切れのみのお重。計4切れ。これは肉厚でうまかった。価格も2千数百円とリーズナブル。4切れは多かったか、というお声も挙がっていたが、小生にとっては実に幸せな4切れであった。
 小堀さんの運転により水門を発ち、諏訪大社の下社と上社を参拝し御柱も拝見。そして高島城にも立ち寄る。どこも初めてである。その後に向かった蜂蜜屋は「こんな場所に」という所にあり、店の前には蜂の死骸いっぱいの器が置かれている。
蜂蜜屋を出発しスーパーで酒を買って宿泊先の蓼科ブランシエラに向かう。メルヘン街道沿いの蓼科別荘地を通り16時過ぎブランシエラ着。2部屋ご用意頂き3人ずつに分かれ、小生は桐山さん、前田さんと同部屋に。部屋の1Fがリビング、2Fはツインのベッドルームが2つとガラス張りの風呂があり、豪華である。ベッドルーム1室を前田さんと使用。前田さんには「澤田は窓側のベッドを使っていいよ」とおっしゃって頂き、窓脇に一定のスペースがあったため荷物の多かった小生には有難かった。
部屋の風呂とは別に温泉があり3人で行くことに。小奇麗な浴場で温まって脱衣場に出ると小堀さん、平木さん、釜田さんが入れ替わる形で入られた。夕食まで若干の時間があったので部屋で桐山さん、前田さんと缶ビールを飲む。
 夕食の時刻となりレストランへ。前菜、お刺身、フランス料理仕立ての牛肉、蟹飯など、こんなにおいしいものは久しぶりに食べた、という感じである。年甲斐もなく(と言っても最年少だが)小堀さんが食べきれないとおっしゃった料理まで頂いてしまった。
 部屋に戻り皆で談笑。小堀さんが持ってこられたヒマラヤのDVDを拝見。また、平木さん、前田さんには昔の冬の燕岳のお話をおききするなど、大学時代、名古屋で5年間にわたり将棋部の部室に入り浸る生活を送っていた小生には一種の武勇伝にきこえる。さらに前田さんの釣りの話は興味深く、魚は沢の中から水の上をみているらしく影が迫ると逃げ隠れするとのこと、鳥から身を守るための本能らしい。あっと言う間に23時半になり就寝することに。

20日
 朝、6時半に起床。1Fのリビングで前田さんがお持ちになられたコーヒーをご馳走になる。前田さんにはすっかりお世話になってしまった。
 7時半からレストランで朝食。これがまたおいしかった。ご飯に合うおかずばかりで、遠慮なくご飯と味噌汁をおかわりさせて頂いた。
 朝食後、フロントの応接セットで小堀さん、桐山さんとしばし雑談。この時、フロントでの集合時刻を9時20分頃と勘違いしており「余裕だな」と思っていたら、部屋に戻ると前田さんは既に用意をし終わっている。念のため出発時間をお尋ねすると8時20〜25分にフロント集合とのこと。時計をみると8時18分、うわっヤバイ。下っ端が遅れるわけにいかない。
 登山用の小さなザックを持参していたのだが荷物を入れ替える暇もなく、あわてて服を着替え、昨日背負ってきた大きめのザックに荷物と4分の1程度残っていた昨晩のウイスキーの瓶を詰め込み、登山靴を履いた。フロントに着いたら8時25分。ぎりぎり間に合った。
 入口を出たところでブランシエラの方に集合写真を撮影して頂き出発。小堀さん運転の車で女乃神茶屋(蓼科山登山口)に向かう。昨日とはうってかわって快晴で暖かい。
 女乃神茶屋横の駐車場で小堀さんに待機して頂き5人で八子ヶ峰に出発。桐山さんに先頭を歩いて頂き小生はセカンドを歩かせて頂く。ザックの中は不要なものも少なくなく、先輩方は小生が高校時代、既に卒業されていた方々。何だかOB指導を思い出す。登っている途中から展望が開ける。いい眺めだ。20〜30分程度登っただろうか、八子ヶ峰の最初のピークに着き、ここで景色を堪能することにした。
 東から南、西に目を向けていくと八ヶ岳、南・中央・北アルプスがみえ、北側には目の前に蓼科山がみえる。諏訪湖上には、恐らく湖特有のガスが一面にかかっており湖はみえない。八ヶ岳についてはそれぞれの山の名前を平木さんと釜田さんに教えて頂いた。
 景色を目に焼き付け八ヶ岳をみながら下山へ。ほどなく駐車場に到着。桐山さんが運転され白樺湖畔を通り茅野駅へ。途中、わかさぎ屋に立ち寄り、小生はニジマスの甘露煮を買って帰ったが、味付けが適度でこれもまたうまかった。その後、駅近くのそば屋で昼食。前日からの食べ続けで、さすがにあまり腹が減っておらず全部食べられなかった。
 13:33茅野駅発のスーパーあずさに乗車。軽く飲みながら八王子駅まで談笑。
 車窓から富士山がみえ丁度この時期に経営破綻をおこした最初の勤務先のロゴを思い出す。当時は、ハイキングレベルとは言え、高校時代にお世話になった方々と再度山に行くことになるとは夢にも思っておりませんでした。

反省 6個の小さなまんじゅうを持参したのに配り忘れました。

以上です。


Re:蓼科リゾート OB会11月山行〜OB会山行初参加 - 37期 森山
2016-11-29 23:02:52

最近の自分の登山は、メタボ解消の意味もあるため、できるだけ長く歩くことを意識していますが、ゆっくりと山以外の要素も加えて行く山行もいいですね。私は下山後に登山口周辺の温泉で汗を流して帰るのがせいぜいです。先週24日に降った雪で高山は完全に冬山突入といったところでしょうか。自分は冬の期間は山に行くことはあまりないので、運動不足にならないよう危険のない低山を選んで山歩きを継続したいと思っています。

Re:蓼科リゾート OB会11月山行〜OB会山行初参加 - 36期澤田
2016-12-03 17:25:16

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森山さん その節は情報のご提供有難うございました。私も当面は低山に行こうと考えています。間近でみた蓼科山(写真)には来年暖かくなってから一度行きたいと思います。

Re:蓼科リゾート OB会11月山行〜OB会山行初参加 - 32期ほんたお
2016-12-14 12:38:34

蓼科山は、直登でキツイですが、広い山頂からは360度の展望が楽しめます。百名山を一番沢山望める山かも知れません。

石割山 - 32期ほんたお
2016-12-04 22:08:05

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2016年12月4日 石割山(1413m)に行きました。

OB会忘年合宿で金井農園に泊まり、すき焼きうどんとエッグサンドで腹ごしらえして出発。
20号を下り大月から富士吉田方面へ。途中から鹿留川に沿って林道で二十曲峠へ。

ここから山道を小一時間で石割山に到着。
目の前に真っ白な富士山がドーンと拡がります。
富士山の展望台としては最高です。
南アの主要峰も真っ白です。

峠に戻り、吉田のうどんで遅い昼食、道志みちで帰りました。


Re:石割山 - 36期澤田
2016-12-08 23:37:13

ほろ酔い状態で本垰さんや森山さんの撮影された写真を拝見していたら、一層気分が良くなってきました。
生藤山からの良い景色、この時期だからでしょうか?高校1年生の時に、1月に在学されていた先輩方と個人山行で登った記憶がありますが、景色のことはどうも思い出せず。。。

Re:石割山 - 32期ほんたお
2016-12-10 22:38:12

私も、藤生からは富士山は見えなかったような記憶がありました。
空気の澄んだ今の時期だからか、木の枝が掃われたか。
三国山からも綺麗に富士山を眺められました。
石割山は富士山を眺める為の山ですね。

OB会12忘年会企画+ハイキング(速報) - 32期ほんたお
2016-12-04 21:46:25

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生藤山(990m)に行ってきました。
天気に恵まれ、静かな秋山歩きと真っ白に雪化粧した富士山や南ア
ルプスの峰々など山脈を堪能できました。


Re:OB会12忘年会企画+ハイキング(速報) - 32期ほんたお
2016-12-04 21:48:09

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金井農園での忘年会合宿です。
立派な母屋や蔵、広い畑が広がり、紅葉した里山の風景も楽しめます。



Re:OB会12忘年会企画+ハイキング(速報) - 32期ほんたお
2016-12-04 22:14:41

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生藤山からの富士山です。
参加者は下記です。
18期 川口
20期 小堀
22期 岡芹
25期 桐山
25期 中村
26期 中杉
28期 金井
28期 平木
32期 本垰

詳細は、HPに掲載します。


陣馬山 - 36期澤田
2016-12-04 19:19:42

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本日、陣馬高原下から明王峠、陣馬山を経て下山。山頂付近から富士山が綺麗にみえました。

Re:陣馬山 - 37期 森山
2016-12-04 20:42:26

木曽は12月3日(土)は、これ以上ないという最高の天気で終日快晴でしたが、今日も思いのほか天気が良かったです。今日は気温も上がったので、そちらは快適な山行ができたのではないでしょうか。木曽の里山も気温が上がり、11月24日に降った雪は跡形もなく消えています。
11月山行(速報) - 32期ほんたお
2016-11-27 08:47:21

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日 程:11月19日(土)−20日(日)

参加者:6名
20期 小堀、25期 桐山、28期 平木、29期 前田、31期 釜田、36期 澤田

行程:11/19 茅野駅 西口10時集合(雨天のため予定変更)
      茅野駅よりレンタカーにて、岡谷経由、諏訪湖釜口水門近くにて昼食。諏訪大社下社秋宮、上社本宮を参拝した後、買い物をしてから宿泊先の蓼科ブランシエラリゾートへ。
   11/20 朝食後、蓼科ブランシエラリゾートからビーナスラインにて女乃神茶屋駐車場から八子ケ峰往復。大門街道から茅野駅帰着。

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当初計画ではピラタスロープウェイを利用して北横岳を往復する予定だったが、森山さんからの連絡でロープウェイが運休期間に入っていることが分かり、急きょ蓼科山に七合目駐車場から往復するプランとした。
しかし、前田気象予報士の解析により19日は終日雨と分かり、出発前に予定を入れ替えて山は20日に行くことにし、19日は諏訪大社参拝と諏訪湖名物の鰻を賞味することにした。登山前の体力強化には十分な関西風蒲焼を堪能し、リゾートホテルにチェックイン。温泉とコース料理を堪能し、夜中まで20期から36期まで久々に幅広い年代での山談議を楽しんだ。
翌日は快晴となり、秋深いビーナスラインをドライブした後、女乃神茶屋駐車場から八子ケ峰往復のハイキングに向かった。
30分程の登りでヒュッテ アルビレオ(冬季休業中)前に到着。眺めの良い高原状の山頂(1864m)で山座同定を楽しんだ。

写真は、八子ケ峰山頂から北八と南アルプス。

詳細情報、写真はWebサイトに掲載予定です。

丹沢雪化粧 - 32期ほんたお
2016-11-25 08:44:33

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今朝は丹沢も雪化粧です。
糸瀬山 - 37期 森山
2016-11-23 22:19:45

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 糸瀬山は、木曽郡大桑村にある1,866.6mの山で、山頂付近に「のろし岩」という大岩があることで知られている木曽三山(南木曽岳・風越山・糸瀬山)の一つである。南木曽岳、風越山は既に登ったので、今回は残る糸瀬山に登ることとした。
 11月23日(水)の長野県の天気予報はあまり良くなかったが、辛うじて南部は日中晴れの予報で、時間的には9時以降がよく晴れそうだったので、朝起きた時に天気が良ければ糸瀬山に登ることとする。糸瀬山のコースタイムは5時間強で、木曽の宿舎から登山口まで車で40分位なので、朝は目覚ましもかけずに普通に7時頃に起きて8時過ぎに出発し、登山口に9時前に到着する。登山口の脇の路肩に既に2台駐車してあるため、少し離れたところに止めようとしてバックで路肩に寄せていたら側溝に気づかず右前輪がはまってしまった。一瞬焦ったが、左にハンドルを切りながら強引に前進してなんとか脱出。準備をして9時7分に出発する。紅葉は既に終わって道は落ち葉に覆われており、急な坂では地面の状態が分からず良く滑る。登り始めは風が強いと感じたが、次第に天気は予報通り良くなり、風もなく少し汗ばむほどである。登山道は山頂近くの青なぎを除き、ほぼ樹林の中であるが、今は葉が落ちているので比較的見通しが利く。しばらく登ると左手に木の間越しではあるが御嶽山が雲の上に雪をかぶった頭だけ見えてくる。所々看板があり、松原ヨコテ、イチョウ谷、丸屋の鳥屋、まむし坂を過ぎて1時間半登ったところで「山居(さんぎょ)の鳥屋」という看板の場所で最初の休憩をとる。木の間越しに中央アルプス南部の山も見えてくる。山頂付近は霧氷で白くなってはいるが積雪は無いように見える。さらに登り青なぎの一角に出ると、樹木が切れて熊沢岳から南の中央アルプスが一望できるが、何故か南駒ヶ岳だけは雲に覆われて見えない。眼下には伊奈川ダム湖がエメラルドグリーンの水を湛えて輝いている。そこから10分程、11時45分に山頂に到着するが、三角点が岩の上に埋設されているため一応そこまで行く。その後、噂の「のろし岩」に行くと巨大な石に梯子と鎖が上のほうまで掛けられている。情報によるとこの梯子等はかなり不安定で怖いという話であったが、一応チャレンジしてみる。梯子は不安定ながらも登り切ったが、その先が車用の鉄チェーンが掛けられ、さらにその先は鎖が1本頂点に向かって伸びているだけである。岩自体は花崗岩で滑りにくく上部は傾斜が緩くなるが、足場はなく鎖を頼って登るしかない状態で、危険を感じた(ビビった)ので途中であきらめる。山頂付近は、東側の見通しが良いところがあるが、そこは休むには不適であり、西側に見晴台と名のついた場所があるが、御嶽山方面は樹木が邪魔で見通せない。記念写真を撮って青なぎまで戻って休憩することとする。青なぎでは先程見えなかった南駒ヶ岳も姿を現し、中央アルプス南部の連山が青空を背景に霧氷に輝いている。しばらく写真を撮ったりお菓子を食べたりして休んだ後、下山を開始する。落ち葉の道は登り以上に見にくく滑りやすく、何度も転びそうになりながら下る。比較的快調だったので、結局休みもとらず下山し登山口に着いたのは13時40分であった。
 時間にまだ余裕があったので、柿其渓谷という所に移動して渓谷を散策(牛ヶ滝という立派な滝がある。)した後、阿寺温泉フォレスパ木曽あてら荘で入浴して帰路に就いた。
(休憩含むコースタイム)
登山口9:07→山居の鳥屋10:33→糸瀬山11:45→登山口13:40(歩行合計7.4km、4時間33分)

写真は糸瀬山山頂近くの「のろし岩」

Re:糸瀬山 - 37期 森山
2016-11-23 22:22:09

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青なぎから中央アルプス南部(中央が南駒ケ岳)

Re:糸瀬山 - 37期 森山
2016-11-23 22:27:44

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おまけ:柿其渓谷牛ヶ滝

Re:糸瀬山 - 36期澤田
2016-11-24 18:00:06

正直なところ恥ずかしながら「木曽三山」という名称をはじめて知りました。広いですね日本も。

Re:糸瀬山 - 37期 森山
2016-11-24 20:11:37

木曽三山と呼んでいるのは里山愛好家がメインのようです。もちろん私も木曽に赴任するまで知りませんでした。木曽には他地域との境界線上にあるものを含めば御嶽山や中央アルプスもありますので、おそらく木曽の範囲内に山体全部が含まれている山から選んでいるのではないでしょうか。また、いずれの山も国道19号から見えるので、目につくものから選んでいるかもしれません。三山のうち、風越山(かざこしやま)は中央アルプスから派生する三ノ沢岳から木曽川に落ち込む尾根の途中にある小ピークで、単独の山と位置付けるほどのものではありません。
大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 37期 森山
2016-11-23 00:05:51

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 大菩薩嶺は既に学生の頃に登ったことがあったが、そこから南の小金沢連嶺は未踏の区域で、特徴的な笹原の稜線は以前から関心を持っていた。11月19日(土)は仕事で木曽にいて天気も雨降りであったが、翌20日(日)は天気が良さそうだったので上日川峠を起点に大菩薩嶺から滝子山までの稜線を歩くこととした。ただし、北から南まで、ほぼ真っ直ぐ南下するコースで、滝子山まで行くと総延長は25kmほどとなること、始発バスは臨時が出ても登山口に8時過ぎないと着かないことから、早めに登り始めるため登山口には自家用車で行き、下山後はバス又はタクシーで戻る行程とした。ただし、下山場所から上日川峠に戻る最終バスが15時頃で、これを逃がしてタクシーを呼んだ場合6千円以上かかることから、タイムリミットは15時とした。明るくなる朝6時に登り始める場合は全行程を休憩時間も含めてコースタイムの7掛け以上で歩かなければいけない計算となるが、途中でエスケープする場所もあるので、チャレンジすることとした。
 11月20日(日)は3時20分頃に木曽を出発し、登山口の上日川峠に6時20分頃に到着。予定より20分ほど遅れて6時22分に登山開始。福ちゃん荘への登山道は前の日の雨で濡れているため、途中から車道を歩く。福ちゃん荘を通過し唐松尾根を雷岩に向かって登る。しばらくすると木の間越しに富士山が朝の光を受けて快晴の空に浮かぶ。さらに登ると笹原の登りとなり視界を遮るものなく展望が開け、南アルプスから富士山、これから向かう小金沢連嶺が見渡せる。甲府盆地は低く垂れこめた雲海の下に盆地全体が完全に沈んでいる。7時20分に雷岩に到着し、写真を撮ってすぐに大菩薩嶺に向かう。程なく山頂に着き展望のない山頂で記念写真だけ撮ってすぐに来た道を戻る。雷岩から大菩薩峠に向かうが、朝日が真正面から差し込んでくるので、道の状態が見えにくい。途中縦走路から外れた妙見の頭に立ち寄って賽ノ河原に下る。そこから少し登った親不知の頭の看板のあるところで最初の休憩をとる。この時点で7時56分、6時に出発しコースタイムの7掛けで歩いた場合の時間と比較し20分ぐらいの遅れで到着するが、出発時間が20分以上遅いことを考えれば順調な滑り出しである。ここから大菩薩峠は数分の距離であるが、まだ時間も早く上日川峠に着く始発の路線バスも到着前ということもあり、峠では1名が休憩しているのみである。その人に記念撮影を撮ってもらい先を急ぐ。峠から熊沢山にひと登りすると山頂から南側はしばらく笹原を主体とした気持ちの良い道となり、快調に石丸峠を通過し小金沢山に向かう。笹原が主体の稜線が終わると普通の山道となる。この登りは特にきつくはないが偽ピークが多く、小金沢山に着くまで地味に長い。9時20分に小金沢山に到着するが、この時点で予定より30分くらいの遅れとなる。小金沢山は北側から見ると山頂まで樹林におおわれているが、南側は比較的開けて富士山がさらに大きく見える。誰もいない山頂を独占して2度目の休憩とパンをかじっていると、先程大菩薩峠で写真を撮ってもらった人(2人連れだった。)が追いついてきた。先も長いので、こちらは出発する。日本一長い山の名前らしい牛奥ノ雁ヶ腹摺山到着が10時で、この時点で小金沢山での休憩が響いて予定より40分遅れで、滝子山まで足を延ばすのは厳しい状況となる。ここからの富士山は湯の沢峠方面に道が大きく下るために見通しが利き、噂に違わず素晴らしい。山頂南側は草原が開けじっくり富士山を眺めていたい衝動に駆られるが、滝子山はカットするにしても、その手前の大谷ヶ丸から大鹿峠経由で下山するルートであれば15分遅れ程度であるので、写真を撮って名残惜しいが先を急ぐ。ここから少し大きく下り、黒岳方面に登り返していく。まだ全行程の半分も来ていないが、時間を意識して急いで歩いてきたため、ややバテが出てきて登りがきつい。川胡桃沢の頭を通過してしばらく起伏の少ない樹林の稜線を歩くが、ここも地味に長い。ようやく黒岳に到着すると団体さんが休憩している。この時点で10時52分、滝子山をカットしたコースの予定時刻から30分遅れているが、この先湯の沢峠まで少し急な下りとなるため、休憩をとる。黒岳は展望がないが、少し進んだ白谷ノ丸では富士山やこれから進む大蔵高丸方面の展望が開ける。湯の沢峠に向けて少し急な滑りやすい道を下る。11時33分に湯の沢峠を通過して大蔵高丸へと向かう。湯の沢峠はマイカーで来られるので、この前後から登山者が少し増える。ここから先は所々シカによる高山植物の食害を防ぐためかゲートが設けられており、都度扉を開けて登山道を進む。12時過ぎに大蔵高丸着、30分遅れは縮まらない。大蔵高丸の登りは比較的緩やかであるため、湯の沢峠まで車で来て富士山を眺めにハイキングするにはちょうど良い。少し雲の量が増えてきて富士山頂部が短時間ではあるが雲に覆われるようになる。甲府盆地の低く垂れこめた雲海は、この時間になっても未だに晴れる気配がない。この先のルートを検討するが、タクシーに乗るなら当初の予定通り滝子山まで行くことは時間的に可能であるが、体力とバス時刻の兼ね合いを考えると大谷ヶ丸手前の米背負峠から林道経由で下山するのが堅実と判断し、大谷ヶ丸の往復は米背負峠の到着時間で行くかどうか決定することとする。ハマイバ丸、天下石を通過し、13時10分に米背負峠到着。バスの時間まであと2時間弱、余裕を見て大谷ヶ丸の往復はカットしてここから下山することとする。峠から30分ほど沢沿いの道を下ると林道に飛び出す。ここから約1時間の林道歩きを経て、やまと天目山温泉バス停に14時45分に到着。15時ちょうどのバスで上日川峠に向かい、駐車場に到着したのは15時40分、峠は大菩薩峠周辺から下山してきたハイカーで大賑わいである。駐車場から上日川ダム(大菩薩湖)に立ち寄り、やまと天目山温泉で汗を流して帰路に就いた。
(休憩含むコースタイム)
上日川峠6:22→大菩薩嶺7:27→大菩薩峠8:08→小金沢山9:20→牛奥ノ雁ヶ腹摺山10:00→黒岳10:52→湯の沢峠11:33→大蔵高丸12:03→米背負峠13:10→やまと天目山温泉バス停14:45(歩行合計約22km、8時間23分)

写真は、親不知の頭から大菩薩嶺

Re:大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 37期 森山
2016-11-23 00:08:00

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雷岩から雲海に沈む甲府盆地と南アルプス

Re:大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 37期 森山
2016-11-23 00:12:05

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富士山(牛奥ノ雁ヶ腹摺山から)

Re:大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 37期 森山
2016-11-23 00:14:00

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富士山(白谷ノ丸から)

Re:大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 32期ほんたお
2016-11-23 11:56:20

大菩薩は今年5月と、小金沢連嶺は高校の時に行きました。長いですが気持ちの良い尾根でした。当時は登山者はほとんど居なったと思いますが、今は新しい入山ルートがあるのですかね。
それにしても7掛とは!
荷物が少ない時でコースタイムがギリギリです。
天気に恵まれて良かったですね。やっぱり富士山はかっこいいです。


Re:大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 36期澤田
2016-11-23 20:19:13

富士山、雄大で見事ですね。
自分は機会をみて塩山側の登山口から丸川峠を経て大菩薩嶺、大菩薩峠に行こうと考えています。

Re:大菩薩嶺〜小金沢連嶺 - 37期 森山
2016-11-23 22:15:44

この時は欲張った計画を立てて、ゆっくりと富士山を眺める時間がとれなかったため、少し後悔しています。小金沢連嶺は富士山側が笹原で開けて富士を眺めるには最適な場所が多かったので、今度はゆとりある計画で再訪したいと思っています。
下界も紅葉 - 32期ほんたお
2016-11-23 15:41:34

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下界も紅葉です。
ご近所の芹ケ沢公園です。

10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 29期前田
2016-11-13 21:50:59

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来週の土日の天気が気になるところです。
ひと月遅れの10月のネタですが、禁漁の迫った早戸川本谷を遡り、原小屋沢の雷滝と早戸川大滝を見てきました。
9月の終わりに早戸川林道のゲートが開放され魚止橋まで車が入れるようになり、途端に釣り人の数が増えました。
この日(10月7日)は4時半前に魚止橋に着いたのですが、すでに先行者の車が止まっており、途中で追いつき沢割をして私は雷滝の上から釣ることに。
今季、早戸川本谷に入るのは最後になるので、まだ見たことのなかった早戸川大滝も見ておこうと思い、原小屋沢の遡行は正午前で切り上げました。
雷平に下降し、本谷沢を遡るとフライや餌釣りの人が数人おり、納竿して大滝見物へ。
大滝は巻き道の途中から滝壺に降りる道があります。滝壺は意外に浅かったですが、落差50mの大滝は直下から見上げると迫力がありました。
雷滝も早戸川大滝も今頃は紅葉の中だと思います。

画像を数枚貼り付けます。

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 29期前田
2016-11-13 22:09:32

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追加画像です。

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 29期前田
2016-11-13 22:10:45

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追加画像、原小屋沢 雷滝です。

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 29期前田
2016-11-13 22:11:50

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追加画像、早戸川大滝です。

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 29期前田
2016-11-13 22:13:39

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追加画像の最期、大滝滝壺と秋の花

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 36期澤田
2016-11-14 19:51:20

早戸川大滝、名前は存じておりましたが、写真ははじめて拝見しました。

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 29期前田
2016-11-14 23:21:23

澤田さん、来夏奥さんと一緒にいかがですか?
今年は台風の出水で木橋など流されたようですが、盛夏なら僅かな渡渉(ひざ下以下)も苦にならないと思います。

Re:10月の原小屋沢雷滝と早戸川大滝 - 32期ほんたお
2016-11-20 13:57:55

雷滝も大滝も立派ですね。
沢割って、テリトリを決めるってことなのですね!?

花立(大倉尾根) - 36期澤田
2016-11-13 22:15:42

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本日11:15〜15:40、家内と大倉から花立まで登り、花立山荘で注文したおしるこ、豚汁と、持参したおにぎりを食べ、大倉に下りてきました。ところどころ葉が色づいていました。下山後、大倉の民家の軒先で春菊を1束100円で購入。帰宅後、鍋にしたところ味と香りに「力」がありました。写真は花立山荘前から西側を撮影したものです。

Re:花立(大倉尾根) - 32期ほんたお
2016-11-20 13:54:30

山は紅葉ももう終わりですね。


10月OB会山行(八ヶ岳赤岳) - 32期ほんたお
2016-11-05 22:41:14

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10月OB会山行(八ヶ岳 赤岳)の報告ページをアップしました。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/201610-akadake/index.html
を参照下さい。


Re:10月OB会山行(八ヶ岳赤岳) - 37期 森山
2016-11-08 20:02:22

発色の関係でしょうか、写真とは思えない絵画のような図柄ですね。私の自宅から見える後立山連峰は既に冠雪しており、明日の雪の予報で八ヶ岳も本格的な降雪となるかも知れません。
小秀山 - 37期 森山
2016-11-08 00:08:53

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 小秀山は、日本二百名山に選定されている長野県と岐阜県の県境にある御嶽山の展望地として有名な1,981.7mの山である。私は昨年の秋にこの山に岐阜県側の乙女渓谷と呼ばれる二の谷経由で登り、山頂から御嶽山の大展望を満喫したのであるが、その際、御嶽山の手前にある笹原のいかにも気持の良さそうな稜線に明瞭な道が続いているのを確認した。帰宅後に調べたところ、長野県側の王滝村から小秀山に至る登山道の入口の少し手前から笹原の稜線に続く尾根を登ると三浦山というピークに至り、そこから無名のピークまでの間に笹原の稜線があり、最終的には小秀山に到達できることを発見した。しかし、登山地図はもちろん、国土地理院地図にも載っていないルートであり、果たしてどの程度の状態なのかは、その登山記録以外にまともなデータはなかった。しかし、王滝村から小秀山に至る地図にも載っている登山ルートのコースタイムは登り2時間30分、下り2時間であり、この登山道と谷を挟んでほぼ平行に続くルートであることから、多少余計に時間はかかるとしてもさほどのことはないと考えられ、また、遠目にも明瞭なルートが確認できることから、いつかはこの道をたどってみたいと考えていた。11月3日は飛び石連休だが4日、5日と仕事があり自宅には帰らないつもりであったため、そのルートをたどってみることとした。

 11月3日(木)6時半頃に木曽の宿舎を出発し、7時半頃に王滝村の白川林道沿いの登山口に到着する。途中は天気が良かったが、ここでは雨の跡もあり天気もすっきりしない。一般の登山道入口はもう少し先であるが、ここには「小ヒゼ沢歩道」と書かれた立派な看板がある。準備を整え、ピンクリボンを頼りに登っていく。道は明瞭で一般の登山道と変わらない。しばらく行くと小ヒゼ沢の沢沿いを歩くようになる。沢沿いにピンクリボンが付けられているが歩きやすい道ではなく、何度か徒渉を繰り返す。しばらくすると対岸にトラロープと朽ちた梯子が見えるので、そこに取り付き足場の悪い斜面を登る。しばらくすると尾根に出て、その先も急ではあるが道は明瞭で人の手がかなり入った状態である。ところどころ視界が開ける場所があるが遠望は利かず、登るにつれてガスが濃くなり、ついにはあられが降ってくる。積もるほどではないが断続的にあられが降る状況の中で黙々と登り、2時間ほどで三浦山に着く。この山頂には立派な看板があり、本来なら御嶽山が見えるはずなのだが、全く見えない。しばらく休憩していると青空が広がりだし、一瞬御嶽山の中腹まで見える。御嶽山は明らかな雪雲に覆われて一瞬見えた中腹も白くなっており、山頂付近は雪が降っているものと思われる。かくいう自分のいる三浦山も笹の葉の上に薄く雪が積もっている。これから行く無名峰と最終目的地の小秀山も全貌を現し、この先天気が回復する期待が膨らむ。快適な笹原の稜線歩きを期待して出発するが、三浦山までは道の笹藪はきれいに刈り払われていたのに、下り始めてすぐに笹藪に道を阻まれる。ピンクテープは稜線上に続いているので道誤りはないものの、薄くとはいえ雪の積もった笹の葉を漕ぎながら歩く羽目になり、あっという間に下半身は解けた雪でずぶ濡れになる。しばらく藪こぎをすると例の笹の稜線に出る。ここからは道型もはっきりすると思いきや、昨年と違ってなんとなく道型は解るものの、ほぼ藪に覆われており、相変わらずの藪こぎを強いられる。無名峰の近くで少し藪が薄くなるが、そのうちあられが勢いを増して降ってきて、小秀山に向かって下る道では背丈ほどの笹藪で上半身も溶けた雪で濡れてくる。それまで素手で藪を漕いでいたが、手が冷たくて感覚がなくなりそうだったので毛糸の手袋を着用する。ようやく小秀山との鞍部に着くが、登る道も同様な藪に覆われておりうんざりするが、ここまで来たら進むしかなく覚悟を決めて藪に飛び込む。しばらく登ると道型が明瞭になり藪もほとんどなくなり、小秀山直下までは少し楽な登りとなる。目の前に小秀山の立派な避難小屋が近づいてくるが、あとわずかというところで突然踏み跡が消えたので、正面から藪に突っ込み強引に小屋の前に出る。そこからわずかで山頂となるが、ほかに登山者はなく自分一人である。小屋のほうから人の声がしてくるので、小屋で待機している人は数名いるようである。残念ながら遠望は利かず御嶽山も見えない。また、先程の藪こぎで下半身はもちろん、ズボンを伝って靴の中までズブズブに濡れている。少し休んで様子を見るが、風も強くすぐに天気が回復する様子もないので、王滝村へ下る一般登山道を下山する。途中フクロウ岩を始めちょっとした岩に片っ端から名前が付けてある。下山中あられは止まず、標高が下がるにつれて雨に変わってくる。量はさほどではないので濡れるほどではない。登山道も一部を除き急な個所も無く快調に下り、結局休憩なしで一般登山道の登山口に着き、そこから少し林道を下って出発地に戻る。駐車場所に着く頃には雨がやみ晴れ間ものぞきだす。
 天気予報も悪くなく、御嶽山の展望を楽しみにしていた山行だったが、全くの期待はずれであった。しかし王滝村内は紅葉が最盛期で、運転中もその彩りに見とれるほどである。その後、天気も少し回復の兆しが見えてきたので、自然湖と呼ばれる湖に立ち寄り、御嶽温泉王滝の湯で汗を流した後に御嶽山の田ノ原天然公園まで車で上がると、一瞬雪化粧した山頂付近を見ることができたが、その後はまた雪雲に覆われてしまった。
(休憩含むコースタイム)
小ヒゼ沢歩道入口7:50→三浦山9:55→小秀山11:00→小秀山登山口12:30→小ヒゼ沢歩道入口12:35

写真は、三浦山から小秀山(左)と無名峰

Re:小秀山 - 37期 森山
2016-11-08 00:09:52

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自然湖

Re:小秀山 - 37期 森山
2016-11-08 00:11:54

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田ノ原天然公園から御嶽山

Re:小秀山 - 36期澤田
2016-11-08 12:23:55

神秘的な湖ですね。

Re:小秀山 - 32期ほんたお
2016-11-08 12:40:44

御嶽山かっこいいですね。(合掌)

自然湖というのは、名前が「自然湖」なのでしょうか?
大正池みたいで、確かに神秘的ですね。


Re:小秀山 - 37期 森山
2016-11-08 19:36:49

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自然湖は1984年(昭和59年)に発生した長野県西部地震の際に、御嶽山の斜面が崩壊して流出した土砂で王滝川が堰きとめられてできた天然の湖、だそうです。実は私もそこへ行くまで知りませんでした。朝ここを通った時に沢山のカメラマンが景色を写真に収めていました。
ちょっと分かりにくいですが、写真左側の山体がえぐれた部分が長野県西部地震で御嶽山が崩壊した個所です。
荒島岳、加賀白山 - 37期 森山
2016-11-05 00:40:19

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10月最後の週末は全くフリーだったので遠方の百名山にいくこととし、いろいろ検討した結果、秋も深まって雪の便りも聞かれ始めてきたため、降雪が早そうな荒島岳に決定した。また、せっかく福井まで行くのだから、比較的近い加賀白山にも行く予定とし、直近の天気予報によっては、白山をあきらめてお手軽な二百名山でも登って帰ることとした。当初は金曜日の夜に白山登山口まで行って車中泊し、翌朝早朝から白山に登って麓の白峰温泉に宿泊し、2日目に荒島岳に登って帰宅する計画としたが、金曜日の時点の土曜日の天気予報が微妙で白山だと降雪に合う可能性もあったことから、初日に荒島岳、翌日白山という予定に変更した。

<荒島岳>
10月29日(土)は3時半に出発するつもりが、初日が荒島岳となって気が緩んで寝坊してしまい、5時過ぎに木曽の宿舎を出発。中津川、郡上八幡を経由し、オール一般道で福井に入り、荒島岳中出登山口に9時過ぎに到着。立派な駐車場に駐車車両は自分以外に1台のみ。荒島岳の人気の登山口は最短距離の勝原口だが、混雑を避ける意味と小荒島岳からの荒島岳を写真に撮りたかったことから中出登山口を選択。9時10分に出発し、しばらく林道を歩くが天気は冴えず、登るにつれガスが増えてくる。時折晴れ間ものぞくがガスは切れない。紅葉はちょうどいい具合である。展望が利かないので黙々と歩き11時10分に小荒島岳に到着するがガスで遠望は全く利かない。しばらく休憩してから本峰を目指すと、程なく勝原登山口との合流点のシャクナゲ平に着くが、そのまま通りすぎ山頂を目指す。次第に風が強くなり中荒島岳を過ぎるとササがメインの登山道となり強い風が直接体にしみる。荒島岳には12時30分に到着。遮るものがない広い山頂で視界は利かないが風が吹きつけて寒い。粘っても天気回復は見込めないと判断し、12時45分に下山開始。今回は往復登山であるので、帰りも小荒島岳に立ち寄るが、ガスはなかなか取れない。13時40分に着いてから30分粘るが、一瞬山頂と思われる部分まで見えた時があったものの、ほぼ山頂はガスに巻かれていたので諦めて出発する。天候は回復しないまま下山し、15時20分に駐車場到着。靴の洗い場もあったので明日に備えて軽く靴を洗ってから白峰温泉へと向かう。途中、明日の昼食買い出しや福井の恐竜博物館が目に付いたので立ち寄って見学し、白峰温泉に着いたのは17時30分頃であった。
(休憩含むコースタイム)
中出登山口9:10→小荒島岳11:10→荒島岳12:30→小荒島岳13:40→中出登山口15:20
(歩行合計10.3km、6時間10分)

<白山>
10月30日(日)は宿を6時過ぎに出発し、別当出合駐車場に6時30分頃に到着。天気は上々で積雪の心配もないため準備を整え6時35分に出発する。少し車道を歩いて登山口の別当出合に着く。ここで観光新道と砂防新道が分かれるが、事前情報で砂防新道入口の吊り橋が工事中で渡ることができないため観光新道へ入る。紅葉はこの辺りが最盛期で錦秋という言葉がふさわしい。登山道からは谷を挟んで別山が大きく望め、その肩から朝日が覗こうとしている。尾根に出るまで少し急な道であるが、越前禅定道との合流点(別当坂分岐)で休憩し、そこを過ぎてしばらく登ると北側の尾根筋(白山釈迦岳か?)が朝日に照らされて見渡せる。また、これから行く方向の尾根もはるか上まで見渡せる。さらに登って殿ヶ池避難小屋で休憩し、さらに登り黒ボコ岩を過ぎてしばらく行くと、突然平らな弥陀ヶ原に飛び出す。そこから御前峰と山頂付近の人影が見える。実は最初、御前峰はまだ見えていないと思い込んでいたので、さらに登り続けると間もなく室堂到着。その時点で初めて目の前のピークが御前峰だと知る。室堂に着く少し前から風が強くなり始め、雲も増えてきて日が陰ると寒い。風を避けるため建物の陰に入り昼食休憩とする。山小屋は全て閉ざされており、登山者は皆建物の陰で休憩している。昼食後、ウインドブレーカーを着こんで御前峰に向かう。11時18分に山頂に到着し、写真を撮って少し休憩するが風が強く寒いので、長居はせず、お池めぐりコースに進む。右手に剣ヶ峰、正面に大汝峰を見ながら池を巡る。各池は何とも言えない色をしており荒涼とした山頂周辺の風景とのコントラストが印象的である。せっかくなので大汝峰に向かう。御前峰から先は登山者が減るが大汝峰はさらに減り、山頂には自分ひとりであった。ここから池を従えた御前峰と剣ヶ峰はまた違った印象であり、北方向は金沢市街から日本海方面まで見渡せる。午前中出ていた薄雲も次第に減り、青空の色も濃くなってきた印象である。ここで大休止をして室堂へ向かうが、当初池めぐりコースで戻る予定であったが、時間の関係でショートカットコースで室堂に向かう。御前峰の空も次第に青さが増して室堂では快晴となる。ここから下山となるが、砂防新道入口の吊り橋が通行止めのため、一般的には来た道を戻るしかないが、地図をよく見ると砂防新道が砂防管理用道路と何箇所かで交差するようになっており、交差する場所は登山道が道路をまたぐ形となっているが、中飯場からは砂防管理用道路に出る道があり、この道路を通れば吊り橋を渡らなくても別当出合に戻ることができそうであるので、観光新道を下る他の登山者を尻目に、誰も行かない南竜ヶ馬場経由で砂防新道を下るルートに進む。南竜ヶ馬場に至るルートは2本あるが、展望歩道は30年以上前に来た際に登りで通ったことがあるので、時間の関係もあり距離も短く通ったことのないトンビ岩コースに進む。さすがに誰一人登山者はおらず、山を独占できたような気がして爽快である。トンビ岩から南竜ヶ馬場を見下ろすと雰囲気の良さそうな地塘のある湿原が見える。快調に下っている途中で気が緩んだせいか左足を捻ってしまったが、幸い痛みも少なく歩行にも支障がない。南竜ヶ馬場に着いて、上から見えた湿原は別山方面に少し進んだ先にあることがわかったので、寄り道をする。地塘のあるところまで行く道はぬかるみで歩きづらいが、隠れていた御前峰が姿を現し素敵な光景である。この時点で15時を過ぎていたので、来た道を戻って砂防新道方面へ進む。左手には別山が大きく、思えば以前来た時も次は別山に足を伸ばそうと考えていたことを思い出すが、今回もとても時間がなく次回に持ち越しとなった。砂防新道はとても整備された緩やかな傾斜の道で快調に下山する。途中甚之助避難小屋で登山者1名を見かけたが、どこを通るかプランがあるのだろうか。一休みしてからひたすら下り、予定通り中飯場で砂防管用道路に出て舗装道路を下る。この道路は観光新道とも交差するので、あわよくば途中で観光新道に戻ろうと考えていたが、行きにもそれらしい道はなく、下山時も強引に藪道を進めば出れなくもなさそうであったが、面倒なので遠回りながらも車道を別当出合まで進むこととした。登山の最後の車道歩きは不快ではあるが、日没間際となっていたので車道歩きのほうが楽である。別当出合登山口に17時過ぎに着き、駐車場に戻ったのは17時15分で既に日没していたが暗くなる前に到着。これから木曽まで戻らなければならないと思うと少し憂鬱であったが、紅葉の美しい快適な登山であった。下山後は白峰温泉総湯で汗を流し、木曽に帰りついたのは23時近くであった。
(休憩含むコースタイム)
 駐車場6:35→別当出合6:45→室堂10:17→御前峰11:18→大汝峰12:25→室堂13:34→南竜ヶ馬場14:33→別当出合17:05→駐車場17:15(歩行合計約17km、10時間40分)


Re:荒島岳、加賀白山 - 37期 森山
2016-11-05 00:42:17

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室堂から御前峰

Re:荒島岳、加賀白山 - 37期 森山
2016-11-05 00:44:35

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御前峰から剣ヶ峰(右)と大汝峰

Re:荒島岳、加賀白山 - 37期 森山
2016-11-05 00:45:55

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大汝峰から御前峰(右)と剣ヶ峰

Re:荒島岳、加賀白山 - 37期 森山
2016-11-05 00:48:54

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南竜ヶ馬場と別山(右)

Re:荒島岳、加賀白山 - 32期ほんたお
2016-11-05 22:38:16

荒島岳って、百名山だけど目立たない印象がありますが、山容はかっこいいですね。雲が取れなくて残念ですが。
更に白山も日帰りですか。ま小屋も閉まっていればしょうがないですが。
またまた今回も健脚ぶりを発揮ですね。
これから冬で高い山は行けなくなりそうですが、次回のレポートも楽しみにしています。

百蔵山 - 36期澤田
2016-11-03 22:30:34

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10月30日(日)大月インター手前の百蔵山山頂(1003m)から撮影しました。晴れていれば富士山が綺麗にみえるのですが、今回はガスがかかりみえませんでした。


Re:百蔵山 - 32期ほんたお
2016-11-03 23:19:07

富士山絶景ポイントなのに残念でしたね。
東京の夕方はいい天気でしたが。

日没 - 32期ほんたお
2016-11-03 23:17:56

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今日の夕方は、いい天気でした。

12月忘年会企画 - 32期ほんたお
2016-11-02 14:01:30

12月忘年会企画

日程:12月3日(土)−4日(日)
場所:上野原市鶴川 金井農園(宿泊)

ハイキングプラン: 12/3
1.三頭山から笹尾根・槇寄山を経て上野原 郷原集落 約3時間半
2.生籐山 約3時間
3.陣馬山から陣馬の湯 約2時間半
参加者希望によりコースを組みます。
12/3朝、現地集合-ハイキング-上野原金井農園

忘年会:
12/3 夕方 金井農園集合(上野原駅よりバス、タクシー利用)
夕方前に上野原到着の場合、温泉行の車で日帰り入浴施設と
金井農園への送迎可能。(参加者間での調整)
飲食物の買い出し、持ち寄りにご協力をお願い致します。

宿泊注意事項:
防寒の衣服、寝具(シュラフ)・洗面具持参

参加費用:
交通費・温泉 各自
宴会費用 約3,500円
農園利用料 1,500円

参加申し込み
企画担当 平木宛てにご連絡ください。
  m-hiraki@wine.plala.or.jp makoto.hiraki@gmail.com
  (メールアドレスの@を半角@へ置き換えてください。
   念のため、両方のアドレスへご送信お願いします。)


御嶽山麓 - 37期 森山
2016-10-25 19:48:16

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10月23日(日)に御嶽山麓に紅葉狩りに行ってきました。
最初は国道361号線の九蔵峠展望台に、帰りは地蔵峠展望台に寄りましたが、残念ながら御嶽山頂上は、ほとんど雲がかかっていて一瞬しか見えませんでした。地蔵峠を越えて木曽福島へ戻りましたが、その途中にある「唐沢の滝」の周辺は紅葉が特に奇麗でした。木曽に来た時は是非足を延ばしてみてください。「唐沢の滝」から少し下ると「二本木の湯」という温泉があります。この温泉は天然の炭酸泉で、入浴するとすぐに体中に泡がつく程です。最近都会のスーパー銭湯などで炭酸風呂と称しているものの源泉版で、お湯はぬるめですが私はお気に入りです。ただし、浴室は内湯のみで5人も湯につかればいっぱいになるほどの小じんまりしたものです。
唐沢の滝:http://www.nagano-tabi.net/modules/enjoy/enjoy_67006002.html
二本木の湯:http://www.nihongi-spa.com/

Re:御嶽山麓 - 37期 森山
2016-10-25 19:50:33

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唐沢の滝

Re:御嶽山麓 - 32期ほんたお
2016-10-29 17:45:59

いい感じですね。
いつも、こんな景色を眺めているのですね。
うらやましいです...

塩見岳 - 37期 森山
2016-10-17 01:23:34

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 10月15日(土)は久々の快晴予報であったので、以前から行こうと考えていた塩見岳に鳥倉登山口から往復することとした。このコースは車道歩きが往復で5kmを占めるが、全体で23kmを越えるロングルートなので、日の長い7月初旬に行こうと考えていて行きそびれていた。今は夕方5時半といえば暗くなってしまうので、できるだけ早く出発し、夕方5時には下山することを目標とした。

 朝2時過ぎに木曽の宿舎を出発し、鳥倉林道ゲートに4時過ぎに到着。駐車場は既に8割ほど埋まっていて、これから出発するであろう人たちが何組か車中で過ごしていた。本当は暗い時に歩きたくないが、今日の行程を考えヘッドランプを着けて4時20分に駐車場を出発。鳥倉登山口まで約30分車道を歩いて登山道に入る。鳥倉登山口から三伏峠までは登山道を10分割して表示してあるため目安となる。ヘッドランプを着けて登山道を歩くことなど大学生以来だと思いながらしばらくするとようやく明るくなってくる。10分の6を過ぎてしばらくすると「ほとけの清水」という水場に着く。ここで水を補給し、しばらく歩くと塩見岳から北の南アルプスオールスターが姿を見せる。7時過ぎに三伏峠を通過し三伏山まで登ると快晴の空に目指す塩見岳が朝日のシルエットで聳え、その左裾に白根三山が遥か遠くに浮かぶ。さらにその左には仙丈ケ岳が二等辺三角形の姿で佇んでいる。その右側にあるはずの甲斐駒ケ岳は本谷山に隠れて見えない。北アルプスの白馬連峰から槍・穂高連峰、乗鞍岳、中央アルプス、恵那山と全ての山が雲ひとつない青空で見渡せる。東側には烏帽子岳が這松に覆われた姿で大きく小河内岳への稜線が続く。その奥には悪沢岳と荒川岳が頭を覗かせ、遠く赤石岳から聖岳へ続く峰々までが一望できる。今日は先が長いので本谷山に向かう。この先距離は長くアップダウンはあるものの比較的緩やかな道が多い。本谷山は標識で自撮りだけして先に行こうとした瞬間にデジカメを落としてしまい、画像が異常を示して電源も切れない。電池を抜いて強制終了させて再起動すると、液晶画面の下部5分の1は表示せず、左4分の1は網がかかったようになっている。シャッターは切れるようになったが、画像が正しく記録されるか非常に不安である。駄目もとで表示されない部分の写り方を想像しながら写真は撮り続ける。本谷山から先は樹林帯がほとんどで時々塩見岳が見える程度であるが、歩くにつれて塩見岳が鋭角な姿に変わっていく。権右衛門山を巻きながらゴーロになると、しばらく急坂を登り、這松が現れて間もなく塩見小屋に飛び出す。情報では今日が最終営業日のはずだが、従業員も客の姿も無い。宿泊者が少なければ明日も天気良さそうなので1泊してもいいなと思いつつ(塩見小屋は原則予約なしでは泊まれない。)、少し先の見晴らしのいいところで山頂までの登りに備えて休憩とする。この辺りから見る塩見岳は、手前の天狗岩と本峰がいずれも鋭角な双耳峰のように見える。最後の登りは若干の岩場があるものの、特に危険も無く10時55分に塩見岳西峰に着いた瞬間、東峰の左に今まで見えていなかった富士山が裾野からその全容を遮るものない姿で現わす。記念撮影等を行ってすぐに東峰に移動する。山頂からは、若干霞がかかり始めたものの雲ひとつない360度の大展望である。ここまで登ると中央アルプスの奥に御嶽山の山頂部が頭を出す。富士山は蝙蝠岳への長大で平坦な稜線の奥に裾野からの巨大で端正な姿で聳えている。塩見岳は間違いなく第一級の富士山展望台だと感じる。塩見岳から北に続く稜線は緩やかな起伏で間ノ岳方向に続いている。ふと見ると北から塩見岳に登ってくる人影が見える。装備から見て多分蝙蝠岳を往復してきたのであろう。時間があれば確かにあの稜線は歩いてみたくなる。30分ほど写真を撮ったりしながら大休止し、11時30分に下山開始する。当初考えていた時間より30分早く出発できたので、途中にトラブルでもなければ暗くなる前には下山できる見込みとなる。塩見小屋に戻ると休憩している登山者が思ったより多くいるが、それを横目に先に進む。少し下ると団体さんを始め次々と登山者が登ってくる。恐らく塩見小屋泊りなのであろう。本谷山を登り返す前に休憩して先に進む。途中から見る塩見岳は北面に日が当たり朝とは違う姿となっている。因縁の本谷山を通過して少し下ると、朝には気づかなかったが、富士山が頭だけ見える個所があることに気づく。鞍部まで下り最後の三伏山に登り返す。次第に雲が出てきて三伏山に着くころには日が陰り風も出てきて肌寒い。14時30分に三伏山に着き最後の大休止とするつもりだったが、寒さで短時間で出発する。三伏峠を通過し途中休憩をとりながら16時35分に鳥倉登山口に到着し、車道を約30分歩いて17時10分に駐車場に到着。今シーズンで1番天気のいい日の登山は幕を閉じた。
(休憩含むコースタイム)
鳥倉林道駐車場4:20→三伏山7:15→塩見小屋9:40→塩見岳10:55→塩見小屋12:15→三伏山14:30→鳥倉林道駐車場17:10 (全行程23.3km、12時間50分)
※帰宅後に確認したところ、デジカメの故障は液晶表示のみで、撮影及び記録は正常で一安心しました。

Re:塩見岳 - 37期 森山
2016-10-17 01:27:29

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塩見岳から富士山と蝙蝠岳(右)

Re:塩見岳 - 37期 森山
2016-10-17 01:32:27

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塩見岳から北を望む

Re:塩見岳 - 37期 森山
2016-10-17 01:35:18

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塩見岳から南を望む

Re:塩見岳 - 36期澤田
2016-10-17 22:05:48

いいですね。富士山

Re:塩見岳 - 32期ほんたお
2016-10-29 17:42:26

またまた、凄い健脚ぶりですね!
塩見は高1夏山で行きました。
登山口で1泊、三伏峠で1泊、塩見をピストンして三伏峠で1泊というペースです。3日分を1日で歩いた(駆けた)感じですね。
でも天気が良くて良かったですね!

景信山 - 36期澤田
2016-10-23 20:57:51

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本日小仏よりヤゴ沢沿いの道を歩いて景信山を往復。途中斜面が数十メートルにわたって崩落しており、道は大丈夫でしたが落木に注意して歩きました。山頂の茶店でおききしたところ大雨によるものとのことです。
夕日 - 32期ほんたお
2016-10-16 16:58:53

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10月15日に拙宅バルコニーから撮りました。
丹沢塔ノ岳の向こうに、富士山が頭をのぞかせています。
綺麗な夕焼けの週末は久々のような気がします。


Re:夕日 - 32期ほんたお
2016-10-16 17:10:33

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日の入りの反対側は綺麗な月の出でした。


Re:夕日 - 36期澤田
2016-10-16 19:17:40

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同じ日の午後、ひとりで大倉から塔ノ岳を往復しました。往復とも東名は渋滞、また、大倉はお祭りで駐車場所を探すのに一苦労でしたが、登山中は暑くも寒くもなく、霞みがかっていたとはいえ花立付近からは相模湾方面を一望できました。17時20分頃大倉から帰る際、暗くなりかけの空に大きな満月が光っていました。
霊峰白山 - 17期 山田英暉
2016-10-13 14:10:52


 白山は「加賀の白山」と呼ばれ、石川県のシンボルとなっているくらいだから石川県側から入るのが一般的である。しかし、中京地区に住むと岐阜県側の大白川から大倉尾根を登る平瀬道の利便性が高い。今回も名古屋の友人と岐阜県側から登る計画を立てたが、1週間前の台風で道路が崩壊してしまい、急遽石川県側から登ることにした。

10月9日 別当出会→室堂
 午前4時、雨の西尾市を出発。豪雨の名古屋駅で仲間をピックアップして合計4人で名神、北陸道を経由。石川県の市ノ瀬でシャトルバスに乗り換えて別当出合に9時20分に着いた。
 この頃には雨はほとんど上がったがまだ雲はどんよりと低い。一応雨具をつけて歩き始める。別当出会からの登り道は石川県が登山客を誘導しているだけあってハナマル付きの整備状況である。距離表示付きの丈夫そうな指導標。一人二人では持てないような大きな石を組み合わせた登山道。道幅も1mはあるように思う。
 白山は西暦717年に泰澄大師によって開山され、明年には開山1300年を迎える由であり、今はその喧伝に努めている。長い宗教登山の歴史と石川県観光における白山の重要性が良くわかる。
 室堂の宿泊施設は室堂平という広い平地と水に恵まれたとはいえ、すこぶるつきの立派な山小屋である。収容人員は750人だそうだから日本でも最大級の宿泊施設を誇っている。
 この室堂についたのが13時40分と予定より20分ほど余計にかかった。途中、雨の危険と寒さを避けるため、避難小屋に入ってゆっくりと昼食をとったのが響いたものと思う。昼を過ぎると天気予報通り晴れてきて御嶽山、乗鞍岳まで見渡すことができた。夜が更けるに従ってさらに雲はなくなり、夜中にトイレに起きた時には満天星の空。空が半球形をしており、宇宙にはまんべんなく星がばらまかれていることを思い出した。

10月10日 室堂→御前峰→お池めぐり→室堂→別当出合
 朝食をゆっくり済ませて、7時半に出発。最高点の御前峰からは室堂から見えていた御嶽、乗鞍に加え、穂高、槍から剣まで続く北アルプスの全貌を眺めることができた。今年の夏山は天気に恵まれなかったが、そのうっぷんを完全にはらすことができた。
 頂上で眺望を楽しんだ後はお池めぐり。今秋一番の冷え込みのようで、全面結氷している池もあった。室堂に帰ってきたのが9時半。2時間のゆったりした空身の散歩だった。
 下りは、登りに使った砂防新道は登ってくる登山者とのすれ違いが厄介なので、尾根伝いの観光新道にまわった。この道は白山の御威光が行き届かなかったようで整備状況は普通の道だった。
 下り道では同行者が足を痛め、標準時間よりも2時間半も余計にかかってしまい別当出合着は2時半。それでも何とか無事に東京の家には9時に帰り着くことができた。


Re:霊峰白山 - 32期ほんたお
2016-10-16 17:03:32

金沢に行った際に金色の白山を遠望しました。
天気に恵まれ良かったですね。
東京からだと遠いので、なかなか行けませんが、いつの日にか...



富士山 - 32期ほんたお
2016-10-10 13:39:31

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週末には富士山周辺を徘徊しました。
河口湖でほうとうを食し、忍野八海で大勢の観光客を眺め、山中湖で水陸両用者KABA1号に乗り、朝霧高原から雄大な富士山を眺めた。
西方から眺める富士山は、少しとんがった感じで、真ん中には大沢崩れがある。よく見る富士山とは、ちょっと違った印象がありました。



Re:富士山 - 37期 森山
2016-10-11 22:39:04

富士山はまだ雪化粧していませんね。一度登った山は見る印象が変わると言いますが、私も先日登った鮮烈な印象があるため、写真でも今までと違って実体験と重ね合わせて見るようになりました。

Re:富士山 - 36期澤田
2016-10-12 21:39:45

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10月9日に拙宅玄関前から撮りました
嗚呼 槍ヶ岳。。。 - 36期澤田
2016-10-09 11:38:38

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(写真は槍ヶ岳山荘より10月7日夕刻撮影したものです。)

10月7日(金)休暇がとれたため、前夜発の夜行バスで上高地に5:30着。車中よく眠れず睡眠不足を感じつつも6時頃歩き始める。
朝日に光る明神岳などをみながら横尾山荘に8:00着。快晴の中、登山道に入り清流を見ききしながら歩く。ふと、この夏、森山さんと下った中房川沿いの道を思い出すが、今回の方が数段歩きやすい。
槍沢ロッジに9:30着。事前に電話で確認済みではあったが、リスクヘッジのためロッジの方に「槍ヶ岳に向かう途中、諦めておりて来た場合に宿泊可能か」確認したところ「16:00までに来れば予約なしでも可」との回答を頂く。
再び歩き始め赤沢岩小屋を過ぎしばらくすると、上に向けて岩峰に囲まれた槍沢がまっすぐに伸びている。いい気分だ。数匹のサルの群れがキャッキャッと動きまわっており刺激しないよう静かに歩く。天狗原分岐手前の大岩に11:20に着き休憩。沢を挟んで岩峰を見上げると上部から細く水が流れ落ちている。
再度歩き始めるがハイマツ帯になるあたりからばて始め20歩程度登っては1回立ち止まる。しかし後ろ左手にみえる西岳と思われる山をみると高度を稼いでいることを実感。
岩稜帯に入った頃だろうか穂先、殺生ヒュッテ、槍ヶ岳山荘が一度にみえ「これは頂上まで行ける」という手ごたえを得る。一方で20歩1回のペースは10歩1回にペースダウン。よくあることだが小屋は目の前なのになかなか距離が縮まらない。
ようやく殺生ヒュッテとの分岐を過ぎるが足を前に出すのが精一杯になり、岩上ペンキ文字「槍ヶ岳200m」あたりからは3歩に1回腰を下ろすようになってしまった。やっとの思いで15:00に槍ヶ岳山荘に着き椅子に腰かける。頭痛、吐き気等高山病特有の症状はないものの、緊張の糸が切れたためか今度は眠気が襲ってくる。この時点で穂先は控えるべきと判断。眠り込んでもいいように夕食なしで宿泊手続きを済ませ床に入った。
人の話し声で目が覚め時計をみると日暮前。熟睡したためか一定の回復を感じ外に出る。強い風が吹き周辺からはガスが上がっている。穂先の下まで行き真上に聳える姿を目に焼き付けた。
小屋に戻り多少の食欲も出たため、どんべえのきつねと紅茶を注文。身にしみるようにうまい。
小屋の受付前のスペースではドコモの携帯が通信可能。(外ではau、ソフトバンクとも可能な模様)釜田先輩からの着信履歴に気が付き折り返す。電車内とのことだったので槍ヶ岳山荘にいる旨お伝えし翌日かけ直してご用件をおききすることとするが、お声をきけただけで何だかホッとした。
小屋を「探検」したあと、天気の悪くなりそうな明日に備え更なる回復に向けて再び床に入った。2段ベットの上段、6人程度のスペースに4人だったので寝心地は良かった。

10月8日(土)
夜中、眠っている中でもゴーゴーという風と小屋の揺れる音がきこえる。
4:30頃床を抜け出し下山の準備。5:30から朝食。通常の和食だがむちゃくちゃうまくしっかり食べる。昨日お願いしておいた昼食用の弁当(中華ちまき)をもらう。
6:00過ぎ、外に出ると穂先はガスでみえない。雨具を着用。停泊も視野に入れつつ、まずは「槍ヶ岳200m」のペンキまで行ってみることとする。
20m程度の視界の中に何人かの下山者。断続的な小雨。無風状態。意識のどこかで「突風の発生」を警戒しつつ落石に留意しながら、慎重かつ早めに足を前に進めることとする。途中4羽の雷鳥。昨日の猿とは違う意味で刺激しないように歩く。
天候に変化はなく殺生ヒュッテ、ヒュッテ大槍との分岐を経て岩稜帯を過ぎるとガスはなくなり眼下に槍沢が広がった。一時的に陽も差し昨日とは異なる幻想的な風景である。天狗原分岐で景色を目に焼き付ける。ここから赤沢岩小屋までは風が強かった。
赤沢岩小屋を過ぎてから、昨日は気が付かなかったが数多くの葉が赤や黄色に色づいている。若干の調整以外は休むことなく歩き8:20頃槍沢ロッジに着き休憩。弁当の中華ちまきをつまんだ。
ロッジからは滑ったりしないようゆっくり歩く。昨日陽に輝いていた清流は、今日は雲の中、違った彩りをみせている。10:30頃横尾に着いた。
徳沢ロッジを過ぎてからかなり強い雨が降り始め、はずしていた雨具を再度着用。明神館は雨宿りの人たちで一杯。13:30頃だったか上高地に着いた。

新島々から松本行きの電車の中で、体力過信、夜行バスで眠るための工夫の不足、予備日・資金等は充分な余裕で用意したつもりだが、天気下り坂の中、宿泊を伴う入山は控えるべきだったか、など様々な思いが湧く。これらを糧にしてどこかでもう一度無理のないレベルでトライしたく。

(中央線車中で7日の晩に頂いた森山さんからの返信メールに気が付くが、スマフォの調子が悪くなり返信できず残念。)








Re:嗚呼 槍ヶ岳。。。 - 32期ほんたお
2016-10-10 13:47:14

槍の穂先に行けなかったのは残念ですが、
槍は眺める山だと思います。その点では目的は達成かと。
槍まで一気に上がれば、バテますよね。この山域ですと日程に余裕が欲しいですよね...


Re:嗚呼 槍ヶ岳。。。 - 36期澤田
2016-10-11 21:36:12

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ご返信有難うございました。穂先には行けませんでしたが充実した2日間を過ごせました。これからしばらくは奥多摩や丹沢方面などを考えようと思います。


Re:嗚呼 槍ヶ岳。。。 - 37期 森山
2016-10-11 22:32:34

行きは槍沢ロッジまで3時間半で着くとは…。登りのほうが下りよりハイペースだったのですね。金曜日は素晴らしい天気でしたが、土曜日は木曽も終日雨模様でした。連休は下呂温泉で家内とのんびりして帰りに野麦峠経由で自宅へ帰りましたが、途中御嶽山の展望のよいはずの道路でも山頂は雲に隠れて見えず、また、山腹あたりの紅葉はまだ少し早い状況でした。昨日今日と冷え込みが強くなってきたので、もう少ししたらいい感じになるのではないかと思います。
鉄砲木の頭 - 32期ほんたお
2016-10-10 13:23:03

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先週ですが、鉄砲木の頭(1291m)に行きました。
三国峠までバイクで上がり、登り15分、下り10分です。
ススキの草原が銀色に輝いて、秋色でした。

富士山 - 37期 森山
2016-10-02 22:58:24

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 夏休みを消化するため9月28日に休んで塩見岳か甲斐駒ケ岳に行く予定をしていたが、その日が近づくにつれ天気予報が悪化してきたので、当日天気が持ちそうな山域を探していたところ、富士山周辺は比較的天気が持ちそうだったため、富士山に行くこととした。コースは富士宮口5合目から登り、御鉢巡りの後御殿場口ルートを下山し、途中から宝永山経由で富士宮口5合目に戻る周回ルートとした。

 9月28日(水)は前日飲み会で夜8時過ぎまで飲んでいたため、酒が覚める時間を考慮して5時前に車で赴任先の木曽を出発し、富士宮口5合目には8時20分頃に到着。天気は青空も出ていたが風が強く、上部は霧に覆われていたので、登るかどうか考えていたが、しばらく登ってみて山頂に行くのが無理そうなら途中から御殿場口方面に移動して宝永山だけ登って帰ってくればいいという気楽な気持ちで準備を整え、8時35分に出発。風が強く細かい砂が舞う状況であったが、下方の視界は開けて富士市方面や遠く伊豆半島、西には南アルプスも確認できる。6合目からの登山道は立ち入り禁止となっているが、小屋を回り込んで入れるため、そちらから登り始めてしばらくすると宝永山が頭を見せる。新7合目を過ぎると次第に霧が深くなり風も強さを増して、髪の毛や服に霧が当たると濡れるようになってくる。7合目で最初の休憩をとり、高校山岳部時代に買ったICIのヤッケを着込んで出発する。そのうち突風が吹きつける状態となってきたため、一旦は下山しかけたが、せっかくなので御殿場口ルートに移動して宝永山経由で下山するルートを地図で再確認すると、そちらには8合目まで行かないと移動できないため、思い直して8合目までのつもりで再度登り始める。登るにつれ風と霧はひどくなる一方であったが8合目は30分ほどで着いてしまったため、だんだん欲が出てきてそのまま登り続ける。9合目に着く頃は霧雨状態で全身が濡れてきたため、萬年雪山荘の陰でカッパを着込む。登山を再開してから今までカッパを着て歩いたことはなかった(雨の日は歩かなかった)ため、30年ぶりぐらいの雨具着用での登山となる。この先登っても視界が開ける希望はなさそうであったが、今さら引き返すのも悔しいし完全な雨降りでもないため、山頂を目指して登り始める。強風に煽られながらも1時間弱で頂上浅間大社奥宮に到着し、そのまま剣ヶ峰方面へ歩き出すが、今までとは比べ物にならないぐらいの風が正面から吹き付けてきて道は平らなのに一歩進むのに気合を入れないと進めない。やむなく岩陰に隠れて休憩をとる。あと200mで剣ヶ峰の山頂に着くのにここで引き下がれないと思い、再度歩き出すが風で飛ばされそうになる。道幅が狭ければとても歩ける状態ではないが、幸い道幅は十分あるため、身をかがめたり立ち止まったりしながら最後の登りを登りきり、13時15分に未踏の富士山、日本最高点に到達する。当然視界は利かないが、建物の影は嘘のように風がない場所があり、そこで休憩してパンをかじるが、寒さで顔がこわばりうまく顎が動かせない。山頂の記念写真を撮って早々に下山を開始する。これまでは西風が強く吹いていたため、少しでも東側に回り込む御殿場口ルートの方が風が弱いのではないかと考え、御鉢巡りは諦めて銀明水経由で御殿場口ルートに入る。下るにつれ頂上付近より風は弱まってくるが、霧は相変わらずである。8合目で小休止してさらに下り、砂走りに入る頃からは雨が当たってくるが強風に乗ってくるため痛い。砂走りは噂通り一歩で大きく進めるが、最初は慣れずに普通に下っていたら腿筋が音を上げてきたので、踵で踏みつけて歩くようにしたら楽に下れるようになる。途中から宝永山に向かう道に入り、しばらく歩くと宝永山に到着。いくらか下方の視界が開けたと思ったら、一気にガスが晴れて今日初めて富士山が山頂までその全貌を見せる。巨大な宝永火口が急峻な火口壁とともに圧巻の様相で目の前に広がる。はるか眼下には御殿場口ルート脇にブルドーザーが作業をし、さらに下へと巨大な砂の斜面が続く。今日一日のご褒美が最後の最後に出現し、夢中でシャッターを切るが雨がレンズにあたってきれいな写真はなかなか取れない。この先のルートを見通すことができたので、宝永山を後にする。火口に下り少し登り返してトラバース気味に進むと富士宮口6合目に到着し、そこからは朝通った道を通って5合目登山口を経て16時10分に車に戻る。その頃から雨が本降りとなり、富士山は再び深い霧の中に沈んでしまった。
(休憩含むコースタイム)
富士宮口5合目8:35→7合目10:10→9合目11:31→剣ヶ峰13:15→宝永山15:06→富士宮口5合目16:10
※シーズンオフの富士山は途中の道標が撤去されているようで、特に御殿場口ルートはブルドーザー道と登山道が交錯したり登山道と下山道が分かれていたりするので、霧の時は地図でよくルートを確認しないと想定外の方向へ行ってしまう危険があると感じた。

Re:富士山 - 37期 森山
2016-10-02 23:02:24

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宝永山と宝永第一火口

Re:富士山 - 32期ほんたお
2016-10-03 12:51:51

せっかくの初登頂で山頂からの眺望が得られなかったのは残念でした。
それにしても、またまた凄いピッチですね。
山渓サイトで調べた、御殿場口から剣ヶ峰往復のコースタイムで10時間10時間、更に宝永山経由なので+アルファ。
そこを7時間7時間弱で歩いてしまうとは!
これはリベンジですかね...



Re:富士山 - 37期 森山
2016-10-03 20:39:32

今回の富士宮口5合目からの周回行程は「山と高原地図」のコースタイムでは9時間弱です。展望も利かないため、ただ黙々と歩いていました。宝永山からは少し展望が開けたので写真を撮りながら歩いていました。富士山は一度登ればいいと思っていましたが、山頂からの景色は見てみたいので、またいつかリベンジしたいと思っています。


陣馬山 - 36期澤田
2016-10-02 21:31:39

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冠雪したと耳にした富士山の雄姿を拝見したくなり、本日、陣馬高原下から陣馬山を往復。天気は良かったのですが残念ながら雲がかかり富士山はみえませんでした。写真は生藤山、大岳山方面です。

下山途中、数歩先を歩いていた女房が「黒いナントカ」と驚いたため、脇の斜面に目を向けると数メートル先で一目でカモシカとわかる動物が結構鋭い目でこちらをみている。こんな都会に近い低山にもカモシカ。それにしてもイノシシではなくてよかった。。。



Re:陣馬山 - 32期ほんたお
2016-10-03 12:46:51

いやいや、熊でなくて良かったです。
陣馬山にもカモシカっているんですね。びっくりです。
ラッキーでしたね。

平ケ岳 - 17期 山田英暉
2016-09-26 14:00:21


 群馬、新潟、福島の3県にまたがるような位置にある平ヶ岳にはいくつかの登山ルートがある。
 最もオーソドックスな登り方は、福島県側の鷹の巣から長い長い尾根を登って平ヶ岳に至る全長20km、標高差1300m、13時間のルートである。かつてはこの長いルートしかなかったので平ヶ岳は多くの登山者から敬遠されていた。
 第2の登り方は鷹の巣にある平四郎小屋に泊まると、新潟県側の中ノ岐川の中ノ岐登山口まで車で送ってくれる。これにより登りは3時間くらい短縮できる。これで平ヶ岳もだいぶ身近な山になった。
 第3のルートは、新潟県側の銀山平温泉に泊まって中ノ岐川の中ノ岐登山口まで車で送ってもらううえに、登山開始から7時間後に車が迎えに来てくれる。したがって登山の時間は7時間弱というところ。これにより平ヶ岳はポピュラーな山になり下がった。
 第4のルートは、雪山の季節に限定されるが、尾瀬ヶ原からスキーで尾根伝いに登る方法である。
 約40年前に第4のスキー登山を試みたが、見事に失敗してしまった。これがトラウマとなって平ヶ岳から遠ざかってしまった。しかし、日本百名山に入っている以上いつまでも放っておけないので、今年は登ろうと思っていた。
 友人は、第2の方法である中ノ岐登山口まで車で送ってもらっても良いが、平ヶ岳から鷹の巣までの尾根筋は、秋の紅葉の時は特に絶品なので下りは鷹の巣まで歩くべき、と進言してくれた。とわいえ、自らの年齢とこの頃の天気の悪さを考えると短時間で勝負をつけてしまった方が良さそうなので、今回は最も安直な第3の方法、すなわち中ノ岐登山口まで往復車の送迎付き実働7時間のコースを選ぶことにした。
 登山の前日は東京をゆっくり出発、銀山平温泉の湖山荘に入ったのが午後3時。立派な日本旅館で、次の間つきの部屋。食事も十分。それでいて料金は送迎バスの料金も含め13,110円。極めてリーズナブルなところである。

9月24日 平ヶ岳往復
 午前4時、まだ真っ暗な時間に旅館からミニバスが発車。5時10分に中ノ岐登山口に到着。トイレもあり、立派なバス停である。
 5時20分には歩き始める。前夜まで雨が降っていたので足元は緩んでいて滑る。平ヶ岳は平坦な山なのでその名がついているが、車で林道をギリギリの奥まで乗り付けてから登りにかかるのでかなりの傾斜である。
 我がパーティーは4人であるが、同宿で同じバスに乗っていたのは合計16人。この人たちが同時に登り始めるわけだから抜きつ抜かれつの登山になる。中にはぺちゃくちゃ余計なことを大声で話しながら登る連中があり腹が立ってきた。この連中と距離を置くのに我々が遅れるわけにいかないので、自然と懸命に登り続ける。玉子石(大きな岩の上に殆ど球形の大きな石が乗っている。まるで恐竜が巣に卵を産みつけたようだ)に2時間半で到着。急坂はここまで。ここから頂上までは平らな平ヶ岳らしくのんびりゆっくりした登りで概ね3時間半で頂上に立つことができた。
 平ヶ岳は近くの苗場山と比較されることが多い。苗場山の頂上よりも平坦でどこが頂上だかよくわからない。ただ、池塘のスケールは苗場山より格段に小さい。
 眺望は尾瀬ヶ原や奥只見湖に雲海が広がり、周囲の山は頂上部分がすっぽりと雲に覆われていた。それでも今年初めて雨具をつけないで頂上に立つことができた。今回は恵まれていたというべきであろう。
 下りは急いで下りてもバス停で「全員集合」を待つので、池ノ岳の姫池辺りで草紅葉を楽しんだりしてゆっくり時間をかけて下山。それでも11時半にはバス停についてしまった。幸いにして乗客全員が揃ったのが12時だったので予定を30分ほど早めて出発してくれた。
 後はいつもの通り、温泉で汗を流して東京へ。関越自動車道は土曜日とあって東京に近づくにつれて渋滞したがまずまず無事に帰り着くことができた。


Re:平ケ岳 - 32期ほんたお
2016-09-27 12:42:22

平ヶ岳って奥深いですが、送迎バスがあるのですね。
これを使わない手はないですね!
ところで百名山で未踏は、あとおいくつなのでしょうか?
全頂制覇を達成して欲しいです!


Re:平ケ岳 - 17期 山田英暉
2016-09-28 10:14:39

百名山踏破には、あと越後駒ケ岳、妙高の火打山と皇海山の3山です。来年は75歳になるのでそれまでには終わらせたいと思っています。

Re:平ケ岳 - 37期 森山
2016-09-29 22:44:14

いつも投稿を拝見しています。精力的に登山されているご様子は本当に素晴らしいと思います。百名山あと3山とはすごいですね。私も秘かに百名山を狙っていますが、未踏の山の中に幌尻岳と宮ノ浦岳があるため、現役のうちに達成するのは厳しいかなと思っています。

Re:平ケ岳 - 32期ほんたお
2016-09-30 09:03:38

山田さん、残すところ3座、時間の問題ですね。
達成時には盛大にお祝いですね。

森山さんは、あと何座ですか?

私は数えてみまたら44座登頂済みでした。
120歳頃には何とかなりそうです...



Re:平ケ岳 - 37期 森山
2016-10-02 08:59:09

9月28日に富士山に登り、百名山85座となりました。残りはアプローチが長いところばかりなので、まだまだ時間はかかりそうです。

Re:平ケ岳 - 32期ほんたお
2016-10-02 12:03:02

残すところ15座。そこまでくると達成したいですよね。
期待しています。
富士山のレポートもお待ちしてます。

OB会10月山行、11月山行 - 32期ほんたお
2016-09-22 15:58:39

OB会10月山行、11月山行の日程が決まりました。

■OB会10月山行のご案内 〜南八ケ岳 赤岳〜

クラッシック ルートを辿って、南八ケ岳東面の偵察山行
日程:10月22日(土)-23(日)
場所:南八ケ岳 赤岳
行程:10/22(土) 県界尾根−赤岳(展望荘 泊)
   10/23(日) 赤岳−真教寺尾根
http://chitosesangaku.web.fc2.com/news20161022.html

■OB会11月山行のご案内 〜北八ヶ岳 北横岳〜

初冬の北八ヶ岳ハイキングと蓼科リゾートで温泉とフランス料理・地ワインを楽しむ山旅
日程:11月19日(土)-20(日)
場所:北八ヶ岳 北横岳
行程:11/19(土) 蓼科ロープウェイ山頂駅−雨池峠−三つ岳−北横岳−山頂駅(蓼科ブランシエラ 泊)
http://chitosesangaku.web.fc2.com/news20161119.html

■参加申し込み:企画担当宛てにご連絡ください。
  m-hiraki@wine.plala.or.jp makoto.hiraki@gmail.com
  (メールアドレスの@を半角@へ置き換えてください。
   念のため、両方のアドレスへご送信お願いします。)

ふるってご参加下さい!


雨飾山(雨飾温泉から周回) - 37期 森山
2016-09-19 21:35:28

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 9月17日からの3連休は、秋雨前線と台風の影響で曇りか雨の予報だったが、辛うじて17日の土曜日は夕方までは天気が持ちそうな状況だったので、アルプスではなくコースタイムの比較的短い雨飾山に行くこととした。就職して間もなく長野県側の小谷温泉方面からのルートは登ったことがあったので、今回は新潟県側の雨飾温泉から薬師尾根を登り、帰りは海谷山塊の鋸岳方面に稜線をたどり、鞍部から雨飾温泉に下る周回ルートとする。
 9月17日(土)朝4時40分に車で自宅を出発し、6時25分に雨飾温泉駐車場に到着。他に駐車車両は1台もない。目の前には海谷山塊の鋸岳〜鬼ヶ面山〜駒ヶ岳の岩峰が聳える。準備をして6時30分に出発。登山道に入ってすぐの「千代の泉」で水を準備して登り始めるが、いきなりの急登が薬師尾根まで30分ほど続く。薬師尾根もなだらかとは言えないが、所々傾斜が緩み「一ぷく処」という看板で最初の休憩をとる。その後しばらく急登が続くが尾根を巻くようになると程なく中の池に着く。ここまでで約2時間、地図ではこの先も急登が稜線まで続いている。途中晴れ間も見えたりするが、概ね曇天で天候が心配なため先に進む。この先は最近登山道の整備を行ったようで石が階段状に積みなおしてあるが、必ずしも安定した積み方となっていないため少し登りにくい。また、この先も含めてこのルートは傾斜がきついうえに道が直線的につけられているところが多いため、高度を稼ぐのも早いが、力で登らなければならない場所も多く、何より苔のついた石や木の根で滑りやすいので登りでも気を遣う。今日はこの道を戻らないが、下りで使う際はさらに気を使うことになりそうである。8時45分に稜線に飛び出すが、そこはちょうど窪地のようになっており、来た方向しか視界が開けない。小休止してから出発すると行く手に雨飾山、左手には金山が扇のように広がり、その左手奥には火打山と噴煙を上げる新潟焼山が顔をのぞかせる。稜線から約20分、9時50分に雨飾山山頂に到着。天気は曇天であるが視界は良好で、白馬連峰から遠く槍・穂高連峰まで見渡せる。糸魚川方面は曇天のため日本海は白っぽく陸地との境界ははっきりしない。登っている間中見えていた海谷山塊は今は見下ろす位置にいる。紅葉にはまだ早く、ほんの一部赤くなっている葉もある程度である。昼食と写真撮影などをしている間に南側から霧が吹上げ始めたので、雨が降る前にと10時15分に下山開始。登ってきた分岐を過ぎて笹平に到着、ここから金山方面に進むが、分岐を過ぎた途端に明らかに通行者が少ないとわかる草の生えた道となる。何故この道を選んだかと言えば、できるだけ往復登山としたくないという理由のほか、往復よりも距離が長い分、地図上は傾斜が緩く見えたからであったが、この考えは甘かったことを後で思い知らされる。金山への分岐である大曲りまでは滑りやすいことを除けばさほど問題なかったが、分岐から先は地図では表されていない細かいアップダウンがある尾根上をほぼ忠実にたどる道で、時に怪しげなロープやはしごの下りもある。何故このルートが破線で記載されていたかを思い知らされ滑りやすい道に苦戦しながら鋸山との鞍部にたどり着く。ここからは山腹を巻くようにつけられた道を下っていくが、途中から岩ゴロで草に覆われた足元がよく見えない道となり、何度か滑って転んだり尻餅をつきながら進む。濡れた草で膝下がびしょ濡れになりながらようやく尾根を下る道となり先が見えてくる。程なく雨飾温泉の赤い屋根が見え、砂防工事の脇を通って駐車場に着いたのが13時30分、10台ほど止められる駐車場はほぼ埋まっていた。せっかくなので秘湯の雨飾温泉で入浴したが、洗い場もない3〜4人入ればいっぱいになりそうな小ぶりの内湯である。玄関から外にでれば「都忘れの湯」と名のついた露天風呂もあるが、そちらは覗いただけで済ます。さっぱりした体で帰路に就いたと同時に雨がぱらついてきた。山は既に霧に覆われており、ちょうどいいタイミングで山頂にいたなと思いながら帰宅した。
(休憩含むコースタイム)
雨飾温泉6:30→中の池8:40→雨飾山9:50着10:15発→笹平(金山分岐)10:35→大曲り10:56→鋸岳との鞍部12:15→雨飾温泉13:30


Re:雨飾山(雨飾温泉から周回) - 37期 森山
2016-09-19 21:37:11

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笹平付近から雨飾山

Re:雨飾山(雨飾温泉から周回) - 37期 森山
2016-09-19 21:39:08

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雨飾山頂から金山、左に火打山と新潟焼山

Re:雨飾山(雨飾温泉から周回) - 32期ほんたお
2016-09-19 23:19:17

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雨飾に自宅から日帰り出来るとは!
以前行った時は、コースは違うが、急登でバテました。

確かに3連休の土曜は夕方まで雨が降らなかったですね。
この日は、バイクで相模川を平塚漁港まで下りました。
腰痛くて山には行けないので、ちょっと出かけるつもりでしたが...

穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 20:46:40

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9月1日に私用で休む予定だったため、残っている夏休みを消化する意味もあり、週末にかけて小屋泊まりで山へ行くこととした。行き先はいろいろ考えたが、今まで行きそびれていた穂高連峰を縦走し、時間に余裕があれば槍ヶ岳まで足を延ばす計画とした。幸い、台風通過後の8月31日以降は台風一過の晴れ間が続くとの予報であったため、上高地から入って前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳と回り、大キレットを超えて槍方面へ進むか、涸沢経由で下山するかは2日目の調子を見ながら決めることとした。初日は自宅を11時頃しか出発できないため岳沢小屋泊とし、2日目は歩行状態により北穂高小屋に泊るか南岳小屋まで足を延ばすかを判断することとした。3日目は前日の宿泊場所により、北穂高岳小屋泊りの場合は大キレットを越えて南岳から天狗原経由で下山するか、涸沢からパノラマコース経由で下山するかの選択とし、南岳小屋泊りの場合は槍ヶ岳経由で下山するという予定とした。初日の岳沢小屋(私の記憶では昔は「岳沢ヒュッテ」という名前だったが、その後雪崩で倒壊して今の小屋になった、ということを知った。)は予約が必要とのことで予約し、2日目は北穂高小屋と南岳小屋を重複して予約した。

9月1日(木) 11時過ぎに車で自宅を出発し、12時30分頃に沢渡駐車場に到着。準備を整えて上高地行きシャトルバスの発着する沢渡バスターミナルで往復乗車券を買う。駅員に帰りが遅くなってシャトルバスがなくなった場合はどうするか聞いたところ、間に合えば路線バスに乗れば切符は使えること、切符はシーズン中有効であること、バスがなくなれば払い戻しできることを確認した。ちょうどシャトルバスは出たところで、12時49分の路線バスに乗車して上高地には13時20分頃に到着し、一服しながら準備を整えて出発する。さすがに平日で河童橋も空いていて天気も上々、梓川越しの奥穂、前穂もバッチリ見えてお決まりの写真撮影を行う。梓川右岸の遊歩道が木道に変わり、これを抜けてしばらく歩くと、程なく岳沢分岐に着く。思えば穂高連峰は、30年以上前に秋の涸沢から入って岳沢に降りる今回と逆ルート計画で、当時はテントを担いで涸沢までは行ったが、生憎の雨降りで歩く気もせず早々に撤退して以来、再訪の機会を逃して今となってしまったことを思い出す。ここから先は初めてのルートで、いよいよ穂高連峰に足を踏み入れるという何とも言えない気分と、今晩の山小屋が混んでいないことを願う気持ちが交差して妙な気分である。何せ昨年笠ヶ岳小屋に泊った時は1枚の布団に2人という初めての経験(私はこれが嫌で山登りを復活して以降もメインを日帰りとしている最大の理由である。ちなみに今はテントを持っていない。)がトラウマとなっており、山小屋を予約して以降も混雑具合をずっと気にしていたのである。そんな考えも登るにつれ薄れていき、上高地を出てから1時間半ぐらい歩いて、そろそろ一休みしようかと考えていたころ、前方にダブルストックで今にも死にそうな息遣いをしながらヨタヨタ登っていく明らかに70は超えているが服装は今時の登山者風の背中が完璧に曲がった婆さんに追いつく。余程、人に迷惑かける前に下山しろと言いたくなったが、山の気分を味わいに岳沢小屋まで行くのなら問題ないかと思い、自分は休憩に入る。休憩後約1時間で岳沢小屋着。早々に受付をして指示された部屋に入る。岳沢小屋は管理棟と宿泊棟が別棟で外を通らなければ行き来できないようになっている。部屋は8畳くらいで11人分の布団セットが置いてある。敷布団は通常の4分の3ほどの幅であるが、1人1枚は使えそうで安心した。夕食まで外で暮れてゆく上高地や西穂、吊尾根方面を眺めたり写真を撮ったりと、久しぶりに山中でのんびりした時間を過ごす。生ビールを売っていたので飲もうかとも思ったが、かなり空腹で飲むと悪酔いしそうだったので我慢。夕食後早々に寝ようと布団にもぐりこむが、豪快ないびきをかく人のため、なかなか寝付けない。消灯後、外で明日の好天を期待させる満天の星空を眺めながらしばらく過ごして、部屋に戻り就寝。
(休憩含むコースタイム)
上高地13:25→岳沢風穴14:15→岳沢小屋15:40

9月2日(金) 今日は穂高連峰縦走の日である。昨日雲で山頂部が隠れていた乗鞍岳が雲の上に出ている一方、上高地は霧に沈んでいる。9月になったとは言え、相当な暑さを予想し、水を3.5リットルも持ったため、ザックがずしりと重い。昔は違ったが、最近は岩場が出てくると歩行ペースが乱れてバテ易い傾向がある。今日の行程は岩場が多いため、どのくらいのペースで歩けるかは歩いてみないとわからないが、一応コースタイムどおりの時間はかかることを念頭に置いていたので、気持は北穂高小屋泊まりに傾いている。5時40分に小屋を出発して30分ほどたったころ、昨日途中で追い越した背中の曲がった婆さんが息も絶え絶えにダブルストックで上がっていくではないか。何時に出発したのかは知らないが、本当に登るつもりなのかと少々驚いたが、脇をすり抜け先に進む。急勾配の岩場を登る道はどんどん高度を上げていき、奥穂高岳が手の届きそうな距離に近づいてくる。カモシカの立場、雷鳥広場で休憩をとって8時前に紀美子平に到着し、すぐに前穂の往復に向かう。途中で吊尾根越しに涸沢岳、北穂高岳と槍ヶ岳が姿を見せ、約25分で広い前穂高岳山頂に到着。360度日本中の高山は全て見えているのではないかという大展望が広がる。15分ほど展望や写真撮影を堪能して下山開始。紀美子平で最近昼食のお気に入りの十勝バタースティックをかじってから奥穂高岳へ向かう。吊尾根から見る前穂高岳は北尾根を従えて鋭角な山容に見える。それにしてもさすがに平日のため人は少なく、すれ違いも苦になることはない。南稜の頭を過ぎて、ほどなく奥穂高岳山頂に到着、北アルプス最後の百名山に登頂を果たす。今まで写真でしか見たことがなかったジャンダルムが目前に絶壁を従えて聳え、皆が行きたがるのも納得できる。自分は今回の山行が無事に終了して自信がつけば行くかもしれないが、今回はパス。せっかくなので奥穂山頂のケルンに登って記念写真を撮ってもらう。それにしても平日だからという事もあるかもしれないが中高年の登山者の多いこと。特におばちゃんは元気で、もしかしたら一番山を楽しめているのではないかと思えるぐらいである。2回目の昼食も含め25分ほど滞在して先に進む。高度を下げるにつれジャンダルムがますます高く聳えてくる。穂高岳山荘は通過して涸沢岳に向かう。涸沢岳山頂で12時少し前、北穂まではコースタイムでまだ約2時間かかることから、この時点で大キレット越えはあきらめ、南岳小屋にキャンセルの電話を入れる。それにしてもドコモ携帯は良くつながるものだ。涸沢岳から先は一般コースとしては難度が高いと言われているため、山頂で休憩後気合を入れて出発する。噂の下降点はいきなりの急傾斜の鎖場で石を落とさぬよう慎重に下る。技術的にはさほど問題はないが、ザレ場やホールドの石が浮いていたりと気を使うコースである。涸沢コルまで下れば後は登るだけである。この辺りから下りで右ひざの違和感を感じ始めるとともに、だんだん頭痛がしてくる。寝不足ということはないが、高所に居るせいかもしれない。ゆっくりと北穂ドームに向けて登るが、次第にガスがまく時間が増えてくる。その合間に滝谷の絶壁が垣間見える。ようやく南峰近くまで登ったと思ったら涸沢から北穂南稜を登ってくる道に向けて一旦下り、北峰に向けて最後の登りを喘ぎながら登る。14時30分に北穂高岳山頂に到着したが、ガスがまいて遠望が利かない。早々に北穂高小屋へ行き、受付待ちをしていたが、ここでも生ビールが目に付いた。頭痛はしていたが少し良くなったような気がしたので、せっかくという気持ちもあり注文して飲んだら、やはりうまい。でもこれが後で響くこととなる。受付のときに「今日は混んでいるので2枚の布団で3人です。」と言われたので心配になったが、割り当てられた場所は蚕部屋の上段の布団2枚しか敷けない場所で、布団は普通サイズだったので、すごく狭いということはなさそうで少し安心した。後はどんな人が横に来るかだけが心配だったが、横に来た人は、よく見れば昨日岳沢小屋でも横に寝ていた人だった。そのうち先ほど飲んだビールがだんだん効いて頭痛が再発し、食欲も湧かなかったので食事は最後でいいと思い、横になって過ごしていた。そのうち、夕食を済ませろと小屋番が呼びに来たので食堂へ行くと、イスとテーブルは幼稚園用のものかと思うほど狭く、身動きもとりにくいほどである。食欲も頭痛のため今一つで、おかずはおいしかったがたくさん食べられない。後で空腹にならない程度に食べて外に出る。大キレット方面を見ていると、暗くなってきているのに登ってくる人がみえる。明日はどうしようか考えていると、新たに台風が発生して午前中は大丈夫だが夜には天気が崩れるとの情報が入る。相変わらずガスがまいて風も強く眺めは期待できないため、明日の行程は起きた時点の天気で決めることとし、早々に寝床に戻り横になる。寝床は3階の上段という熱気が全て集まる場所であったため、人いきれで暑くて長袖など着ていられない。寝苦しさでなかなか寝付けないが、疲れたせいもあり、いつの間にか眠りについていた。
(休憩含むコースタイム)
 岳沢小屋5:40→前穂高岳8:25→奥穂高岳10:40→涸沢岳11:55→北穂高岳14:30

9月3日(土) 朝起きたら既に4時半を過ぎており、皆準備を始めている。天気はどうかと外へ出てみると少し明るくなり始めており、雲の動きはあるものの雲海が広がっていた。日の出を写真に撮るため山頂に行き御来光を待つ。山頂での御来光は1年ぶり、常念岳の右上から太陽が顔を出す。槍ヶ岳、穂高連峰が赤く染まり、神々しい風景が広がる。これがあるから山はやめられないと改めて思いながら過ごしていると、小屋番が朝食を済ませろと呼びに来たので小屋に戻る。頭痛も軽減していたのでしっかり食べて今日の行程をどうするか考えるが、大キレットさえ超えれば多少天気が悪くなっても下山するだけなので問題ないと判断し、槍ヶ岳は省略して南岳から天狗原経由で下山する行程とした。何故か気持ちに余裕が出たためのんびり準備し、6時30に出発し大キレットに向かう。急傾斜の斜面を下っていくと、ちょうど南岳から来る者と時間が重なるようで何組もすれ違う。しばらくして、若者男子3名のパーティーに追いつく。追い抜く場所もなくしばらく追随するが、真ん中を歩く子が明らかにビビっていて遅々として進まない。飛騨泣きを越えたところでようやく道を譲ってもらい先に進む。A沢のコルで休憩後、長谷川ピークを進むが、特に問題もなく通過し、南岳への取り付き直下で休憩。飛騨泣きから南岳間は難所でのすれ違いもなく順調に進み、出発して約3時間で南岳山頂に到着。しかし、残念ながらガスがわいて槍ヶ岳方面は中岳までしか見えない。しばらく待っていると槍ヶ岳がガスの間から垣間見えるが一瞬で見えなくなる。後は下山のみであるが距離が長いため、軽くパンをかじってから天狗原に向けて下山を開始する。この下りでは、昨日から違和感のあった右膝が痛み始め、ゆっくりでないと歩けず時間が短縮できない。途中何度か槍ヶ岳が見えるが、全貌が見える時間はわずかであった。その一方、大天井岳方面はくっきりと見えるようになり、青空を背景にしたコントラストが素晴らしい。天狗原からの槍ヶ岳はよく写真で見る風景であるが、実際に行くと槍ヶ岳の大きさは写真では実感できないことがわかる。天狗池の逆さ槍ヶ岳は水面がやや波打っているため奇麗には写らないが、一応それらしく写っている。この時点で11時半前、シャトルバス最終便まで5時間程しかなく、残りの距離17キロ余りのコースタイムを考えると、シャトルバスはあきらめて17時台の路線バス最終便に間に合うようできる限り頑張ろうと覚悟を決めて出発する。天狗原分岐手前で槍ヶ岳が見えなくなり、後は緩い下りをひたすら歩く。槍沢ロッジ、横尾、徳沢で小休止をとり、明神到着16時40分。路線バス最終が17時45分だと記憶していたため、何とか間に合う目途が立ったが、路線バスは整理券が必要との話を聞いていたため、混んでいたら乗れないかもしれない可能性があるので少しでも早く着くよう急いで歩く。河童橋到着が17時20分、これで確実に間にあうと考え、霧の晴れた穂高連峰の写真を撮ってバスターミナルに向かう。バスターミナルに着いたと同時に路線バス発車のアナウンスが流れたので、乗務員に整理券なしでも乗れるかと聞いたらOKとのことで直ちに乗車。時間を20分間違えていたので危ういところであったが、タクシーを使わず沢渡バスターミナルまで戻ることができた。今回の山行は、懸案の穂高連峰を好天の中で大した混雑もなく歩くことができ、大変充実したものとなった。
(休憩含むコースタイム)
 北穂高岳6:30→南岳9:30→天狗原11:20→槍沢ロッジ13:25→横尾14:50→上高地17:25

写真は、吊尾根からの前穂高岳

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 20:49:56

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奥穂高岳からジャンダルム

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 20:52:53

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北穂高岳から常念岳と御来光

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 20:55:03

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北穂高岳から滝谷と奥穂高岳

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 20:58:13

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大キレット越の槍ヶ岳

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 21:01:01

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大キレット長谷川ピークと南岳

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 21:04:42

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南岳獅子鼻展望台から北穂高岳

Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-08 21:06:12

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天狗池から槍ヶ岳

Re:穂高連峰 - 36期澤田
2016-09-08 23:20:53

山小屋の寝床のスペースは一応「及第点」だったというところでしょうか?小生も地図をみながら上高地から前穂高岳だけ往復しようか等、考えていましたが、なかなか時間がとれず8月中は家内と裏高尾に3回行きました。ところで本日会社の同僚が大天井岳にいたので日中ためしに電話をしてみたら暴風雨で山小屋で待機していると言っていました。またよろしくお願いします。

写真、いい景色ですね。


Re:穂高連峰 - 32期ほんたお
2016-09-14 18:28:50

いやー、いいとこ行ってますね!
しかもお手軽に入れるとは!地の利ですね!!

小屋泊まりは、混んでいるとキツイですよね。私もテン泊を好む(小屋を避け
る)最大の理由です。今年、笠ヶ岳で雨のため小屋に逃げましたが、布団に
1人であることを最初に確認しました。

蓼科山頂ヒュッテでは、連休にも関わらず、小屋泊まりが私1人だけ!という
経験もありました。寝る時はいいのですが、あまりに寂しいです。夕食後の遭
対協の人と小屋の方の酒盛りに加えてもらえて楽しかったですが。

穂高が、北アルプス最後の百名山というのも珍しいですね。
私は、残すは焼岳のみとなりました。

北穂山荘は、富士山を除くと標高が一番高い小屋ではないでしょうか?
水も高いのでしょうか?
でも、あそこのテラスは最高ですよね。

翌日、更に南岳を目指すというのが凄いですね。
天狗原経由にしても、ほとんど槍をかすめるようなコースではないかと!
私だったら(普通だったら)迷わず涸沢経由ですよね。

素晴らしい写真とレポートをありがとうございます。
私も久しく行っていないので行きたくなりました!
数年前、蝶ヶ岳のついでの涸沢まで行こうとしましたが、雨で停滞したため行けませんでした。


Re:穂高連峰 - 37期 森山
2016-09-19 19:36:33

 小屋泊まりの混雑は慣れませんが、山で泊まれば夕焼けや御来光などが味わえるので、平日の休みが取れればまた行きたいです。北穂高小屋は本当に山頂直下にあるので、一度は泊ってみたいと思っていました。水は全て天水のようですが、値段は特に高いことはなかったと思います。私は宿泊代に含まれていたので水は買う必要はありませんでした。
 アルプスの百名山は穂高岳で最後でした。長野県内では浅間山が残っています。また、未だに富士山は登っていないので機会を見つけて登りたいと思っています。

Re:穂高連峰 - 32期ほんたお
2016-09-19 23:06:56

稜線に泊まると日の出、日没も楽しめますよね!
浅間山は、山頂までは行けませんね...

個人ページ - 32期ほんたお
2016-09-19 14:59:40

個人サイトに今年の分をアップしました。
文章は、投稿内容とほぼ同じですが、写真を追加しています。
ご笑覧下さい。
http://hihontao.web.fc2.com/

↓を追加しました。
2016.05 大菩薩嶺(大菩薩)[百名山]
2016.05 御前山(奥多摩)
2016.02 天狗岳(北八ヶ岳)[二百名山]
2016.01 高尾山(高尾)

なかなか面倒なので、もっと効率化が必要そう...

3連休ですが、天気と腰の具合が良くなく、おとなしくしてます...


戸隠・高妻山 - 17期 山田英暉
2016-09-16 22:36:28


 戸隠・高妻山の経験者から、「長時間かかるうえ、混むと渋滞が発生するから前後に一泊ずつ、現地で二泊すること」とアドバイスを受けていた。さらに「宿舎は戸隠小舎が良い」とのことだった。
 戸隠小舎は、1982年ダウラギリ登山隊の隊長を務めた佐々木徳雄氏が経営する旅館で、小舎には遠征隊のピッケル、アイゼンをはじめヒマラヤの写真などが壁いっぱいに飾られている。また、料理はフランス料理で5皿はあったと思う。そのうえ客は我々3人だけ。料金は9500円だったがそれ以上の価値があったように思う。
 高妻山は宗教登山の対象として開かれた山で、一不動、二釈迦。三文殊と順に高度を上げ、十三虚空蔵(乙妻山)と続くが高妻山としては十阿弥陀が頂上となっている。本来であれば一不動から順に登るべきところではあるが、一不動までが岩場で滝の横を登ることもあって登山者が増えると渋滞を起こしてしまう。このために新たに弥勒尾根に新道がつくられた。

9月13日 高妻山往復
 5時半起床、6時出発を計画していたが、前夜の深酒に加え、本降りの雨のため出発時間が遅れ、小舎を車で出たのがすでに6時半になっていた。小舎の人に「雨の時は旧道を登るべきか、新道か」尋ねると、「旧道は濡れた岩場。新道は泥んこの急坂。どっちもどっち」との話。濡れた岩場で足を滑らせると事故になるが、泥んこ道なら汚れるだけなので、我々は新道を登ることにした。
 新道は如何にも新道らしく泥と笹で滑りやすいが、身の危険を感じることはない。六弥勒で旧道と合流した後、九勢至までは森林限界内の稜線歩きとなり登り下りを繰り返している。この頃は雨こそ止んだが、ガスは晴れる気配がない。そんな中で一瞬最後のピークと登山道がガスの中に浮かび上がった。猛烈に急角度でそびえている。登山道は高度差300mを一気に直登している。全くジグザグがない。宗教登山の山では楽しむためではない修行のために登るのだから、道があればそれで十分なのだ。この登りのきつさは富士山の胸突き八丁を思い出した。
苦労ののち登頂は12時。所要時間は5時間と標準時間(4時間45分)をオーバーしたが概ね時間通りといえるだろう。頂上でガスが薄くなるのを期待していたが、期待は裏切られたので、仕方なく12時半に下山を開始。トップを歩く某氏は、飛ばしに飛ばし、頂上から駐車場までノンストップで一気に下山した。所要時間は3時間30分。標準時間(3時間35分)とほとんど同じであるが、ノンストップで飛ばしたことを考えると、この山は案内書の時間よりも余計にかかるものと覚悟する必要がありそうだ。経験者が「下山が遅くなる可能性があるから下山後にも一泊するように」アドバイスしてくれたことが実感を持って理解できた。下りは雨に降られることはなかったが、ついにこの日一日一人の人間にも出会わなかった。宿舎ともども平日登山の恩恵である。

9月14日
朝一番で戸隠神社に参詣。この神社の奥宮は入り口から2km歩くと言われ、まさかと思ったが、杉並木や原生林が延々と続いていた。それも歩き始めは平坦な参道だったが、次第に勾配はきつくなり階段も続く。小雨の中、充分に2kmは歩かされた。実に珍しい、ある意味で昔の神社がそのまま残っている感があった。


Re:戸隠・高妻山 - 32期ほんたお
2016-09-19 13:05:57

天気に恵まれず残念でした。
妙高・戸隠エリアは行きたい山域なのですが、東京からだとそのエリアまでのアプローチが長く入山までが大変そうで、なかなか行けません。
前後泊の日程を組んで行ってみたいです。


写真集 - 32期ほんたお
2016-09-18 23:51:07

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写真集(1958年頃)に16期オガワさんより寄贈の写真を追加しました。 "1958年5月奥秩父縦走"からの9枚です。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/yama/yama195X.html

写真集の保管場所を変更し、写真の容量も変更しました。
表示がおかしい場合は、更新操作(F5キーを押す)して下さい。

OB会9月山行 - 32期ほんたお
2016-09-18 21:57:18

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2016.09.10開催のOB会9月山行(八海山ノーマルルート ロープウェイ利用)の報告ページができました。

http://chitosesangaku.web.fc2.com/201609-hakkaisan/index.html

を参照下さい。

石老山 - 36期澤田
2016-09-11 17:54:08

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本日の石老山山頂です。曇っていたためか人が少なく静かで、暑いながらも多少の風がありました。帰りに民家の軒先で栗を販売していたので買って帰りました。

Re:石老山 - 29期前田
2016-09-14 17:18:22

澤田さん、毎週山で凄いですね。私は禁漁が近いので、ふらふら釣り歩いています。
栗ご飯おいしかったですか?
先日の台風(9号)のあと林道にはまだ緑色のイガ栗がたくさん落ちていました。

Re:石老山 - 36期澤田
2016-09-14 21:15:47

ご返信有難うございました。

前田さんがご投稿される釣りの写真等を拝見すると、実質的には沢登りではないかと思われ、通常の登山道とは異なるご苦労が相当多いのではないかとお見受けいたしております。

裏高尾や石老山はいつも、家事でまとまった時間の取りにくい家内同伴ですが、自分は自分で四季折々の風情を楽しんでおります。栗は茹でたてを頂きました。
雨予報、ショート釣行:神ノ川水系日陰沢 - 29期前田
2016-09-14 17:09:49

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ホームグランドもあとひと月で禁漁です。今季残り少なくなった日々、9月7日振替休日を使って週一の渓流釣りです。
雨の予報。雨中釣行を想定し、アルバイトや遡行の楽な沢はないかと思案し、犬越路から神ノ川に注ぐ日蔭沢が頭に浮かびました。2時間もあれば大堰堤まで釣り上がることができ退渓も楽で、戻りは犬越路へ向かう道を神ノ川ヒュッテに戻るだけです。
3時30分自宅発、セルフスタンドで1000円給油、7-11でコーヒーとカレーパンという定番スタイルで神ノ川へ向かいます。途中、相模原からR413を走行中に西方向で広範囲に雷光1回。雨は出発時小雨、その後時折。ワイパーを動かしたのは1・2度で神ノ川ヒュッテのある日陰沢橋へ。途中、神ノ川林道の長者舎跡付近で右側の沢から土砂が林道に流入、まだ路面を水が流れていたが、土砂は重機で均した後で車の通行は可。
日陰沢橋のすぐ先、7月までは開放されていたゲートが閉まっており“?”。今回は日陰沢橋止まりなので問題ないですが、台風第9号の大雨の影響でしょうか?以前は孫右衛門のゲートまで入れたので、神ノ川上流に入るときは30分余林道歩きが追加になります。
沢支度をして05時30分に日陰沢橋の下から入渓です。水量は十分で2時間かけて丁寧に釣り上がりましたが、魚がいません。ちびイワナすらルアーを追ってきません。結局、ここはいかにもというポイントで20cmが1尾出ただけで終了です。勾配のある小さな沢なので、出水で魚は下流に流されてしまったのかもしれません。
遡行時間2時間20分で。あっという間で物足りなさがありましたが予定通り帰宅することに。途中、エビラ沢大滝の水場で水を汲み11時前には帰宅、「雨はあまり降らなかったな」と思いながら緩い午後を過ごしました。


Re:雨予報、ショート釣行:神ノ川水系日陰沢 - 29期前田
2016-09-14 17:12:01

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神ノ川ヒュッテと寂しげな「山の日」ののぼりです

Re:雨予報、ショート釣行:神ノ川水系日陰沢 - 29期前田
2016-09-14 17:13:50

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エビラ沢の大滝です。
比較するものがないので高さがわかりにくいですがF1/12mだそうです。神ノ川林道から見えて、展望台と水場があります。ポリタンやペットボトルを大量に持ち込んで汲んでいる人がよくいます。私は通りかかるとコーヒー用に1000mlほど持ち帰ります。

Re:雨予報、ショート釣行:神ノ川水系日陰沢 - 32期ほんたお
2016-09-14 18:32:44

下流に流されてしまった魚は自力で戻ってこれるのでしょうか???

エビラ沢の大滝、見事ですね!

ヤマメを釣りに:水沢川水系伊勢沢 - 29期前田
2016-09-05 13:49:12

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丹沢では台風第9号のあともまとまった雨が降ることが多く、なかなか水量が落ちないようです。3日から4日にかけても早戸の雨量局で30ミリ降っています。9号で被害を受けた早戸川のマス釣り場は、3日の時点でも再開のめどが立っていないようです。
1日、少しは増水の影響が小さいと思われる支沢に入ってみました。早戸川の支流である水沢川の支沢になる伊勢沢です。神ノ川にも50mの大滝を持つ伊勢沢(出合からF1まで行ったことがあり、イワナがいます)があり、そちらのほうが沢屋さんにはポピュラーです。水沢川伊勢沢は、沢屋さんは一部の好事家しか入らず、釣りの激戦区です。これはゲートの車止めから10分ほどで入渓できること、谷沿いに伊勢沢林道が走り退渓がしやすいこと、漁協による成魚・稚魚放流があることによります。
成魚放流のヤマメは問題外として、稚魚放流の魚も大きくなる前に釣られてしまうものが多いためか、アベレージサイズは16cmくらいです。神奈川県内水面漁業調整規則では、イワナ・ヤマメの体長制限は全長12cm以下採捕禁止です。自分は自主規制で、イワナ20cm・ヤマメ18cmにしています。ほんとは7寸(≒21cm)にしたいところですが、なかなか踏み切れません。
釣り人が多い沢なので、この日も前日ぐらいに歩いたと思われる足跡が見られました。当然魚はスレていて、こちらの姿を見られるとすぐ回れ右して逃げてしまいます。
この渓一番のチョックストーンのある8mの滝は、右岸の泥ルンゼを巻いていましたが、先の大雨で覆っていた落ち葉や泥、枝がきれいに流されて岩が露出し、フェルトシューズで快適に巻くことができました。
増水で普段より攻めるポイントが多くなったため、10時間かけて釣り上がり、林道の終点で退渓しました。16尾のヤマメを釣りましたが、20cmを超えるものは1尾だけ。山釣りとしての面白さ・充実感は先日の間子小屋沢のほうが上でした。
丹沢では、これから10月の産卵期(10月15日〜禁漁)にむかって、18cmくらいのイワナでも抱卵します。放流のない自然繁殖の沢では極力リリースを心がけます。


Re:ヤマメを釣りに:水沢川水系伊勢沢 - 32期ほんたお
2016-09-07 18:18:40

いやー、塩焼きで頂きたいです...
放流しているということは、入漁料が要るのですか?


Re:ヤマメを釣りに:水沢川水系伊勢沢 - 29期前田
2016-09-13 10:31:25

放流:漁協が解禁前にヤマメ主体に稚魚と成魚、7月頃に成魚を放流します。渓の奥には放しませんので、解禁日入りやすい所は釣り堀状態らしいです。
私の行くところは、放流の恩恵の無いところがほとんどですが、ルールなので年券買っています。

遊漁券という入漁料は、イワナ・ヤマメの年券5000円、日券1500円(現場売り2500円)です。

それにしても雨が多いですね。
渓もなかなか減水しないので少々苦戦しています。



Re:ヤマメを釣りに:水沢川水系伊勢沢 - 32期ほんたお
2016-09-14 18:25:05

遊漁券が要るのですね。
背中にぶら下げるのですかね???
丹沢は、どの沢も要るのですか?
場所が決まっているのですか?

金峰山 - 36期澤田
2016-09-04 17:25:00

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9月3日、交通機関の発着時間や自身の体力、歩行時間等に鑑み、唯一かと思われるルートにより日帰りで金峰山へ。曇っていて眺望は今ひとつ、写真は横から撮影した五丈石です。

塩山駅7:22着、北口で待っていた7:30発の大弛峠行きのバス(途中でジャンボタクシーに乗り換え)の運転手に空きがあるか尋ねたところOK(本来は予約制)。
8:40大弛峠着 8:50発 朝日岳9:50着。一時的に金峰山山頂がみえたがすぐ雲に隠れる。金峰山山頂11:00着。五丈石の前で小休止。天気が気になり11:15、早々に瑞牆山荘に向けて下山開始。雲がかかって稜線からは小川山しかみえない。さしたる登りではなかったはずだが足が重い。すれ違う登山者も多く岩場を慎重に下山。地図に記載されているように(道が狭いわけではないが)山梨県側は絶壁の箇所もあった。途中、小川山との分岐点となる大日岩の前で小休止。その後は木々の間から雲の晴れた瑞牆山の雄姿がみえる。瑞牆山荘に14:30頃到着。15:25発のバスで韮崎駅に向かいました。


金峰山 - 36期澤田
2016-09-04 20:13:50

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大日岩。実際の地面の色はこんな明るい色ではありませんでした。

Re:金峰山 - 32期ほんたお
2016-09-07 18:10:55

なかなかハードなスケジュールですね。
私も春に大弛峠から入ろうと調べましたが、まだ林道が開通していなくて諦めました。
秋も良さそうですね。


Re:金峰山 - 36期澤田
2016-09-07 22:22:06

ご返信有難うございました。

先月、森山さんと中房温泉から燕岳・北燕岳に登った時よりも、また、6月にひとりで美濃戸口から赤岳を往復した時よりも、疲労感が強く、燕岳や赤岳に行った際は、今回に比べて天気及び景色が良かったためかと思っています。

Re:金峰山 - 37期 森山
2016-09-08 21:32:20

天気の良さそうな日は、もれなく山に行っているのですね。そう言う自分も行っていたのですが…。9月3日は夕方になるほど天気がよくなってきた印象があります。10時頃からガスがまいていた穂高連峰も17時頃には山頂部まで見えるようになっていました。

Re:金峰山 - 36期澤田
2016-09-08 23:01:50

そうなんですよ。大弛峠に着いたときは寒いぐらいだったのですが下山中に陽射しが強くなり、バスにはまぶしい西日が差しこんできました。
北海道マラソン - 32期たての
2016-09-04 23:21:07

山田さん、ほんたおさん、森山さん、など皆様登山に勤しんでますね。こちらは相変わらずマラソンばかりの日々で、先週末の8月28日に今年のメインイベントである北海道マラソンを走ってきました。これは札幌市内の大通公園をスタートし、一旦真駒内寄りに南下したあと北上して小樽市境近くまで行き、折り返して北大構内を通過し、大通公園へ戻るフルマラソンです。

結果はグロスで4時間46分、ネットで4時間39分でした。スタート時は気温が20℃くらいで快適だったのですが、途中ぐんぐん気温が上がって27℃くらいになっていたと思います。沿道の人たちから水をかけてもらったり、トマトやコーラを差し入れてもらったりしながら何とか完走できました。

因みに24期こぼりさんは、間違いでなければグロス4時間22分でした。なかなかこぼりさんには追いつけません。
来月には札幌マラソンがあり、34期まつやまさんと一緒に出場する予定です。まつやまさんには負けられないなと思いますがどうなりますかね。札幌マラソンはフルマラソンではなくハーフマラソンです。まつやまさん御手柔らかにお願いします。



Re:北海道マラソン - 32期ほんたお
2016-09-07 18:13:44

いやー、私には42kmを走ることなんて出来ません!
札幌マラソンの結果も楽しみにお待ちしています。
さてさて、どちらに勝利の女神はほほ笑むのか?

東京マラソンは当選しましたか?


Re:北海道マラソン - 37期 森山
2016-09-08 22:09:12

ほんたおさんと同じで、私には42qを走れることが信じられません。走るために北海道にまで遠征しているのですね。楽しみ方は人それぞれですね。
雨の富士山 - 17期 山田英暉
2016-08-30 10:29:21


8月27日 富士山
 愛知県の岡崎信用金庫に勤め始めて以来、もう20年以上も8月の最終の金曜、土曜で富士山に登っている。職場の仲間の「一度富士山に登ってみたい」との声がきっかけで始め、その後「今年も元気だ。富士山登れた」を標語にして今まで続いている。
 何故、8月下旬かというと、お盆の休みが終わって富士山の混雑もピークアウトした時期であり、金曜、土曜というのは金曜の仕事が終わってから岡崎を出発しても六合目の宝永山荘にはその日のうちに入れる。また、土曜日のうちに帰宅できるので、日曜日はゆっくり静養できて月曜日には元気に出勤できるという訳である。
 一時は30人以上の参加者がいたが、今年は6人に減っている。それでも「継続は力なり」。金曜日の22時には宝永山荘に集まり、短い宴会の後仮眠して土曜日の5時には出発した。Uターン台風10号の影響についてはいずれ出てくるが、午前中は何とかくもり空で済むだろうと考えていた。
 今回は、まだ50歳代の若手にトップを任せたので小生としてはこれまでにない苦しい登りだったが、何とか4時間半で富士宮口頂上に着くことができた。小生以外は剣が峰に登るというが、小生は相当にばてていたうえ雲が厚くなり始めたこともあって一足先に下ることにした。頂上を10時に出発したものの9合目あたりから雨となり、12時半にようやく宝永山荘に逃げ込んだ。
 昨年風雨が強く7合目で引き返したのに続き散々な富士山だった。


Re:雨の富士山 - 32期ほんたお
2016-09-04 00:02:38

ついてないですが、
山頂に行けたのは良かったですね!

この時期の小屋の混み具合はどんな感じなのでしょうか?


Re:雨の富士山 - 17期 山田英暉
2016-09-04 12:08:42

山小屋はゆっくり眠れます。土曜日は込むかもしれませんが、平日は込みません。

Re:雨の富士山 - 32期ほんたお
2016-09-07 18:07:18

> 山小屋はゆっくり眠れます。
それは良いですね!
行くなら9月の平日ですね!!

早戸川大増水 - 29期前田
2016-08-28 15:54:41

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22日の台風第9号通過で、国交省の早戸雨量観測所では日雨量が309ミリ、前7日間の雨量は444ミリになりました。東京や横浜の年雨量の平年値が1600ミリ前後なので1年間の雨量の約1/5〜1/6の雨が一日で降ったことになります。
大雨から3日後の25日、東丹沢の早戸川の様子を見に行ってきました。もし渡渉ができたら、本谷から間子小屋沢を釣り上がる予定でした。
4時45分に早戸川沿いの松茸山散策路早戸川口駐車場着。早速、早戸川林道を歩き始めます。早戸川林道は一昨年までは上流の魚止橋まで車で入れましたが、途中で斜面崩落があって以来、マス釣り場の先のゲートから進入禁止になっています(のり面の復旧工事は終了したようです、今回の大雨でも無事でした)。
平日の早朝にも関わらず、林道わきには数台の車がすでに駐車しています(戻りには十数台に)。これはすぐ上流のマス釣り場から増水で流されたニジマスを釣る人たちの車です。話には聞いていましたが、暗いうちから川に降りてスタンバイしています。逃げた魚の落穂拾い、というよりハイエナですね。
川の様子を見て、これは渡渉できそうもないなと思いながら上流に向います。林道にはところどころ土砂が流れ出て大きな石が転がっています。歩くこと1時間15分で大平への旧道の下降点(朽ちた道標があります)着。そそくさと川に降りると画像のように、思っていたとおり渡渉出来ません。先月にはチャラ瀬だったところです。間子小屋沢出合は上流数百メートルの左岸で、早戸川本谷が一部廊下になっている部分を通るので、おとなしく撤退です。
奥野林道から大平、荒沢を越えて間子小屋沢に入ることにして、林道を駐車場まで戻ります。10分弱走り水沢橋のゲート前の広場に車を止めて、08時に歩き出しました。奥野林道を1時間30分歩いて大平にある雨量観測所前に到着。沢支度をして荒沢を渡り、小尾根を越えてようやく間子小屋沢到着です。7月28日、いつも奥野林道からショートカットして入渓していた間子小屋沢を、初めて本谷経由で出合から釣り上がった時は、渇水気味でひと雨もふた雨も欲しい状態でした。今回は大雨の名残で本流とは別のいつもは水流がない河床も立派な流れになって、水量多すぎです。大平経由で入渓したときは、荒沢との二俣まで下降して釣り上がるのですが、今日はすでに林道歩きを4時間しているので疲労で足がつり、下降を早々に切り上げて釣り上がりました。
11時30分に遡行を開始し、帰りの工程を考えて14時10分終了。水量が多いのでルアーでは攻めにくく、釣果は18〜22cmイワナ5尾、放流の無い沢なのでこの日はすべてリリースしました。出水で木の枝などが流された沢の流れは美しいですが、そのかわり根こそぎ倒れた木もあちこちに。
再び奥野林道を歩き、水沢橋ゲート16時30分着。真夏の丹沢、林道歩きだけで5時間15分使ったので、さすがに疲れました。
台風第10号の雨も気になりますが、丹沢辺りは9号ほどの大雨にはならないようなので、来週は別の渓でヤマメ釣りをと思っています。丹沢水系の渓流禁漁まで残り46日。


Re:早戸川大増水 - 29期前田
2016-08-28 15:55:57

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追加画像です。

Re:早戸川大増水 - 29期前田
2016-08-28 16:06:02

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もう一つ追加です。
旧神奈川県立大平青少年キャンプ場跡にある早戸雨量局も入れています。ここで1日に300ミリ以上の雨が降りました。

Re:早戸川大増水 - 32期ほんたお
2016-08-28 17:33:13

凄い増水ですね。
しんだニジマスが可愛そう。
(もったいない)

- 32期ほんたお
2016-08-21 16:49:02

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昨日、通り雨の後に雲です。


Re:雲 - 32期ほんたお
2016-08-21 16:50:55

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その日の夕方の雲です。
真ん中辺りは雨が降っているように見えます。

気象予報士による解説をお願いします。


Re:雲 - 32期ほんたお
2016-08-21 17:10:28

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おまけ
2012年6月の投稿の再掲です。

「台風通過した今朝の丹沢・富士山方面です。
 大山は晴れ、丹沢は雲の中、富士山の上には巨大な笠雲が!」

こちらも、解説をお願いします。


Re:雲 - 32期ほんたお
2016-08-21 20:09:04

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今日は夕日が綺麗でした。
携帯カメラではうまく写せませんが...

Re:雲 - 29期前田
2016-08-24 18:06:42

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2枚目の写真、きれいに雨脚が出ていますね。周辺では雲から吹き降りた冷たい風が吹いているはずです(雨粒が上空の空気を引きずり下ろすので)。
南の海だと添付のような景色になります。いわゆるスコールです(気象学の定義とは違うんですが)。

Re:雲 - 32期ほんたお
2016-08-27 16:25:02

解説ありがとうございます。
南の海はいいですね!
色々な写真をみたいです...

宮ヶ瀬湖 - 32期ほんたお
2016-08-14 17:21:37

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バイクで宮ヶ瀬湖まで行きました。かなり渇水しています。
空はどんより。ヤビツ峠を越えようかと思っていましたが、たぶんガスの中になってしまうので、止めました。
ここのところ丹沢方面の天気はイマイチです。


Re:宮ヶ瀬湖 - 29期前田
2016-08-16 08:54:53

今度の台風(7号)で雨がまとまってくれるのを期待してます。
そうすると渓の魚たちも活発化するので、宮ヶ瀬湖上流の早戸川水系に入ろうかと...
以前は、大平に国交省の雨量計が設置(早戸局)されていて目安にしていたのですが、昨年から撤去されたままです。7月現在も雨量計の架台だけしか残ってません。

Re2:宮ヶ瀬湖 - 29期前田
2016-08-16 11:32:03

すみません、早戸の雨量観測所、改めて確認すると復活していました。
http://www.river.go.jp/kawabou/ipRainGaikyo.do?prefCd=1401&townCd=&gamenId=01-0901&fldCtlParty=no&fvrt=yes
7月28日に行ったときは無かったのですが。私にとっては朗報です。
昨夜26oの雨が降っています。

Re:宮ヶ瀬湖 - 32期ほんたお
2016-08-17 15:54:30

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へー、こんなサイトがあるのですね。
昨夜も沢山降ったようです。

今朝は台風一過でスッキリ。
富士山が見えたのは久しぶりです。


中央アルプス南部 - 37期 森山
2016-08-13 11:51:07

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 8月11日の山の日は天気も安定しているとの予報。しかし12日は平日で出勤のため泊りで山へは行けないので、赴任先の木曽からアプローチが近く人も少ないと見込まれる中央アルプス南部に行くこととした。基本的な計画は木曽側の伊奈川ダム上まで自家用車で入って越百山〜南駒ヶ岳を周回することとし、時間と体力が許せば空木岳まで足を延ばすこととした。
 駐車場を5時に出発し越百山を目指す。2時間ちょっと歩いたところで後ろから熊鈴を鳴らししゃべりながら登ってくる男3人組が追い付いてきたので先に行かせる。それだけしゃべっていれば熊鈴はいらないのではないかと思いながら歩きだしたら、その3人はすぐ先で休憩に入ったのでスルーして先行する。上の水場分岐で休憩していると、またその3人が追い付いてきて先行していく。以降、越百山までこの3人の後方を歩くことになってしまい、せっかくの静かな山旅が熊鈴と話し声で邪魔された気がした。そのうえ、聞こえてくる話の内容から、この3人も南駒ヶ岳まで行くようで、下手すれば全行程をこの連中から離れられないのではないかと不安になった。
 越百小屋に近づくにつれ南駒ヶ岳や越百山方面が樹林越しに見え始める。天気は良いが空は薄く霞がかかっており真っ青な空ではなかったが雲はなく視界は良好である。9時35分に越百山山頂標識のある地点に到着。写真を自撮りしようとしたら、例の3人組の一人が「写真撮りましょうか。」と言ってくれたので、ここは素直にお願いした。越百山標識は山頂より10mほど下にあり3人組が休んでいるため、山頂に移動して昼食休憩とする。
 そろそろ出発しようと思っていた頃、例の3人組がザックを背負ってこちらに移動してきたので、この先もつかず離れずで行かなければならないかと思ったら、山頂近くの岩陰でコンロを出し始めたので、ここぞとばかりに出発し、以降この3人組とは会うことはなかった。
 稜線は心地よい西風が常に吹いており、縦走路も稜線のやや西側についているため、陽射しは強かったが快適に歩くことができる。仙涯嶺は難所というほどでもなく少し縦走路から外れた最高点と思われる岩場に11時に到着し小休止する。目の前には南駒ヶ岳の大きな山体が目前に迫り、短いながらも急斜面の登山路が見える。コルまで下り南駒ヶ岳に取りつくが、登山路が途中から東側に回り込むようになっているため、さっきまでの西風が稜線に遮られて無風となり、むせかえるような暑さの中の登りとなる。喘ぎながらようやく南駒ヶ岳南峰に到着し空木岳がその雄大な全貌を見せる。その後本峰に向かうが、途中で道を間違えて山頂を通り過ぎた先に出て、少し戻って12時15分に南駒ヶ岳に到着した。今回の全行程を通じて岩場とハイマツの中のルートで数回道を誤ってしまい、すぐに気が付き大したロスにはならなかったが、霧に巻かれているときは注意が必要である。
 山頂には他に1人いるだけで、今までのルートと北部の主稜線が見渡せ、遥かに木曽駒ヶ岳や宝剣岳まで一望である。何しろ目前の空木岳が大きく、そこに至る稜線がいかにも快適そうに見える。空木岳に足を延ばした場合に日没までに下山するための南駒ヶ岳の到着時間リミットを12時と考えていたが、やや遅れているもののその遅れは30分程度であり、最後の約7kmは林道歩きで暗くなっても何とか歩けると判断し、先に進むこととした。
 空木岳までは山頂の指導標では2時間となっているが、ヤマケイコースタイムでは1時間20分であったので、14時に空木岳に着けば余裕と判断して出発した。右下には摺鉢窪カールと避難小屋を見下ろしながら赤梛岳を目指す。思えばこのコースは二十数年前に職場の同僚と摺鉢窪避難小屋泊の行程で歩いたところであり、あまり記憶は鮮明ではないが越百山の登りがきつかったのと避難小屋周辺の雰囲気が良かったことは覚えている。赤梛岳は順調に通過し最後の空木岳の登りとなる。快適な稜線ではあったが少し疲れも出てきたせいもあり、直前の登りに喘ぎながらも14時ちょうどに空木岳に到着。この山頂も一人が休んでいるだけで静かである。最後の大休止をして出発を14時30分と想定してパンをかじりながら下山ルートとコースタイムを確認したところ、ここからヤマケイコースタイムの7掛けで休憩なしで歩いても4時間40分かかり、到着は19時を過ぎることとなる。ヘッドランプは持っているが、暗い林道を歩くのも嫌なため、早めに休憩を切り上げて下山を開始する。
 木曽殿山荘までの下りは急で慎重に歩きつつ急いで40分で到着したが、最近下りは昔ほど早く歩けず、今年から導入した登山靴(澤田先輩と同じもの)が下りでつま先が痛くなることが多いため休みを多く入れることとしている。15時過ぎに出発し、義仲の力水で給水して先を急ぐ。途中小休止を挟みつつ6合目の北沢を16時50分に通過する。ここから結構な登りを経て林道出合のウサギ平に17時40分に到着し、最後の休憩をとる。ここから約7kmの林道歩き、ヤマケイコースタイムで2時間、当初の予定で1時間30分の行程が残っている。17時50分に出発したが、ヘッドランプなしで歩けるタイムリミットは19時と踏んでいたので、早歩き程度では間に合わないと思い、途中からジョギング程度の走りを混ぜながら進むが、どんどん暗くなる。19時になろうかという頃にようやく駐車場が眼下に見え、19時10分に無事到着。全行程は休憩を含めて14時間10分、23km余りの充実した山行であった。

写真は越百小屋からの越百山


中央アルプス南部 - 37期 森山
2016-08-13 11:54:25

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越百山からの下りから南駒ヶ岳(左)と仙涯嶺

中央アルプス南部 - 37期 森山
2016-08-13 11:56:23

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南駒ヶ岳から空木岳と赤梛岳(右)

Re:中央アルプス南部 - 32期ほんたお
2016-08-13 20:01:21

ひえー、今回も超人的なコースですね。
最後は林道を自ら走っちゃうとは!

それにしても、3000m級が日帰り圏にあるのはいいですね。普通は日帰りは出来ないですけど。


Re:中央アルプス南部 - 17期 山田英暉
2016-08-14 16:16:29

お疲れさまでした。小生は一昨年だったか、同じコースを2泊3日で歩きました。若いということは素晴らしい。このあたりの地図の正確度合いの低さは気をつけなければならないと思います。
津軽に遊ぶ - 29期前田
2016-08-13 14:15:35

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 8月3日から8日にかけて、船の知人を訪ねて五所川原の立佞武多(たちねぷた)見物と津軽の渓を楽しんできました。
 8月4日、前日飲み過ぎてレンタカーを借りて出発したのは昼を過ぎ、地理不案内のため有名な深い渓には入ることは避け、1999年山と渓谷社刊の渓流釣りガイドブック(AMAZONで古書入手)をもとに津軽半島の小渓流を目指して一路龍飛埼へ。
 龍飛埼見物のあと津軽の小さな渓を偵察。海岸から500mくらい林道を走り停車すると、メジロアブの大群に囲まれ、車のウィンドウにバチバチと当たって来ます。旧盆の頃が発生のピークでアブがたかって人の形になるとか聞いていましたが、初めての体験でビビります。あまり魅力のないボサ川だったので、車から降りることなく次の渓へ。
 今度は少し開けた渓で、ヤマメが多いらしいですがメジロアブは相変わらずです。夕方なので活動が活発なようで、スズメバチまで飛んできました。これでは車から降りる気にもなれず、またしても撤退。最後に明日入る予定の渓へ偵察、ここもアブが押し寄せてきますが、明日は雨具を着てやるしかないかと思いながら今夜の泊りの道の駅へ。
 「道の駅いまべつ」は、道の駅としては珍しく鉄道の駅(JR北海道新幹線 奥津軽いまべつ駅とJR東日本津軽線 津軽二股駅)にあります。
 はるばる津軽まで来たのだからアブごときに負けられない!!「明日は、上着を重ね着して頭は防虫ネットで保護、それでダメなら雨具の上下を着て、とにかく津軽の渓魚を釣ろう」と考えながら車中泊。他には軽のバンとワンボックスが2台、バイク1台が夜を明かしました。
 翌5日、4時起床で簡単な朝食(レーズンロールパン)を済ませ、沢支度です。沢筋でドアを開けるとアブが飛び込んできますので、事前に身を固めます。渓流シューズにネオプレーンのスパッツ、ニーパッド、ズボンは少し厚手の沢ズボン。釣り用のラッシュを重ね着して出発です。これに頭にネットを被ればOK、雨具は最終手段です。
 5時出発、15分ほど走ると入渓点。早朝故わんわんアブが飛ぶ中、覚悟を決めて車外にでて林道を少し戻ります。あれ?あんまり付いて来ない???沢に入ると2・3匹が周りを飛ぶだけ、そのうちいなくなりました。人の形にアブがたかるという話はどうなった、これなら楽に釣れるではないか!防虫ネットは外せませんでしたが、たまたま発生の少ない渓に入ったのか、終了まで時折まとわりついてくるだけでした。
 5時40分釣り開始、13時の納竿までイワナとヤマメ47尾、魚影はホームグラウンドの丹沢に比べてめちゃくちゃ濃いです。しかし、20cmを超えるものは2割ほど。渇水気味で良型はお隠れになっていたのかもしれません。最大はイワナ26cm、ヤマメ22cm、この2尾のみキープしました。津軽のイワナとヤマメを見たいと思っていたので上出来です。
 津軽のイワナはアメマス/エゾイワナ系で、丹沢のニッコウイワナ系と亜種レベルの違いがあって、模様が明らかに異なります。エゾイワナ系は白点が大きく、ニッコウイワナ系にあるオレンジの点がありません。ヤマメは丹沢のものに比べて体高がありグラマラスです。エサが豊富なこと、降海型のサクラマスの血が濃いのかもしれません。
 残りの日は、五所川原 立佞武多(たちねぷた)の見学、岩木山の麓の岩木山神社、JR東日本の吉永小百合のCMの舞台「鶴の舞橋」、太宰の「斜陽館」を外から見物。毎晩友人と酒浸りで過ごし帰京しました。
 ニッコウイワナ、エゾイワナを釣ったので、次は純系ヤマトイワナを目指して。これは南アの野呂川水系にもいます。いつかトライしたいです。


Re:津軽に遊ぶ - 29期前田
2016-08-13 14:33:35

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追加画像です。
下段左が津軽のイワナ(白点が大きくはっきりしたエゾイワナ/アメマス系)、下段右側が丹沢のイワナ(オレンジの点があるニッコウイワナ)です。

Re2:津軽に遊ぶ - 29期前田
2016-08-13 14:42:19

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防虫ネットを被るとこんなです。
車に閉じ込められて熱死したメジロアブ。北陸でオロロ、山形でコシジロと呼ばれ、標準和名はイヨシロオビアブらしいです。

Re:津軽に遊ぶ - 32期ほんたお
2016-08-13 20:18:26

津軽は一杯釣れるですかね。いやいや腕ですね。
出来たら持って帰って来て欲しいですが...

先日の北アルプスにも、8月早々というのに、アブが一杯居ました。今年は多いとのことで、異常気象の影響でしょうか。場所によってはアブだらけになってしまいます。もっとも、ハナアブなので咬まれることはありませんが。

Re:北アルプス大縦走 - 32期ほんたお
2016-08-13 10:26:01

先日行った 北アルプス縦走 のページを作りました。(個人ページです)
  http://hihontao.web.fc2.com/201607kita/index.html
文章は投稿した内容と同じですが、写真を多数挿入しました。
よろしかったらご覧下さい。

そのページからひとつ上に戻ると、過去の記録があります。全部載せようと思っていましたが、ずーとさぼっていました。
いくつかは掲載してありますので、クリックしてみて下さい。


Re:Re:北アルプス大縦走 - 37期 森山
2016-08-13 12:03:55

記事を拝見しました。薬師岳から黒部五郎小屋までは最高ですよね。私が行ったのは逆ルートで30年近く前の記憶でしかないですが、時間を作って是非再訪したいと思っています。

Re:Re:北アルプス大縦走 - 32期ほんたお
2016-08-13 19:50:42

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そうなんです。北ノ俣岳のあたりは、緩やかで気持ちの良い稜線歩きが楽しめますね。
赤木沢を遡行しても楽しそうです。

夏の山 - 17期 山田英暉
2016-08-12 09:17:08

8月9日 高水三山
 今年の夏のメインイベントは北海道の幌尻岳だったので、暑さに喘ぎながら登る夏山の苦しさを味わっていない。
 その反動で夏山らしい暑いさなかの登山をしておきたいと思い、東京の予想最高気温が37度の日にホームグランドの高水三山に出掛けた。
 暑さで寝苦しくて5時に目が覚めてしまったので、お餅を3切れほどいそべにして食べて家を出た。6時2分武蔵小金井始発の青梅行きに間にあったので7時20分には御岳駅から歩き始めることができた。
 天気は良好。早朝のすがすがしい空気の中急坂もすいすいと登れた。実に調子が良い。あまりに調子が良いのでノンストップで歩くことにする。
 多摩の山は樹木が多くて眺望が良くないが、見える限りでは夏の澄んだ空気の中に濃緑の稜線がくっきりと見晴らせた。
 足の調子に任せて歩いていたら、10時10分には軍畑駅についてしまった。所要時間は2時間50分しかかからずに歩くことができた。
 暑さに喘ぎながら登る苦しさはなかったが、早朝のすがすがしい山歩きを存分に楽しむことができた。



Re:夏の山 - 32期ほんたお
2016-08-13 10:07:46

つい調べちゃいましたが、このコースはコースタイムで4:25ですね。
そこを2:50とは速いですね!

OB会7月山行 〜谷川連峰湯檜曽川水系高倉沢〜 - 32期ほんたお
2016-08-11 11:13:56

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OB会7月山行 〜谷川連峰 湯檜曽川水系 高倉沢〜

報告ページを公開しました。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/201607-takakurasawa/index.html
を参照下さい。

Re:OB会7月山行 〜谷川連峰湯檜曽川水系高倉沢〜 - 32期ほんたお
2016-08-12 19:20:41

一部訂正と31期釜田さんからの報告文を追記しました。
 http://chitosesangaku.web.fc2.com/201607-takakurasawa/index.html
を参照下さい。

小林先生から登山靴をいただきました - 28期ヒラキ
2016-08-11 18:07:22

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小林 清先生から、登山靴が届きました。
2キロ程しか歩いていないものだそうです。
サイズは25cmです。ご入用の方はご連絡ください。
先着優先でお渡しいたします。

先生からのお葉書を転載させていただきます。
------------
暑中お見舞い申し上げます
今夏の暑さは少し異常ではないかと感じます。
年寄りにはいささか辛いのでありますが、貴兄はそれでも山がある限りはとはの思いで登っておいでのことと存じます。さて、ご迷惑を顧みず、別途、登山靴を送らせて頂きました。もう使用しませんので、どなたかに履いて頂ければと思った次第です。購入して近くを二キロほど歩いただけのものです。ただし十年前のものですので、引き取っていただけないかも知れません。処分してくださって結構です。本当に迷惑なお願いをして申し訳ありません。末尾になりますが、猛暑との闘いを克服されんことを祈念します。

Re:小林先生から登山靴をいただきました - 28期ヒラキ
2016-08-11 18:08:59

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靴底の写真です。

Re:小林先生から登山靴をいただきました - 28期ヒラキ
2016-08-11 18:11:07

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少し上から見た写真です。

Re:小林先生から登山靴をいただきました - 28期ヒラキ
2016-08-11 18:12:08

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後ろ姿です
今後の山行計画 - 32期ほんたお
2016-08-11 11:34:50

今後の山行計画をお知らせします。

 09月10-11日 八海山ノーマルルート ロープウェイ利用
 10月15-16日 蓼科 ブランシェーラ
 12月03-04日 上野原 地図探索
 12月23-25日 丹沢 蛭ヶ岳

詳細は改めてお知らせしますが、山域は変更になる可能性もあります。
日程、山域などご希望があれば、その旨お知らせ下さい。

参加申し込み:企画担当 平木宛てにご連絡ください。
  m-hiraki@wine.plala.or.jp makoto.hiraki@gmail.com
  (メールアドレスの@を半角@へ置き換えてください。
   念のため、両方のアドレスへご送信お願いします。)

難しい幌尻岳 - 17期 山田英暉
2016-08-07 15:15:19


 深田久弥の日本百名山に選ばれた山が北海道には9座ある。このうちまだ登っていない山が幌尻岳だけになった。最後まで残されてしまったのはこの山が厄介な山だったからである。何年か前に北海道のトムラウシ山で夏の大遭難があり、その記録が出版されたが、ここに百名山のうちで最も難度の高い山として幌尻岳が挙げられていた。
 幌尻岳の登山基地となる幌尻山荘から頂上までは登り4時間、下り3時間で岩場があるわけでもなく、ヒグマにさえ出会わなければ軽登山の部類である。にもかかわらず「難しい山」とされる理由は幌尻山荘までのアプローチにある。
 このアプローチは、麓の山荘にマイカーを止めてからシャトルバスが1時間、林道歩きが2時間、10数回の渡渉を伴う川歩きが2時間と合計5時間のアルバイトである。このうち難題は渡渉である。
 平常時の渡渉は膝あたりの深さにとどまるそうだが、北海道の水は冷たいので入山は夏の一時期に集中する。しかし、幌尻山荘は定員50人の小さな小屋で先着順の完全予約制。日本百名山の人気もあってツアー客も増えており、予約を確保することは簡単ではない。
 渡渉には降雨・増水のリスクが伴う。これまでにも何人かが流されて死亡する事故が起きている。その都度、幌尻山荘を管理している平取山岳会が駆り出されるので、山岳会では増水が予想されると入下山を禁止してしまう。江戸時代の大井川などの「川止め」そのものである。
 丹沢の水無川で「増水が予想されるので入下山を禁止します」と立札を立ててもこれを無視する登山客が現れるであろう。この点、幌尻山荘を管理する平取山岳会では増水が予想される段階で、山岳会が運営しているシャトルバスを止めてしまう。同宿した高知からの登山客は「去年はマイカーでようやく麓の山荘までたどり着いたが、川止めで登れなかった」とぼやいていた。平取山岳会は入下山権を完全に掌握しているのである。

7月25日 東京発
 仲間4人で18:30発の大洗発のフェリーに乗船。
7月26日 〜とよぬか山荘
 13:30苫小牧着。買い物などを済ませ一路日高を目指す。17:00麓のとよぬか山荘着。
7月27日 〜幌尻山荘
 シャトルバスは、3時(その日のうちに幌尻岳を往復する登山客が利用)、7時、9時半と3便が出ており、我々は急ぐこともないので9時半発に乗車。12時半頃から渡渉が始まる。13時頃からぽつぽつ雨が降り出し、14時にはしとしとと雨足が強まる。
 渡渉用の靴は、地元のベテランは底がフェルトの渡渉靴を使っているようだが、我々はゴム底のズック靴で不自由しなかった。
 15時幌尻山荘に着く。膝上までの水で慎重になって渡渉ルートの探索に時間をとられたために30分近く余計にかかってしまった。
 夜になって本降りになるとともに沢はどんどんと増水していった。管理人は「川止めの指示が遅れた」と漏らしていたが、遅れなかったら我々は入山できなかったのである。
7月28日 停滞
 本降りの雨が続き、管理人は「30日までは川止め」とのご託宣。「食料を節約して食いつないでくれ」との忠告もあったので、食事の量を半分にして一日中寝ていた。
7月29日 幌尻岳往復
 雨はほとんど止んでいたので頂上に登ることにする。管理人も「上に行く分には流されることはない」と反対しない。
 7時に小屋を出発。2時間ちょっとで樹林帯を抜けて稜線歩きになった。雨こそ降っていなかったが、濃いガスで視界は5〜10m。何も見えない。いや、眺望に気を取られない分、足元のお花畑は十二分に楽しむことができた。
 頂上に着くと、なんとキタキツネが我々を待っていた。キタキツネはエサの豊富な平地に棲む動物であり、標高2千メートルの山頂でお目にかかるとは思ってもいなかった。人間を恐れずに徘徊しているところを見ると、登山者の残飯かおこぼれを狙っているのではあるまいか。
 小屋に戻ってみると、この日1日中雨が降らなかったおかげで明らかに水量は減っているが、まだ我々の渡渉力を超える水量だった。こうした状況下管理人は「このまま雨が降らなければ明朝7時に緊急避難として管理人が登山客10人を引率して山を下りる」との指示が下された。
7月30日 下山〜札幌
 川止めが解かれたわけではないから当分入山者はおらず、管理人以下全員が下山するので、小屋を閉鎖して6時半に出発した。管理人がトップ、我々がラストを務めることになった。水嵩は太ももまでつかる状態だったが、さすがは管理人。渡渉点、ルートの選定は的確。所要時間も2時間もかからずに川下りを終えた。
 川下りを終え林道歩きになっても緊急避難者として扱われ、荷物は軽トラが運ぶなどの便宜を図ってくれるし、シャトルバスは臨時便が待機しているなど至れり尽くせりだった。小屋の使用料1500円も予定外の3泊目の請求はなかった。もしかしたら、炊き出しが用意されているかも、とバカな期待すらもってしまった。
 麓のとよぬか山荘からはマイカーで当初から予定の札幌のホテルへ。
7月31日 18:45苫小牧発
8月1日 13:45大洗港着。


Re:難しい幌尻岳 - 32期ほんたお
2016-08-11 11:12:29

ついに行かれたのですね。
確かに大変そうですね。丹沢での渡渉訓練の成果でしょうか。
フェリーでの旅もいいですよね。ちょっと時間は長いですが。
百名山は、残り何座なのでしょうか?
達成して欲しいです。

北アルプス大縦走 - 32期ほんたお
2016-08-06 20:34:14

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序章
前から黒部五郎岳には行きたいと思っていたが、奥深いので日数が必要なため
実現できなかった。今年は多少融通がきくので具体的に計画をしてみた。最低
3泊は必要で、富山側の折立から入り、岐阜の新穂高へ抜けるルートを考える。
折立から太郎平に入ると、1日追加で薬師岳へのピストンが出来る。
新穂高に下る前に、1日追加で笠ヶ岳へ寄ることが出来る。
と寄り道が増えて、5泊6日となってしまった。
そうなると食糧が増え、重量も増えてしまう。ほぼ全てを、ラーメン、パスタ、
アルファ米の乾燥食料に頼ることにする。更に、コース途中に山小屋がある場
合は、昼食として小屋の食事も計画に入れることにする。

仕事の予定を1週間入れない様に調整して出発日を確定させた。
登山口の折立への入り方として、室堂行きの夜行登山バスを有峰口で下りて路
線バスに乗り換える方法を考えていたが、有峰口から折立への路線バスも予約
制で、乗り継ぐバスが既に満席で予約が取れない。1時間後のバスなら空きが
あったが、何もない場所で1時間以上も待つのは辛い。
色々と調べると、意外と安い値段で富山までの高速バスがあることが分かった。
富山でビジネスホテルに泊っても登山バスよりも安い。1日増えてしまうが、
夜行よりも楽なので、それぞれ予約して出発2日前に確定させた。

富山への出発当日、路線バスの会社に確認の電話を入れると、その日は豪雨の
ための折立への道が通行止めになっているとのこと。明日も通れるか分からな
いと言う。とりあえず富山へは行くことに。ダメな場合は室堂から薬師を目指
すか...
ついでにバスが増便になったので、早いバス(富山5:30発)に変更しておいた。

富山まで6時間以上とタップリとかかったが、3列独立シート、しかも乗客は3
人だけ(運転手は2人)で意外と快適だった。
日本海側は天気も悪く、途中雨に降られる。明日が不安だ。
20時に富山に着き、せっかくなので富山名産の蛍烏賊と白海老で日本酒立山を
堪能、〆は富山ブラックとした。いづれも美味しかった。


初日2016.7.28(折立-薬師峠) - 32期ほんたお
2016-08-06 20:39:04

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5:30前に富山駅前に行くも、まだ出発できるか分からないと言う。
5:30になって、ようやく通行止め解除の報、約10分遅れで出発できた。
途中の有峰林道でには、道路に土砂が流れた箇所がいくつもあり、前日の豪雨
をうかがわせる。前日は終日通行止めとのことで、山を下りた人も車か小さな
小屋で仮眠となったようだ。

折立に着くもガスに包まれている。
始めは急登が続き、ザックは重く更に蒸しているので、最初からバテる。1時
間ほどで森林限界を越えて緩やかな登りとなる。ガスがたまに切れて、薬師ら
しき稜線も見える程度。ただ高山植物が豊富で、その点では気持ちのいい路と
言える。日光キスゲの群生地とのことで、早々とちらほらと花を咲かせていた。

5時間を越える長い長い登りを終えて太郎平に到着。バーンと北アルプスの峰
々が見える...はずが、ガスで真白。諦めて、テン場の薬師峠へ向かう。
テン場に着くとポツポツと雨が降り始める。早々に設営してテントに逃げ込む。
夕方になって雨も上がり、やっとガスもとれてきた。峠の鞍部で両側を山で遮
られてはいるが、正面に黒部五郎岳の大きな山容が望める。明日に期待とする。

富山 05:40 (バス)
折立 07:40 08:00
太郎平 13:15 14:15
薬師峠 14:35


第2日2016.7.29(薬師峠-薬師岳-薬師峠) - 32期ほんたお
2016-08-06 20:43:34

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午前の方が天気が安定するので5時過ぎに出発。天気は上々。今日はテントを
残してのピストンなのでザックは軽い。沢筋の急登を1時間ほどで薬師平に到
着。
ここから視界が開ける。黒部五郎から鷲羽、水晶の間に槍穂高もバッチリ!
気持ちの良い稜線を更に高度を稼ぎ、薬師岳山荘へ到着。ここで始めて薬師山
頂を拝むことが出来た(実は前衛峰だった)。この後徐々にガスが上がり出し、
薬師山頂手前のピークに着いた時は早くもガスに包まれてしまった。大きなケ
ルンのそばで休憩していると、そのケルンの岩陰からヒョッコリとオコジョが
顔を出した。あちこちから顔を出しては消えを繰り返し、休憩している間中楽
しませてくれた。
そして薬師岳山頂へ到着。周りは完全に真白。しばらく待つが、ガスが切れる
ことは無かった。残念。ただ、近くは見通すことができ、特別天然記念物に指
定されているカール群は素晴らしかった。
薬師岳山荘に戻り、ちょっと早いが、昼食とてカレーを頂く。
レトルトカレーであったが、十分に美味しかった。

テン場に戻ると、またポツポツと雨が降り始める。
ここは徒歩20分も離れた太郎平小屋が管理しているが、14時から17時の間だけ
テン場の管理事務所に人がやってくる。使用料も払えるし、有り難いことにビー
ルも買うことが出来る。テン場専用の綺麗なトイレや水場もあり充実している。
14時を過ぎて雨も上がり、ビール片手に近くのソロの人、家族登山のお父さん
と歓談。ソロの方は薬師ピストンのみで、これで北アの百名山が完登になると
のこと。自分も今回の予定をこなすと残すは焼岳のみとなるはずた。
家族登山の方は、薬師、黒部五郎、雲ノ平と周回して来たとのこと、色々と情
報を頂く。黒部五郎小屋の夕食は天麩羅が出るとのこと、テン泊でも夕食を出
してもらえるので、是非食べるべきだと勧められた。この日の夕食もパスタ。
確かにまともなものも食べたい。明日の天麩羅が楽しみになった。夕方には、
またガスが晴れて黒部五郎が姿を現す。明日の天気に期待したい。

薬師峠 05:10
薬師平 05:50
薬師岳小屋 06:50 07:00
薬師岳 08:20 09:00
薬師岳小屋 09:40 10:20
薬師平 10:50
薬師峠 11:30


第3日2016.7.30(薬師峠-黒部五郎岳-黒部五郎小屋) - 32期ほんたお
2016-08-06 20:45:15

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今日は長丁場なので5時発を目指す。天気は良くない。朝食(今日もラーメン
で飽きがくる)を済ませて、さてテントをたたもうとした矢先に雨が降り出す。
一旦テントの中に戻るも、結構激しく降り続ける。朝晩に雨との予報だったの
で、しばし待つことに。6時になって雨も止み意を決してテントを撤収、1.5時
間遅れで出発する。

太郎平を過ぎ、池塘群の中の進み、たおやかな北ノ俣岳へ向けて緩やかに高度
を稼ぐに従い、徐々にガスも上がり出す。北ノ俣岳に着く頃には、薬師や黒部
五郎、更に最終目的地の笠ヶ岳もはるか向こうに姿を現す。やけに遠い。
その先の赤木岳にて昼食。昨夜水を入れておいたアルファ米(山菜おこわ)。
以外と美味い。今回初めての試みだが、ガスも使わずに済むので良い行動食と
なることが分かった。
ここは黒部支流の赤木沢の源流にあたる。ハイマツが点在する草原で、赤木沢
を遡行すれば気持ちの良い詰めとなることだろう。

まだまだ続く長い道を進むと、またガスが濃くなり、黒部五郎への最後の急登
を登り切り、肩に着いた頃には、辺りは真っ白になる。ガスの中を空身で黒部
五郎岳山頂へ。何も見えないのでタッチして直ぐに下山。
肩に戻ると一瞬ガスが晴れて、念願の黒部五郎の大カールを見渡すことが出来
た。デッカイ!
それも束の間、今度はポツリポツリと雨が降り出す。雨具を着込みカールへと
下っていく。一瞬だけでもカールを眺められたので良しとするしかないかと自
分を納得させてカールの底へ。すると、急に雨が止み、ガスも晴れる。念願の
大カールを見渡すことが出来た!とってもデッカイ。
高山植物が咲き乱れる草原と岩々が織りなす大カール。素晴らしい。ここまで
来た甲斐があった!しばし休憩の後、景色を脳裏に焼き付けて、先を急ぐ。

と前方に人。やけに進むのが遅い。どうもビッコを引いているようだ。直ぐに
追いつき声をかけ話を聞くと、膝を捻挫したとのこと。既に14時半、コースタ
イムでも約1時間が残っている。かろうじて歩けるものの、このペースだと明
るいうちに着けるか、だいたい辿りつけるかも分からない。自分にもダブルザッ
クができる体力は残っていない。付き添っても出来ることは無い。これは先行
して、小屋の人に助けを求めるべきと考え、その旨伝えて先を急ぐ。
しばらくするとトレラン風の若者4人組が追いついてきた。怪我人に会ったか
聞くと「追い抜いたが、あれでは相当遅いでしょうね」程度の返事。事情を話
しても、要領を得ない。これはダメだ。怪我人が向かっている旨だけ、小屋に
伝えてくれるようにお願いした。
3時半にやっと小屋に辿り着く。事情を話すと、初耳だが直ぐに迎えに行って
くれるとのこと。同行も申し出たが、大丈夫とのこと。確かに体力の残ってい
ない自分が行っても足手まといになるだけなので、名前、特徴などを伝え、小
屋の方にお任せした。
あのトレラン若者は、約束を守ってくれなかったようだ。ただ丁度、他の怪我
人を下すためにヘリが来たので、迎えはその後となった。
18時前に、捻挫の人が小屋の人に付き添われて辿りついた。一安心だ。
声をかけてくれたのは自分だけとのこと。
とても感謝されお礼の品を送りたいので住所を教えて欲しいとの申し出を受け
たが固辞し、それではビールでも、ということで、それだけ有り難く頂戴した。
他にも登山者何人も追い抜いているはずなのに、何と無関心なことか。小屋番
いわく「最近の小屋泊まりの人は他人に無関心な人が多い」とのこと。最近の
山ブームのせいなのか、とても残念なことだ。

さて自分のことだが、この日は超満員でテン泊に夕食だけ出すことは出来ない、
小屋泊まりの夕食が終わったあとでカレーなど軽食だけなら出せるとのこと。
頭の中は"今夜は天麩羅"となっていただけにガックリ。乾麺パスタよりはカレー
でもマシかとお願いした。
今日も夕方にはガスが晴れて、はるか彼方に笠ヶ岳が望めた。

薬師峠 06:40
太郎平 07:05 07:15
北ノ俣岳 09:25 09:40
赤木岳 10:00 10:20
肩 13:05
黒部五郎岳 13:20 13:25
肩 13:35
カール底 14:15 14:25
黒部五郎小屋 15:30


第4日2016.7.31(黒部五郎小屋-鷲羽岳-双六小屋) - 32期ほんたお
2016-08-06 20:47:04

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今日も長丁場だ。まずは三俣蓮華への急登から始まる。多少はガスがあるもの
の、黒部五郎が朝焼けしている。尾根筋に出ると鷲羽、水晶が姿を現す。
三俣蓮華は途中から巻き、と言っても半分位は登った後ではあるが、三俣山荘
へ向かう。三俣山荘に着く頃には、鷲羽はガスの中に隠れてしまった。ここか
ら1.5時間の長い長い急なガレを直登する。
高校2年の夏、裏銀座から槍まで歩いたが、その時は、たしか雲ノ平経由で鷲
羽はパスしたはず。そこで、今回鷲羽にも寄り道することにした。山頂に近づ
くにつれてガスも晴れて、薬師、黒部五郎が姿を現す。が、槍はガスの中で、
一瞬、穂先だけ顔を出してくれた。

ほうほうの体で山頂着。鷲羽池が美しい。北方は晴れていて、野口五郎、烏帽
子へと続く裏銀座、水晶の向こうに立山まで見渡せた。剱は立山で遮られてい
るようだ。南方は、目の前に三俣蓮華と双六岳、その向こうの彼方に笠ヶ岳が
見える。ここを一旦下って、また、ほぼ同じような高さの三俣蓮華に登り返す
かと考えるとウンザリする。約1時間、ただただ下る。
今日の昼食は三俣山荘で評判のオムライス。味は...学食のオムライス。カレー
より手間がかかることは確か。やはり山で食べればカレーもオムライスも美味
しいということだ。

次は三俣蓮華への長い登り返し。ここから眺める鷲羽岳は、まさに鷲が羽を広
げているようで、実に美しく格好いい。
三俣蓮華山頂コースと巻道コースの分岐に着いた。当初は山頂を経由していく
つもりだったが、もうバテバテで、山頂への急登と、ながらかな巻道を見比べ、
ヒヨッて巻道を選択してしまった。三俣蓮華には、高校夏山で行ったし、など
と納得させて。
しかし、これは失敗だった。よく2.5万図で確認すべきであった。巻道と言っ
ても、結構下ってしまい、双六へ向けての登り返しは意外と辛い。細かなアッ
プダウンも多く、高度差は山頂を回った時と同じか、より大きいような感じで
あった。なんとか双六小屋着。実に40年を過ぎての再訪である。

小屋は激混みだが、テン場は広く気持ちがいい。もう乾麺に飽きてしまい、お
でんとビールで栄養補給し、今夜も小屋のカレーで夕食とした。ちょっとカレー
にも飽きが感じられたが。
黒部五郎小屋を遅く出てきたグループに再会し、聞いたところ、捻挫した人は、
救助要請してヘリで運ばれたそうだ。普通に歩いても2日かかる処。それしか
選択肢はないだろう。

黒部五郎小屋 05:10
三俣山荘 08:00 08:20
鷲羽岳 10:00 10:30
三俣山荘 11:30 12:00
双六小屋 15:10


第5日2016.8.01(双六小屋-笠ヶ岳) - 32期ほんたお
2016-08-06 20:55:35

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今日は天気が良く、丁度燕岳の辺りから昇るご来光を拝むことができた。
笠ヶ岳へと続く尾根に進むと、槍から穂高の稜線が目の前に広がる。なんと屹
立としていることか。よくぞ、こんな急峻な壁に一般ルートがあるものだと感
心してしまう。
登山者の多くは、槍に向けて西鎌尾根へと進み、南方向へ進む人は少ない。更
に鏡平への分岐の弓折乗越を過ぎると、目的地は笠のみで、グッと登山者が減
る。大ノマ乗越でグッと高度を下げて、もう一度登り返して大ノマ岳へ。
目の前に笠がバーン!と思ったら、抜戸岳であった。笠は更に向こうであった。
更にググッと高度を下げてから、またまた登り返す。途中、秩父平というカー
ルを通る。まるで千畳敷のような景観だ。秩父岩という50mはあろうかという
岩峰が立っている。これは、黒部五郎小屋からもはっきり見えた程の大きさだ。

カールの急登を登り返し、尾根筋へと上がると、目の前に大きな大きな笠ヶ岳
が現れる。まだまだ遠い。ここで前夜に水を入れておいたアルファ米(牛飯)
で昼食。ちょっとボソボソしている。ここからは緩やかな尾根筋を進む。この
頃になるとガスが濃くなり、時折ガスが切れて道しるべのように笠が姿を現す
が、なかなか近づかない。

これまで天気が良くないにも関わらず、雷鳥に会えていない。が、ついに会う
ことが出来た。歩いていると、まさに手が届きそうな目に前にハイマツからヒョッ
コリ雷鳥が出てきた。こちらに全く気付いていなかったのだろう。道に出てき
てこちらの存在に気付き、あまりの近さに驚いたようで、直ぐに回れ右してハ
イマツの中へ戻ってしまった。もう少し離れていたら、そんなに直ぐには逃げ
なかったかも知れない。ともあれ、今回も雷鳥に会うことができて良かった。

やっと笠のテン場に着くが、ここから笠ヶ岳山荘へは岩ゴーロの急峻な登りと
なる。大きな石に「ガンバレ」、「あと少し」などと応援が記されていて慰め
てくれる。ポツポツとまたまた雨が降り出したころ、やっとこさ小屋に到着。
今日は晴れ後雨の予報。その通り本降りとなる。小屋は空いているとのこと。
更にテン場と小屋が遠い。今日は贅沢して小屋泊まりとする。他にもテントを
止めて小屋泊まりにした人も数人。結局テントを張ったのは一組だけだった。

この小屋は実に居心地が良く、ストーブを囲んで談笑に花が咲いた。
コンセントは多数あり、充電にも自由に使わせてもらえる。
小屋は笠ヶ岳への肩に建っており、山頂まで15分の登りが残っている。明日の
予報も晴れ後雨。午前の降水確率は0%。きっと明日登れば最高の景色となる
だろう。が、ここでも十分に景色は良いだろう。ご来光も小屋からでも見える
とのこと。明日の下山の長さを考えると早立ちしたい。16時に雨が上がったの
で、ガスの中ではあるが早速山頂へ。
山頂に着いた瞬間だけガスが薄れて槍穂高が姿を表す。実にタイミングがいい。
下山して小屋に戻ると、また雨が本降りとなった。実にタイミングがいい。

夕食は、鳥の唐揚げに焼き魚、蕎麦とサラダも付いている。生野菜を全く食べ
ていなかったので、キャベツの千切りが実に美味しかった。テントでのナイト
キャップとして持って来ていた日本酒を全て飲み切るが、食糧は意外と余って
しまった。夕食を小屋飯にしてしまったので当然だが。
結局雨は夜半まで降り続けた。小屋泊まりで正解だった。

双六小屋 05:15
弓折乗越 06:25 06:35
大ノマ岳 08:00 08:15
秩父平 09:25 09:30
抜戸岳分岐 11:25
笠ヶ岳山荘 13:10

笠ヶ岳山荘 16:10
笠ヶ岳 16:25 16:35
笠ヶ岳山荘 16:45


第6日2016.8.02(笠ヶ岳小屋-新穂高) - 32期ほんたお
2016-08-06 20:57:34

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朝4時起床。周りも起きだしている。小屋の朝食はやめて、賞味期限の過ぎた
パンで軽く朝食。4時半には空が白んで明るくなりだす。ヘッドライトはもう
要らない。小屋の朝食前に笠山頂を目指す人も居た。自分は下山を開始する。

30分ほど過ぎた尾根上でご来光を拝む。槍の肩、ちょうど北鎌尾根の辺りから
朝日が昇る。笠ヶ岳が朝焼けに染まる。これは笠に居ては見られない光景だ。
北方には、黒部五郎、薬師、南方には、焼岳、乗鞍、そして噴煙を上げる御嶽
山。八ヶ岳も見えるが、富士山は...分からなった。ともあれ素晴らしい眺望
だ。日の出前に出発して大正解。

笠新道への分岐まで尾根筋を進むが、コースタイム1時間のところを1.5時間か
かっている。昼までに下山できるか不安になる。
ここからはカールの底へ向けて急降下する。カールの底、杓子平にて、ここで
見納めとなる笠ヶ岳を眺めながら、夜のうちに作ってもらったお弁当でブラン
チとする。
ここからは、穂高側の急斜面を急降下することになる。しかも石ゴロゴロで、
歩き難いことこの上ない。下るにつれて気温も上がり蒸してくる。
昨日も抜かれた山ガール二人組みに追い抜かれる。何とかついて行こうとする
が、どんどん離される。穂高が徐々に高くなり、沢筋が近づくことだけを励み
にひたすら下る。川の音が近づき、何とか林道に辿り着いた。
ここから林道歩きを1時間で新穂高ロープウェイに到着。バテバテだが、意外
と早く着いた。これにて今回の山行の山道は踏破となった。

バスまで2時間あるので、日帰り温泉で6日間の汗と汚れを落とし、全て着替え
てサッパリとした。ロープウェイ駅舎のフードコートで、一人打ち上げ。
バスに2時間ゆられて松本、スーパー梓で東京へ。が途中、雷で信号機が故障
して70分間足止め。夜遅くに帰宅した。

笠ヶ岳山荘 04:40
笠新道分岐 06:10
杓子平 07:20 07:40
林道 10:40 10:45
新穂高 11:40


Re:北アルプス大縦走 - 32期ほんたお
2016-08-06 20:59:09

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終章
例年であれば、もっとも気候が安定するはずの時期であったが、今回は天気が
不安定であった。雪渓も早々と消えてしまっていた。チングルマの最盛期のは
ずが、ほとんどが既に綿毛になっており、咲いているのは上の方(2700mを越
えた辺りか)だけだった。1ヵ月早く進んでいる感じであった。

ルートのほとんどが森林限界を越えているので、天気が良かったら、と考えて
しまうが、要所要所では景色を十分に堪能できた。雨具のお世話になったのも
黒部五郎付近での30分程度だけであった。仮にずっとドピーカンだったら、もっ
とバテバテになっていたであろうから、歩くには丁度良い天候であったと自分
を納得させる。オコジョと雷鳥にも会えたし。

小屋の食事を計画に入れることで内容は充実するし、軽量化できることも知っ
た。小屋が多いこの山域だからこそかも知れないが。
アルファ米は前日に水を入れると意外といけることも分かった。お湯を入れて
15分よりも美味しい。特に「山菜おこわ」は美味しかった。

こんな長期も久しぶりであったが、歩き通すことができた。
下山後の筋肉痛も、それほどひどくない。いつもなら階段を下りることもまま
ならない程になるが、今回は、足は重いものの歩くことができる。やはり慣れ
るのかなぁ。

3年分を一気に歩いたような感じで、ちょっと燃え尽きた感もある。
が、総じて良い山行となった。しばらくは余韻に浸っていられそうだ。



Re:北アルプス大縦走 - 36期澤田
2016-08-07 08:07:48

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ご報告、写真等拝見いたしました。スゴイの一言ですね。

添付した写真は昨日(8月6日)の燕山荘付近からの鷲羽岳方面です。5日、業務後、森山さん(37期)宅に一泊させて頂き、奥様にも大変お世話になり、翌6日、森山さんと2人で合戦尾根を登り北燕岳から東沢乗越を経て中房川沿いの道を下山しました。この下山路、一部道が不明瞭だったり、結構な数の倒木があったり、バランス良く沢を渡らなければならなかったり、かなり大変でした。



写真追加(1966夏山+) - 32期ほんたお
2016-08-06 19:11:30

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OB懇親会の際に小堀(24)さんからお預かりした写真を下記に追加しました。

http://chitosesangaku.web.fc2.com/yama196X.html

1966年の夏山と、もう1枚の2枚です。


Re:写真追加(1966夏山+) - 32期ほんたお
2016-08-06 19:15:06

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もう一枚です。

北岳 - 36期澤田
2016-07-31 19:44:47

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今朝(7:30頃)の北岳山頂からの富士山です。
広河原〜白根御池小屋に1泊し、草スベリを往復しました。

Re:北岳 - 36期澤田
2016-07-31 19:53:28

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下山途中で撮影した甲斐駒ケ岳。右手は八ヶ岳です。

Re:北岳 - 37期 森山
2016-08-01 22:18:05

素晴らしい天気でよかったですね。日曜日は天気がよさそうだったので私もどこかの山へ行こうと思っていましたが、結局行きそびれてしまいました。

Re:北岳 - 36期澤田
2016-08-02 23:13:15

ご参考(行程、ややアバウト)です。
30日朝、自宅で天気予報を確認したところ南アルプス方面はもちそう。立川駅まで出て白根御池小屋に電話したところ、2人で布団1枚なら宿泊可能・予約。登山計画を自宅にいるかみさんにメール。あずさ(座れない)で甲府着。バス停は長蛇の列だったが、3台のバス(9:00発)におばさん乗務員がうまく振り分け着席。途中、芦安と夜叉神峠登山口で乗車客あり、どうも乗用車で駐車場まできているらしい。11:00に広河原着。登山計画投函、準備の上、11:20頃歩き始め37年前よりは丈夫そうな吊り橋を渡り、広河原山荘前で6つワンセットのパンを3つ頬張る。15分程度歩き白根御池・二股との分岐到着。どうも腹が減り残り3つのパンも頬張る。
白根御池小屋に向けて歩き始め、道は結構急。1時間程度で小休止。ここから少しの間、急な道だったが間もなく平坦になり、白根御池小屋に到着。13:20分頃だったか。ガスって北岳はみえない。池の周囲は幾つかのテント。
夕食(16:30)まで暇つぶしに飲み食いし、無理して夕食全部食べたら腹が張り反省。20:00就寝。運良くドタキャンで1人布団1枚になったが周りのいびきと腹張りで眠れない。トイレに2回行き、21:00過ぎ、「これは一晩眠れないか」と思いつつ布団に入ったらいつのまにか眠ってしまった。
周りで「あと1時間」という声がきこえ時計をみたら3:30。廊下でもガタガタし始め4時前に床から出で、昨晩小屋に作っていただいた朝用の弁当を大部屋で食べる。4:20ヘッドランプ着用・小屋発。草すべりを登り始める。明るくなり始め天気も眺めも良い。白根御池が徐々に小さくなり北岳の山容が朝陽に照らされて美しい。ただ正直しんどい。40分程度歩いただろうか、富士山の上の方が見え始めうれしくなる。1時間半ぐらい歩いたか、小太郎尾根分岐に到着。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山が目の前に聳えている。ガレ場・鎖場を経て6:20分頃北岳肩ノ小屋に到着。300円でホット紅茶を注文、生き返った感あり。頂上に向かって歩き始めたが空気が薄いせいか苦しい。落石に注意しながら7:20頃山頂に到着。最初はグタっとしていたが、景色の良さに感動。槍ヶ岳と思われる山もみえた。40分程度滞在。
名残惜しかったが眺望を目に焼き付け8:00頃下山開始。再度肩の小屋でホット紅茶を注文。下りは足が思うように動かず、丁寧に歩き、小太郎尾根分岐で再度眺望を目に焼き付ける。
その後の下り、想定通りだが白根御池が見え始めてからなかなか着かない。ようやく10:00に小屋に到着。暑さでぼーっとしていた。小屋の受付で「昨晩頂いた昼用弁当を大部屋で食べていいか」尋ねたところご快諾。30分休憩したところだいぶ疲れがとれ、マイペースで下り始め、12:00頃広河原着。
12:45分発の甲府駅バスは往き以上に長蛇の列。最初は座れなかったが芦安からは着席できた。15:00頃甲府到着。自由席満員のあずさで帰宅しました。





Re:北岳 - 32期ほんたお
2016-08-06 19:13:34

いいですね!
同じ頃、私は北アにいました。
ただいま執筆中、近く投稿します。
2016.07.25-29 秋田・青森 - 27期 富岡
2016-07-29 19:33:05

25日 秋田駒ヶ岳 8合目-阿弥陀池 1:30(写真は眼下に見える田沢湖)

Re:2016.07.25-29 秋田・青森 - 32期ほんたお
2016-08-03 15:57:09

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ご依頼により、写真をアップします。
いいとこ行ってますね!

#記事や写真の投稿依頼、いつでもお待ちしています。

針ノ木岳(扇沢から周回) - 37期 森山
2016-07-25 00:14:54

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7月23日(土)
先週の海の日は登山日和だったが、未だに梅雨明けしない信州は週末に好天の日が少なく、しばらく登山らしい登山はしていなかった。この週末は晴れ間が期待できそうだったため、暑さを緩和できる雪渓歩きを考え針ノ木岳に行くこととした。
朝4時15分に家を出発し、5時前には扇沢の市営無料駐車場に到着。既に満車で区画のない場所に失礼して駐車し、準備をして5時15分に出発した。
歩き始めて暫くで車道を横断するところで針ノ木岳と針ノ木大雪渓が遠望できた。今年は雪が少ないという話だが雪渓もノドのあたりでクレバスが開いているのが遠目にもわかる。
6時30分に雪渓の末端に到着。やはりノドの部分が大きく崩れて見える。念のためチェーンアイゼンを着用し雪渓に入るが、すぐに夏道となり雪渓上をいくらも歩かないままノドの近くまで来る。ノドから先は雪渓通行が禁止となっており、ノドの下部で雪渓を横断して左岸側の高まき道に取りつく。結局針ノ木峠まで雪渓を歩くことなく終わった。
8時30分に針ノ木峠着。思ったよりも順調に来た。南には表銀座の峰々から槍・穂高連峰が、その右側には手前に烏帽子岳、その裏には水晶岳〜赤牛岳への稜線が続く。北側は針ノ木岳から爺ヶ岳へ続く稜線と雲の上に鹿島槍ヶ岳の双耳峰が山頂部だけ浮かぶ。
休憩しながら今後の計画を考える。当初は扇沢〜針ノ木峠〜蓮華岳往復〜針ノ木岳までは決めていて、その後時間と体力を見て種池方面へ縦走するか、そのまま下山するかを決めようと考えていた。思ったより順調には来たが、蓮華岳を往復すれば種池方面へ縦走すると23kmも歩くことになりちょっと自信がなかったため、とりあえず針ノ木岳に行ってその様子で蓮華岳をカットして種池方面に縦走するか、針ノ木峠に戻って蓮華岳往復後に下山するか決めることとした。
針ノ木岳への登山道は花や雷鳥に出会えてとても気持ち良い道である。9時40分に針ノ木岳に到着。ここで初めて剱岳が頭だけ見せた。もう少し早い時間であれば全体が見えたと思われるが、雲が多く立山の山頂部は確認できない。眼下には黒部湖が青い水を湛えている。北にはスバリ岳が荒々しい岩稜で聳えているが、その先の種池方面は赤沢岳以北が雲海に覆われている。この先どうしようか考えたが、ここから種池へのルートは30年以上前だが一度逆コースで歩いたことがあり、その時の印象は比較的楽なイメージがあったため、蓮華岳は別の機会とし、種池方面へ縦走することとしたがこれが後で後悔することとなった。
10時に針ノ木岳を出発してスバリ岳へ向かう。最初の下りは岩屑の道で途中で落石を起こしてしまったが幸い登山道とは関係ない方向で事なきをえた。10時40分にスバリ岳へ到着。この時点で針ノ木岳もガスに覆われはじめ、種池方面はほぼ完全にガスの中となっていた。途中で晴れることを期待しながら先に進んだが、ガスで先が見えないこともあり赤沢岳の登りが思いのほかきつくペースが上がらない。12時20分にようやく赤沢岳に到着したが時々黒部湖が見える程度で遠望は利かず、以降はガスの中をひたすら歩くだけとなった。道端には様々な花が咲いておりルートとしては決して悪いものではなかったが、もともと剱・立山を左に見ながらの快適な縦走を想定していただけにテンションは上がらない。またペースも上がらず頭の中には山小屋宿泊も選択肢に浮かぶようになってきた。鳴沢岳を通過し13時40分に新越乗越に到着した時点で何とか暗くなる前に下山できる目途が立ったため長めの休憩を取った。13時55分に出発し、岩小屋沢岳で小休止し種池山荘に到着したのが15時45分であった。山荘では泊り客がくつろいで生ビールを飲んでいてうらやましい限りであったが、下山の準備を整えて16時に出発。途中3回休憩し18時30分に扇沢の駐車場に無事到着した。アルペンルートは既に運航を終了しているようで、ほとんど人影もない状態であった。総行程19.6km、休憩を入れて13時間30分の長い山旅を無事に終えることができた。

Re:針ノ木岳(扇沢から周回) - 37期 森山
2016-07-25 00:17:15

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針ノ木岳の登りからの蓮華岳

Re:針ノ木岳(扇沢から周回) - 37期 森山
2016-07-25 00:18:47

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スバリ岳への途中から針ノ木岳

針の木岳の思い出 - 20期小堀
2016-07-25 19:33:02

今から約半世紀前、大学2年生の時の冬山合宿は針の木から槍の縦走でした。縦走隊は4年1名3年1名2年3名であとブナタテ尾根経由烏帽子合流のサポート隊4年1名1年2名のメンバー構成でした。大きな牡丹雪が降るクリスマスの翌日、前泊の大沢小屋を発ち針の木沢を詰め船窪岳に幕営しました。縦走は無事成功しましたが今考えても降雪の針の木沢を昼間に登るとは恐ろしくオバカな計画でした。投稿のスバリ途中からの鮮明な写真は、あの這松のヤニの混じった匂いの記憶を、脳裏が刺激し急に思い起こされました。又の投稿お待ちしています。

Re:針ノ木岳(扇沢から周回) - 28期ヒラキ
2016-07-26 00:01:57

13時間30分19.6kmを1日で踏破するとはすごい体力ですね。今の私だとやはり2日掛かりでやっとでしょうね。

高校1年の夏山がブナ立尾根から烏帽子〜笠への裏銀座縦走でしたが、炎天下のブナ立尾根を登った先は、台風の前触れの風雨の中の裏銀座でした。従って、黒部源流域の景色など何も記憶にありません。
いつかは、後立山から烏帽子〜笠までをトレースしたいと思っています。

小堀さんの冬の北アルプス縦走の記録を含め、多くのOB会員の思い出のある山域なので、ご自宅から45分で扇沢に到着できる地の利を活かした山行記録を期待しております。
2016.07.30OB会7月山行のご案内 〜谷川連峰湯檜曽川水系高倉沢〜 - 32期ほんたお
2016-07-19 14:40:54


谷川連峰の沢入門コースとして、高倉山に詰め上げる高倉沢右股を遡行する。
下山は天神平から谷川岳ロープウェイを利用。
日帰り可能ですが、帰りに温泉立ち寄りまたは泊まりを予定。

日程:7月30日(土)、泊りの場合〜31日(日)

場所:谷川岳天神尾根の高倉山(1,448m)東面の高倉沢右股

行程:7/30(土)
   東京6:36発 たにがわ401号→7:53上毛高原駅着 8:00発(バス)
   →8:38土合駅手前スノーシェッド手前着(自由乗降区間)
   →9:00湯檜曽川渡渉点発
   高倉沢右股 → 高倉山 → 天神平ロープウェイ駅(最終16:00) → 上毛高原駅

装備:夏の沢登り装備、ハーネス、ヘルメット、スリング3本程度、手袋

参加申し込み:企画担当 平木宛てにご連絡ください。
  m-hiraki@wine.plala.or.jp makoto.hiraki@gmail.com
  (メールアドレスの@を半角@へ置き換えてください。
   念のため、両方のアドレスへご送信お願いします。)

以上

花火 - 32期ほんたお
2016-07-10 21:02:03

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今日は夕焼けが広がっていました。
夜には、初花火を見れました。

渓流再開 - 29期前田雅通
2016-07-09 17:58:28

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6月30日に100日余の乗船生活を終えて内地に戻ってきました。今年は台風の発生もなく楽勝(?)で、15000tの船から釣り三昧でした。大物は28kgのキハダ(マグロ)。
一週間経ち、どっぷりと緑に漬かりたく年間遊魚券を買いがてら、8日裏丹沢神ノ川に行ってきました。
途中の、「うらたんざわ渓流釣場」で年券を購入。ここの社長は漁協の監視員を兼ねていて、3月の解禁直後には神ノ川林道(至 犬越路隧道)の孫右衛門ゲートを開錠して広河原(金山谷入渓)まで軽トラで運んでもらいました。
様子見と足慣らしの入渓なので、孫右衛門・小洞の二つのトンネルを抜けて、神ノ川本谷に下降したのが14時30分。ここから伊勢沢出合の先にある大堰堤まで釣り上りました。伊勢沢には流域最大のF4 50mがあるそうです。
釣果は20cm前後のイワナ5尾、今回はすべてリリースしました。20cmでも秋には卵を持つサイズです。
林道から伊勢沢に下降するルート(赤テープやリボンあり)を逆に辿り17時に退渓しました。様子見のはずが、小さな堰堤の高巻きで苦労するなどちょっぴりハードになりました。
【添付画像は渇水気味の神ノ川本谷】


Re:渓流再開_イワナ - 29期前田雅通
2016-07-09 18:01:50

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同じ渓で釣れるイワナでも色の変化があります。
これはオレンジ色が強い個体。

Re:渓流再開_イワナ2 - 29期前田雅通
2016-07-09 18:04:23

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これはノーマル?な個体です。
同じ堰堤の落ち込みで釣れました。

Re:渓流再開 - 29期前田雅通
2016-07-09 18:34:36

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神ノ川本谷の大堰堤
広河原までこんな堰堤が何本もあり、大高巻きを強いられます。

Re:渓流再開 - 32期ほんたお
2016-07-10 20:46:02

お帰りなさい。ご無事でのご帰還、お疲れ様でした。
可能な範囲で、海ネタ、海写真も楽しみにしております。

北アルプス常念・蝶 - 17期 山田英暉
2016-07-07 05:42:27



6月30日 中房温泉→燕山荘
 梅雨の時季であることを承知の上で、本格的な夏山シーズンに入る前に静かな北アルプスを歩きたかった。当初は28日から入る計画だったが、如何にも天気が悪そうなので2日間延期した。この判断がまさしく時宜を得て雲ひとつない最高の北アルプスの稜線歩きが実現した。

 過日の千歳高校山岳班OB会総会は幹事方のお骨折りで、とても楽しいひと時を送らせてもらったが、この時千歳の山岳班に入って最初の夏合宿が北アプス表銀座であったことを思い出した。
 あれは60年前、正確には58年前の夏、新宿を夜行列車で出発してまず中房温泉で幕営。翌日の合戦尾根の登りがきつかった。天幕一式と一週間分の食糧を背負うのは初めて。それに雨の急坂は忘れられない。この雨で帰路の上高地からの道路が崩壊し、観光客は避難を命じられたことを後で知った。我々は槍ヶ岳に登る計画を断念して水俣乗越から槍沢に下りることにした。
 上高地に入ると、観光客はすべて下山済み。小梨平に天幕を張っている登山客が残っている程度。今では考えられないとっても静かな上高地を楽しめた。我々が帰る時もバスは復旧せず、昔の釜トンを通って沢渡まで歩いて脱出したことを覚えている。
 さらに余談だが、槍ヶ岳に登らなかった分日程に余裕が出来たので、本隊は焼岳に登ることにした。しかし、もう一隊は高校生だけで横尾、涸沢経由で奥穂高岳を日帰りで往復するというとんでもない登山を実行した。今考えるとよくも顧問の先生が黙認してくれたものと思う。

 話を現在に戻そう。
 合戦尾根の登りの4時間は、北アルプスの登りとしては楽な方である。東京をあずさ1号で出発したので午後の3時半には燕山荘に着くことができた。夕食までの時間を使って燕岳を往復することもできた。途中コマクサの栽培試験地があって満開だ。ここのコマクサは小ぶりでとても可愛らしい。大きな余禄をもらった気がした。
 山荘ではロング缶のビールが700円、生ビールが1?で1000円。値段の付け方がどうにも分からないが、躊躇なく生ビールを頼んだ。

7月1日 燕山荘→大天井岳→常念小屋
 夜中にトイレに起きた時から雲ひとつない好天気。5時半に朝食を終えて、6時15分には燕山荘を出発した。なだらかな稜線歩きが始まる。
 文句をつけようがないほどの好天気のなかで、360度遠望できた。日本の3千メートル以上の山は南アルプス南部の山を除きすべて見えたものと思う。前日槍ヶ岳の穂先が見えた時には喜びの歓声を上げたが、穂高から立山、剣、三俣蓮華から後立山連峰、鹿島槍まで北アルプス全体が視界に入る眺望の中では、槍ヶ岳も全体の中の一つに格下げになる。それに北鎌尾根側からみると槍ヶ岳の頂上がとがっていないこともあって、槍ヶ岳を見ている時間が減ってきた。とはいえ槍ヶ岳は富士山とともに日本の山の象徴であることは間違いなく、いつまで見ていても厭きない。
 高山植物も花盛り。コマクサ、イワカガミ、シナノキンバイ、チングルマあたりは花を見れば名前が浮かんでくるが、名前が浮かんでこない花ばかりである。真夏の花はまだ咲いていないわけだが百花繚乱の感である。
 天気、眺望、高山植物など最上級の一日だったが、その締めくくりはブロッケンだ。夕方、常念小屋の前でビアパーティーを開いていると、安曇野側の谷からガスがわいてきた。時間はまだ午後3時。西の穂高側の陽がまだ高すぎる。祈る気持ちで待つこと1時間余り。ついにブロッケンが現れた。

7月2日 常念岳→蝶ヶ岳→三股
 夜中には星空だったが、朝になると雨は降っていないものの曇天で風が強い。この日の行程は結構長丁場なので小屋での朝食は辞退して4時半に出発した。常念岳の登り400mは急傾斜でただでさえきついうえに、雨も降りだした。強風と雨で登り1時間のところを30分も余計にかかってしまった。
 常念岳から蝶ヶ岳への稜線歩きでは、雨は止んだが穂高側からの強烈な風で身体がふらついてしまう。蝶ヶ岳の領域に入ると標高は2500mほどに低くなり樹林帯に入る。蝶槍の登りには、疲れもたまり老体であることを実感する。常念から蝶まで4時間のところを5時間もかかってしまった。
 蝶ヶ岳から三股までの下りは登山道の整備が進んで実に快適である。道が崩れ足場の悪い個所には木製の階段の設置が進んでいる。この下り道からみる常念岳は常念本体と前常念が同じような高さで並んでおり、ほぼ台形の山容だ。松本から見えるピラミッド型とは全く違う。別の山を見ているようだ。
稜線の東側に入ってからは前線が通過しきったこともあって風はやみ、青空が戻ってきた。人間はげんきんなもので環境が良くなると足取りも軽くなり、3時間半の道のりを3時間少々で下ってしまった。
 三股からは蝶ヶ岳から電話で呼んでおいたタクシーに乗って2泊3日の北アルプスの山旅を終えた。


Re:北アルプス常念・蝶 - 32期ほんたお
2016-07-10 20:43:58

3年前に常念から蝶まで歩きましたが、槍穂高のまさに展望台で、眺望が素晴らしいですよね。
私の高校2年の夏山は裏銀座から表銀座へのコース。槍までは順調でしたが、そこで暴風雨に遭い、テントのポールが折れて小屋に避難。翌日、表銀座は諦めて槍沢を上高地に下りました。

鍬ノ峰 - 37期 森山
2016-07-02 23:12:10

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鍬ノ峰(くわのみね)は、長野県大町市にある1,623mの北アルプス前衛峰である。地元では北アルプスの展望とシャクナゲの群生で知られている。私も過去2回登っているが、いずれもアルプスあずみの公園側からの最短ルートであったため、いつかは仏崎からのルートを登ろうと思っていた。
今週末は天気予報も悪く家庭の事情もあったため山に行くつもりはなかった。7月2日の朝は曇空で天気がいいとは言えなかったが、9時頃から北アルプスも見え始め青空も出てきたので、しばらく山へ行っていなかった運動不足解消も含めて鍬ノ峰仏崎コースを歩くこととした。アプローチは非常に短く、自宅から20分ほどで登山口の仏崎観音寺へ到着、境内の一角に車を停めて10時25分に出発。5分ほど階段状の山道を登ると鐘突堂へ到着。ここは大町市内が一望できる場所である。ちなみに仏崎は岩場があり地元のクライマーが岩登りの訓練を行う場所でもあるが、なぜか落雷も多い場所で以前にも何人かが登山中に落雷で死亡しているとのこと。先を急いで鐘は突かずに進む。いかにも松茸が出そうな赤松林の脇の岩場の道を進むが花崗岩の砂礫で滑りやすい。1時間程度で1206m地点付近に到達。ちなみに里山とはいえ往復約10kmのコースタイム約7時間の行程で、登山口から山頂までの標高差は約900mとなかなかハードである。この辺りからシャクナゲの木が目立ち始めるが、花はとっくに終わっている。登るにつれ株の数が増えてくるので満開のころはさぞかしすごい眺めと思われる。コースは緩斜面と急斜面のアップダウンが交互に現れるが展望はほとんどない。ここが山頂の登りかと思ったら偽ピークだったなどを繰り返し午後1過ぎに山頂着。途中高校生二人組とすれ違っただけで山頂も自分ひとりで独占。また、天候も一時的に回復し、目前の餓鬼岳や蓮華岳を始め、北は五竜岳、南は常念岳まで見える絶好の天気となっていた。山頂で約30分滞在し、名残惜しかったが下山があまり遅くならないように1時40分に下山開始。途中滑りやすい箇所等を慎重に下り、3時30分に登山口に帰着。休憩も入れて全行程約5時間の山旅であったが途中でカモシカも一瞬現れたり人にも1組しか会わず静かな山旅となった。

Re:鍬ノ峰 - 36期 澤田
2016-07-03 19:45:43

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写真の右手の一番高い所が蓮華岳でしょうか。天候が回復して良かったですね。
私は本日家内と影信山を往復、多少の風があって助かりましたがそれでも暑くて大変でした。

Re:鍬ノ峰 - 32期ほんたお
2016-07-03 22:32:15

いい眺めですね。(裏高尾もいいですが...)
北アルプス前衛峰にひょいと行けるのは羨ましいです。
これからも投稿写真を楽しみにしています。


Re:鍬ノ峰 - 37期 森山
2016-07-03 23:47:59

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爺ヶ岳から五竜岳までの稜線です。

Re:鍬ノ峰 - 37期 森山
2016-07-04 00:00:57

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ついでに、餓鬼岳(左)と唐沢岳(右)。
三ツ峠山 - 36期澤田
2016-06-26 20:03:48

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先日、森山さん(37期)に教えて頂いたルートで三ツ峠山に行ってきました。富士山、上の方は雲に隠れていましたが確かに大きく。鳥について詳しいことを知っているわけではありませんが、歩いている途中、これだけ多くの種類の鳥の鳴き声をきけたことは、これまでなかったように思います。

Re:三ツ峠山 - 37期 森山
2016-06-27 22:04:28

日曜日は雨は降らなかったですが、いまひとつの天気でしたね。私の家からは大天井岳から常念岳にかけての稜線がよく見えますが、ひと雨ごとに残雪が少なくなっています。

Re:三ツ峠山 - 36期澤田
2016-06-28 22:45:06

生活面でのご苦労は少なくないのかもしれませんが、山の季節の移り変わりを間近にみられていいですね!そういえば、近くのファミリーマートで「安曇野」という名の水を時々買っています。
当方、強い冷房が苦手で、薄いセーターを持ち歩き、通勤電車の中などで時折着ていますが、ホント面倒です。

相模川2 - 32期ほんたお
2016-06-26 15:07:04

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またも相模川。少し上流の小倉橋。
アユ釣りやBBQ、キャンプに良い処です。

OB懇親会の写真 - 32期ほんたお
2016-06-25 21:14:40

OB懇親会2016の写真をアップしました。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/201606-OBkai/index.html
をご覧下さい。

相模川と丹沢 - 32期ほんたお
2016-06-25 16:58:53

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バイクで相模川へ。
オフロード車には負けるが、ハンドル位置がオフ車のようなので立っても乗れるので、何とか河原を走ることも出来た。

赤岳(八ヶ岳) - 36期澤田
2016-06-18 20:49:27

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昨日仕事が終わった後JRで茅野駅に向かい、駅近くのビジネスホテルに宿泊。本日タクシー利用で美濃戸口を5時半に歩き始め、南沢、地蔵尾根を経て赤岳頂上に着き、文三郎尾根、南沢を下りました。あまり余裕はありませんでしたが、天気・眺望は良く。残念ながら山中で撮影した写真がうまく保存されておらず、帰りの茅野駅行きのバスから撮った写真を添付いたします。

Re:赤岳(八ヶ岳) - 37期 森山
2016-06-20 21:01:41

予定通り行かれたのですね。18日は終日好天だったので、私も予定がなければ山に行きたかったところです。

Re:赤岳(八ヶ岳) - 36期澤田
2016-06-21 20:50:15

森山さん ご返信有難うございました。

この時期にもかかわらず天気はよく、歩き始めた林道では雉が出迎えてくれ、ただ、早朝から陽射しが強く下山途中若干目が痛くなりました。
35期坂江さん - 36期澤田
2016-06-11 19:45:24

本日、府中駅ホームで、仕事帰りの坂江さん(35期)にばったりと会い、調布駅までご一緒させて頂きました。だいぶ前にも調布で偶然お会いした記憶がありますが、特におかわりないようにお見受けいたしました。
(ご本人よりOB会サイト掲示のご承諾を頂きましたので、報告致します。)


Re:35期坂江さん - 32期ほんたお
2016-06-16 17:27:04

坂江さんのメールアドレスをお知らせ下さい。
この掲示版ではなく、メールにて私へ。

耐える - 17期 山田英暉
2016-06-12 09:31:06

6月8日 高水三山
 老人性早起き症が発症したのだろうか、前日の夜特別に早く寝たわけでもないのに4時過ぎに目が覚めてしまった。読みかけの本を読み始めたが、気が入らない。しばらくはじっと再び睡魔がやってくるのを待ったが、眠くならない。仕方なく寝床を抜けネットで天気予報を見ると、梅雨に入ったものの今日のところ雨の予報はない。山に行くことにした。
 行き先は何も予定していなかったので、ホームグランドの高水三山に決めた。ここならば、体調が整わなくても天気が急変しても歩ける。朝食を早々に済ませ、女房に置手紙を残して出発。
 8時半には御岳駅から登り始め、いつもの道をいつものように歩いていると、先日函館で起きた7歳の大和君の置き去り事件が頭に浮かんだ。たまたま同年の男の子が孫にいるものだから、この二人を重ね合わせて事の次第を追った。
 よくもまあ、初めての森の中、それも夕闇の迫る中で10キロも歩いたものだ。そのあと6日間も水道水だけで、じっと一人で孤独に耐えたものだ。うちの孫を見ていると、とても考えられないことである。そんなことを考えているうちに、小生も大和君を見習って本日は耐える山歩きをする気になった。ゴールの軍畑駅までノンストップ、食事もなしと決めた。頂上を通るとついつい一休みして周りの山を眺めたくなるから、頂上は巻くことにした。
 体力テストみたいで面白さにはかける。しかし、前日の雨でしっとりとぬれた落ち葉はちょっと滑るが、カサカサの音も出さず静かだ。山歩きはやっぱり楽しい。山の中にいるだけで幸せな気分になれる。
高水山の常福寺では数十秒だけ足を止めお礼の参拝をさせてもらった。軍畑に着いたのが11時40分。3時間10分で歩くことができた。
 ところで、山で行動中の水分補給だが、これまで500mlのペットボトルをザックのサイドに入れておいて休憩の都度飲んでいた。こうすると数十分に一回の補給となり、ついつい多く飲んでしまっていた。
 この対策として、ペットボトルをチョッキのポケットに入れておき10分に一回くらいのペースで飲んでみた。要するに渇きを覚える前に少しずつ飲むのである。これは結構効果的な水分補給になるようだ。チューブ付きの水筒なんて買う必要はない。


Re:耐える - 32期ほんたお
2016-06-12 22:08:58

凄いですね!
水の取り方はビックリな情報です。今度試してみたくなりました。

三ツ峠山 6/5 - 37期 森山
2016-06-05 23:54:43

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6月4日のOB懇親会は大変楽しい時間を過ごせました。昼の12時から飲み続けて気がつけば夜の9時半。泊まる予定だったとはいえ、さすがに疲れました。
 今日(6月5日)は赴任先(長野県木曽郡木曽町)へ戻るだけでしたが、ただ帰るのはもったいないので、途中寄り道して三ッ峠山に行ってきました。

 宿泊地の王子を10時過ぎに出発し、談合坂サービスエリアでラーメンを食べている頃から止んでいた雨がポツポツ降り始め、周りの山も霧の中という状態でせっかく行っても富士山は見れないかと思いつつも登山口までは行こうと車を走らせた。今日は時間がないので、御坂峠の天下茶屋下から少し林道を入った三ッ峠登山口からのピストンとした。
 駐車場には12:45着。雨はわずかながら降っていて視界も不良。登るかどうかしばらく悩んでいたが雨が上がりそうな気配となってきたため出発することとする。
 13:00駐車場発、山小屋用ジープが通る道と山道経由があるが、迷わず山道経由を選択。上部に行くと結局ジープ道を歩くようになる。約1時間で四季楽園という山小屋に着き、そこから滑りやすい道をわずかに登ると三ッ峠山に到着した。晴れ間も見えるようになっていたが、富士山は見えなかったため周りの山など写真に撮っていたら、突然雲が晴れて富士山が圧倒的な大きさで目の前に現れた。さすがに富士山の展望台だけのことはある見応えである。少しでも条件がいいときに写真を撮ろうとしばらく構えていたが、あまり変化がないので、とりあえず御巣鷹山まで往復してくることとした。
 御巣鷹山までは15分くらいで山頂は電波塔だらけで展望もないため、記念写真だけ撮ってすぐに三ッ峠山へ引き返した。富士山の見え方はあまり変わらなかったが、青空の面積が広がり、自分のいる場所は日がさすようになってきた。しばらく写真を撮りながら15分ほど山頂に滞在してから下山開始した。下山のついでに木無山まで足を伸ばしたが特に展望なし。途中岩場に出る道があったので寄り道すると、クライミング練習地となっているようで岩場の上には多くのボルトが打ち込んであった。そこからまた何枚か写真を撮り下山開始し、駐車場にはちょうど16:00着、35分ぐらいで降りてきた。
 関東甲信越は本日梅雨入りしたとのことであったが、雨の合間を縫って富士山が見れたことは良かった。その後、高速道路で伊那まで行き、買い物、食事、温泉入浴をした後木曽に向かい、赴任先の宿舎に着いたのは20:30頃であった。
 
 ほんたおさん、宣言通り投稿しました。また機会があれば投稿します。

Re:三ツ峠山 6/5 - 36期澤田
2016-06-07 12:18:41

森山さん

当日、インター(一宮御坂?)おりてから登山口駐車場までどのぐらいの時間がかかりましたでしょうか(30〜40分程度ですか?)。勿論、所要時間は状況次第と認識しておりますが、よろしければ後学のためにお教え頂ければ幸いです。

澤田

Re:三ツ峠山 6/5 - 37期 森山   
2016-06-07 19:40:24

澤田先輩へ

 当日は、一つ手前の勝沼インターで降りました。時間は正確に覚えていませんが、インターから40分くらいあれば着くと思います。ナビでは御坂トンネルを越えてから旧道に入るように案内されましたが、無視して御坂トンネル手前から旧道に入りました。峠の隧道はやや狭いですが全く問題ありませんでした。

Re:三ツ峠山 6/5 - 36期澤田
2016-06-07 21:45:12

早速のご返事有難うございました。機会をみて私も行ってみようと思います。

またよろしくお願いいたします。

澤田

Re:三ツ峠山 6/5 - 32期ほんたお
2016-06-11 20:49:24

投稿ありがとうございます。
やっぱり富士山は見えるといいですよね。
木曽からだと、そうとう上に上がらないと富士山は見えないのでしょうねぇ...

またの投稿を楽しみにお待ちしてます!

靴を間違えてしまいました - 36期原田郁雄
2016-06-05 15:59:13

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すみません。
OB懇親会の後の3次会か4次会の際、どなたかの靴を間違えて穿いて帰ってきてしまいました。

写真の上側の靴(茶色、クリスチャンディオール)に心当たりの方はいらっしゃらないでしょうか?

なお写真の下側の靴が私の靴です。茶色で好日山荘のインナー入っています。

ご一報よろしくお願いします。


Re:靴を間違えてしまいました - 32期ほんたお
2016-06-05 16:26:10

心当たりがありますので、メールします。

OB懇親会速報 - 32期ほんたお
2016-06-05 11:37:47

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OB懇親会は盛会でした!
顧問の先生2人を含め、40人を越える方々が集まりました。
会長挨拶、顧問の先生の乾杯、今の千歳高校の様子、活動報告と進み、
ご参加の皆様の近況報告。3時間もアッという間に過ぎてしまいました。
二次会にも30人近い方々がご参加されました。そのまま三次会となり、
四次会に進まれた方もいらしたのでは?(私もその一人です)

改めて報告します。


Re:OB懇親会速報 - 36期原田郁雄
2016-06-05 15:37:30

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皆様
お疲れ様でした。
取り急ぎ写真貼っておきます。

Re:OB懇親会速報 - 36期原田郁雄
2016-06-05 15:43:17

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集合写真もアップします。
だいぶお酒が入っているようで、トリミングがおかしいです。
平木さん、切れてしまってごめんなさい。

なお、会場の方の撮ってくれた集合写真は、全部ピンボケでした・・・・

36期 澤田 - 小仏城山(5月29日)
2016-06-05 09:21:09

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5月29日の相模湖から小仏城山への道。相模湖横のダム近くに駐車し往復しました。

36期 澤田 - 小仏城山(5月15日)
2016-06-05 09:26:08

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5月15日の小仏城山山頂、小仏側より往復しました。

Re:36期 澤田 - 32期ほんたお
2016-06-05 11:35:44

良く歩いてますね。
今度はバリエーションルートで行ってみては!?
今は藪は酷いでしょうから冬でしょうけど。

男体山5/318:40- - 富岡 達矢
2016-06-03 10:31:23

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毎年1-2回以上行く日光。いつもいつかは登りたいと思っていた男体山に初登頂雨の翌日で若干すべりやすかったがコースタイムは標準 上り 5合目1:20 8合目2:30頂上3:20 下り 5合目1:30 神社 2:30 翌々日は両足とも筋肉痛。

Re:男体山5/318:40- - 32期ほんたお
2016-06-05 11:33:37

男体山は、ほぼ直登なので疲れますよね。
でも景色はいいですよね。
これからも投稿お願いします。

早い夏に備えて - 17期 山田英暉
2016-06-02 10:01:03

5月28日、29日 上高地
 前職のときに勤務していた愛知県岡崎の仲間と早春の上高地散策をもう10年以上も続けている。今年の宿は新装なった徳沢ロッヂにしたかったが、満員で断られたため恒例通り横尾山荘とした。
 東京からはあずさ1号で出発。新島々で岡崎からの車にピックアップして貰い上高地に入る。
 穂高は頂上部分が雲の中だったが、雨の心配はなさそうだ。上高地から横尾までの3時間余り、植物に強い仲間の指導を受けたが、なかなか覚えられない。小生でもすぐに見分けがつくイチリンソウ、イワカガミ、シャクナゲ等は教えてもらわなくても楽しめる。
 横尾についてからは食事の時間まで屋外宴会。新島々で仕入れた地酒と、アスパラガスをてんぷらにして穂高を眺めながら楽しむことができた。
 翌日は、雲ひとつない晴天。朝食を早めに終え槍見台に登ることにした。朝のすがすがしい空気をいっぱいに吸って、小屋から30分で青空にそそり立つ槍ヶ岳を眺めることができた。
 今年は例年になく季節の進み具合が早く、雪解けは進み、木の芽は緑色を濃くしている。暑い暑い夏がやってきそうだ。

5月31日 丹沢戸沢出合
 今年の夏に幌尻岳に登る時に必要な渡渉練習をする場所を探しに水無川に行ったことはすでに書いた。
 それに対し本垰君から戸沢出合を推薦されたので早速幌尻岳に行く仲間と出かけた。戸沢出合までのルートは仲間の希望により、小生にとっては再度、表尾根から回り込むルートを選んだ。
 天気予報では晴れることになっていたが、秦野の駅からみると丹沢はすっぽりと雲に覆われている。ヤビツ峠では視界20m。それでも天気予報を信じて登り始めると、三ノ塔に着くころには視界も100m位に広がったが、ただただ、黙々と歩くだけだった。平日の曇天とあってさすがに登山客は少なく出合ったのは7〜8人というところ。中に20歳代と思われる女性の二人旅が我々を追い越して行った。登山者の層が広がったことを目の当たりにした。
 行者ヶ岳の下りの鎖場は真新しいピカピカのクサリに替えられていた。天気もようやく薄日が差し始め、滞りなく戸沢出合に着くことができた。ヤビツ峠を出発したのが9時。戸沢出合に着いたのが13時過ぎ。まずまずの所要時間だった。
 渡渉練習の場所としては、浅瀬、渕、苔の付着した岩、急流などバリエーションがあり、各自の靴の長短を十分に確かめることができた。苔の付着した岩ではどの靴も滑りやすく、「北海道の沢は水温が低いため苔が育たない」話を信じることにした。
本垰君に感謝しながら戸沢を後にして大倉に向かった。


Re:早い夏に備えて - 32期ほんたお
2016-06-05 11:31:26

上高地から眺める穂高は、最高だと思います。

戸沢での渡渉訓練の成果を幌尻岳で活かせるといいですね。
幌尻岳は奥深いですが、いい山行になるといいですね。

突然の山歩き - 17期 山田英暉
2016-05-21 10:19:29


5月19日 大岳山
 前日の夕方、女房と二人で食事をしているときテレビから天気予報が流れてきた。「本日の好天、明日も続く」とのこと。これを聞いた女房は「天気が良いからどこかへ行くんですか」と問いかけてきた。山の予定は全くなかったが、小生は反射的に「山に行こうと思っている」と反応してしまった。それから何処へ行こうか考えた。
 ただ、結論を出すのに時間はかからなかった。行き先は、ケーブルカーの大改修が終わった御岳山に決めた。改修後の姿を見たいのとロックガーデンに行ってみたかったのである。御岳山だけでは格好がつかないので大岳山に登ることにした。
 下りは、鋸山から奥多摩に下りてもえぎの湯、馬頭刈尾根を下りて秋川の瀬音の湯。どうも温泉ばかりが思いつく。今回は日の出山から、しばらく行っていないつるつる温泉に下りることにした。
 好天のためか平日にもかかわらず登山客は結構多く、バスもケーブルも満席だった。そのケーブルの改修は、乗客から見える範囲では架線を支える鉄柱がダークグリーンに塗り直されたくらいしか判らなかった。ロックガーデンは岩登りの練習場所ではないかと勝手に想像していたが、実は自然石の並ぶ日本庭園“らしき”場所で、看板には「多摩の奥入瀬と言われている」と書いてあったが、奥入瀬には大変失礼な説明である。
 大岳山には七代(ナナヨ)の滝とロックガーデンを回って登ったので2時間半もかかってしまった。下りはつるつる温泉までノンストップの3時間。夏のような暑さのなか訓練登山になってしまった。
 女房との会話から生まれた突然の山歩きではあったが、結構疲れた。温泉とビールのおかげもあって、帰りの五日市線ではぐっすりと眠ってしまった。


Re:突然の山歩き - 32期ほんたお
2016-05-21 19:43:27

山と温泉+ビール。
電車だと下山後の楽しみがあっていいですよね!


Re:突然の山歩き - 17期 山田英暉
2016-05-22 10:12:06

追って
 ケーブルの御岳山頂駅の藤の花と日の出山頂上近くの深紅の石楠花が見ごろでした。
[千歳高校山岳班OB会]OB懇親会のご案内 - 32期ほんたお
2016-05-15 16:02:01

OB各位、先生方、

OB懇親会まで、残すところ3週間を切りました。
40名を越える方々がご参加の予定です。

先日、ご案内はがきを発送しましたが、一部訂正があります。
都営新宿線「都庁前」と記載しましたが、正しくは、
都営大江戸線「都庁前」でした。
お詫び・訂正しますので、お間違えのないようご注意下さい。

改めてご案内申し上げます。

■OB懇親会2016■
 日時 2016年6月4日(土曜日) 午後0時(正午)〜3時(受付開始:午前11時30分)
 場所 新宿三井ビル 54階 新宿三井クラブ
     前回、住友クラブと会場が異なります。
     新宿駅西口から向かって、住友ビルの一つ手前のビルです。
     東京都新宿区西新宿2-1-1 電話03-3344-5454(代表)
      http://www.shinjukumitsuiclub.jp/access/index.html
 会費  8,500円 (当日受付にてお支払い願います)
 最寄駅 JR線・小田急線・京王線・都営新宿線「新宿駅」より徒歩約8分
      西口広場より右側地下歩道をお進み下さい。 地下歩道が終わった右手です。
      京王プラザホテルの道路を挟んだ向かい側です。
     東京メトロ 丸の内線「西新宿駅」 2番出口より徒歩約5分
     都営大江戸線「都庁前駅」 A1出口より徒歩約1分
 エレベータ 1階または2階エレベータホール D 43F〜55F行き(会場は54F)
 式次第(予定)
    会長挨拶
    乾杯
    千歳(芦花)高校近況
    行事予定
    活動ふりかえり
     黒部下の廊下
     丹沢全山リレー縦走 PartI、II、III
     阿弥陀岳南稜
    ご出席会員の近況報告または千歳山岳班の思い出 1分間スピーチ
    閉会挨拶
    集合写真撮影

■二次会■
 時間  午後3時30分〜6時頃
 場所  ライオン 新宿センタービル店の予定(前回と同じ)
      http://r.gnavi.co.jp/g153300/
 会費  3千円程度を予定

まだ返信はがきがお手元にある方は、ご投函下さい。
欠席で出したが出席できるようになった方は、幹事までご連絡下さい。
メールでご返信して頂いても結構です。

当日、多くの皆様にご参加頂き、楽しい時間となることを願っております。

■幹事会■
 会長:21期小堀、今回幹事:30期釜田、企画:23期矢野・28期平木
 会計:32期望月、広報:32期本垰

瑞牆山 - 36期澤田
2016-05-08 19:26:16

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5月7日、韮崎駅前からバスで瑞牆山荘前に着き、駅の売店で買った甘栗を食べながら10:20に歩き始め、富士見平小屋、小川山への分岐点を経て天鳥川との出合いに11:30着。瑞牆山頂まで1時間30分との道標があり、苦も無く登れるかと思いましたが、ここからは大きな段差や岩の上を鎖づたいに登る等、全身を使う局面が少なくなく、頂上まで休みなしでいくつもりがばててしまい、1時間程度登った見晴のいい場所で小休止しキットカットをかじる。話にきいていた奇岩をみながら、再度歩き始めたらそこそこの時間で、12:45分に頂上着。山頂は一定のスペースがあるが、下手に動き回るとどこかからストンと落ちそうな。天気も良くなり眺望を一通りみたあと、小さな岩に座り時々金峰山、国師ケ岳方面を眺めながら昼食。今にして思えば、もう少し、みえる山々の名称を確認しておけばよかった。滞在時間そこそこに13:00過ぎに下山へ。踏み場を確かめながら丁寧に歩き、14:00過ぎに天鳥川出合につき、15:00過ぎに瑞牆山荘に到着。15:25分発のバスで韮崎駅に向かいました。

Re:瑞牆山 - 36期澤田
2016-05-08 20:15:51

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帰り、韮崎駅ホームからの八ヶ岳です。

Re:瑞牆山 - 32期ほんたお
2016-05-08 20:50:14

いいとこ行ってますね。
残雪などは全然ないのでしょうか?


Re:瑞牆山 - 36期澤田
2016-05-08 21:13:46

頂上手前の日陰に若干残っていましたが、避けて通れました。
大菩薩嶺 - 32期ほんたお
2016-05-08 13:03:17

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2016年5月7日、大菩薩嶺(2057m)に行ってきました。
連休も終盤、翌日には雨が上がるという予報から良い天気を
期待して出かけました。早朝、雨は上がり、青空が広がっていく。
これは期待できると思ってたら、笹子トンネルを抜けて甲州に
入ると空は雲に覆われている。
登山口となる上日川峠ではガスになってしまった。
日が昇るにつれて晴れることを期待して出発する。

白樺など自然林の中の気持ちの良い緩やかな道を大菩薩峠へと進む。2000m級
の山だと、奥多摩とは林相が違う。要は杉の植林が無いということでもあるが。

峠に着いてもガスの中。が休憩していると、スッと一瞬ガスが引いて山頂方面
への見通しが広がった。この後は10分に1分ガスは晴れるような感じとなった。
東方の関東方面は、スッキリと快晴で、先週登った御前山など奥多摩の山々を
見渡すことが出来るが、西方の甲州方面は雲海に埋まっている。富士山も雲の
中。天気が良ければ、抜群の眺望を楽しめながら歩ける尾根のはずだけに残念。

雷岩を通り越し、大菩薩嶺の山頂へ。ここは樹林に囲まれ全く眺望は無い。直
ぐに戻り、雷岩で大休止。たまにガスが晴れるが、富士山は笠雲で隠されてい
る。諦めて唐松尾根で一気に下る。
途中最後のビューポイントで、山頂付近は雲をまとっているが富士山の全景を
見ることができた。やはり富士山が見られるといいですね。

上日川峠 08:00
大菩薩峠 09:00
大菩薩嶺 10:00
雷岩 10:05 10:35
上日川峠 11:20


写真
左上:大菩薩峠より    、右上:関東方面
左下:富士山方面と大菩薩湖、右下:富士山


約40年ぶりの大菩薩。山容は変わりは無いが、大菩薩湖は無かった。
ここも20代の若者が多かった。良いことです。
年寄は減ったように感じるが、これは自分が相対的に年を取ったということだろう。


Re:大菩薩嶺 - 32期ほんたお
2016-05-08 13:05:26

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今回もバイクで行った。往きは高速で大月まで走り、手がしびれた。
帰りは20号と道志川の間の秋山郷を通る間道を通った。
リニアモーターカーの線路が通っており、
途中の車両基地?にリニアモーターカーが停まってました。

50年振りの水無川 - 17期 山田英暉
2016-05-07 23:31:12

5月5日 三ノ塔
 今年の夏のメインイベントは北海道の幌尻岳と決めている。その仲間から「渡渉」の時の履物をいろいろ試してみたい、と言われている。渡渉練習の場所は丹沢の水無川を思いついたが、水無川にはもう50年も行っていない。現在の大倉バス停は知っていても水無川の様子は全く知らない。
 大倉までバスで行って周辺を見て回ればそれで済むことだが、これでは如何にも味気ない。表尾根をヤビツ峠側から三ノ塔に登り、三ノ塔尾根または烏尾尾根を下って水無川に入ることにした。
 5月5日はまさにGWの真っただ中、天気はすこぶるつきの良好。秦野からのバスは臨時便を出してくれたが、その3台も満員という盛況さ。ウィークデー登山を続けている小生に昔の世界を思い起こさせた。
 最初はすいているときに一人で見に来ようかとも思ったが、大人が一人で川の中を歩いている構図が少々恥ずかしい。天気の良いGWなら子供や大人が大勢川の中に入っているものと考えたからである。
 ヤビツ峠から2時間で三ノ塔に着いた。混んでいても若者ばかりなので足は速くみんな小生を追い越して行く。2時間というのは小生の実力通りの時間である。あまりに混んでいたので三ノ塔尾根の分岐を見逃してしまった。座る場所もないので流れに乗って歩いているといつの間にか三ノ塔を下り始めた。雲ひとつない青空に富士山が見渡せたが、一人旅はよいものだが大勢の中の孤独はよいものではない。混雑の中でゆっくり楽しむのはかえってさびしい。
 烏尾山は三ノ塔程のネームバリューがないためか、少しすいていた。ベンチに一人分のスペースを見つけさびしくおやつを食べる。
 烏尾尾根を下る登山客は小生一人。静かな丹沢に帰った感じである。この調子なら誰にも会うこともなかろうと思っていたら、3パーティー5人とすれ違った。絶好の登山シーズン、それも連休の中で静かな丹沢を楽しみたいという人はいるし、静かな山もあるものだ。勿論こういう人はシルバー層である。
 水無川にたどり着いても、今浦島。昔の見慣れた景色はどこにもない。大勢の登山客と帰りのバス、電車が一緒になったらたまらない。1時過ぎのバスに乗ってすいているうちに帰ってしまった。4時間半の山歩きだった。


Re:50年振りの水無川 - 32期ほんたお
2016-05-08 09:59:51

渡渉練習は、また今度ですか?
烏尾尾根を下ると戸沢林道に出ますが、それをもう少し入った戸沢出合は練習にもノンビリするにも良いと思います。モミソ沢出合への下り口は良く分かりませんでした。数年前のことですが...


GW東北 - 38期 渡辺です
2016-05-05 23:43:32

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前半天気悪く、3日前夜発日帰りで鳥海山に行ってきました。今年は雪が少なく北ア、月山、東北方面しか期待できない状況でちょっと遠いけど出かけた甲斐がありました。山頂のみ暴風域の地獄めぐりで下はTシャツ春スキーとシーズンを締めくくるツアーでした。庄内平野と日本海です。
OB会。楽しみにしていましたが外せない仕事が入ってしまい、新宿1800以降になってしまいます。3次会などやってましたら合流します。

Re:GW東北 - 32期ほんたお
2016-05-08 09:51:58

今年は何処も雪が少ないのですね。
OB会、きっと3次会にも突入していることでしょう!

九鬼山 - 36期澤田
2016-05-04 07:40:22

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5月3日、行き先を決めないまま高尾駅につき、たまたまJRの快速が来たので乗車して大月に10:30着。駅構内の蕎麦屋でカレーライスを食べながら地図をひらき、九鬼山へ行ってみることに。富士急で田野倉駅につき、家内に予定をメールし11:15頃歩き始める。駅舎から出た時点で富士山の雄姿がみえ。駅の壁には想定通り熊情報の掲示があり。10分程度アスファルトの道を歩き、登山道入り口へ。登山者は自分ひとり。鈴をつけスマホをならすことに。道は歩きやすい。新緑がはえ、数か所木々の間から富士山のみえる場所もあり。人と会わない代わりに小さな蛇と出会い。山頂まで休むことなく登りました。山頂付近には若い方々のパーティーが2組。山頂から北側は扇山がみえ、一通り景色を眺めたあと同じ道を下山。13:40に田野倉駅に到着しました。写真の手前側はリニアモーターカーの駅と思われます。

Re:九鬼山 - 32期ほんたお
2016-05-05 19:29:23

高川山からリニアモーターカーの線路の横を通って九鬼山に登り、田野倉駅に下りたことがあります。
この辺りは電車から登れるのでいいですよね。
富士山も綺麗に見えるし。


Re:九鬼山 - 36期澤田
2016-05-05 20:13:50

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高川山に登られてから一度下って九鬼山に登られたのでしょうか。。。頭が下がります。
本日(5月5日)家内と、稲荷山から高尾山に登って裏高尾(日影)におり、下りは人も少なく新緑がきれいでしたが、太ももに残った筋肉痛が少々こたえました。

北八本沢温泉-天狗岳-西尾根-唐沢鉱泉 - 28期ヒラキ
2016-05-04 18:06:05

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春の北八を東西に横断し、稲子岳南壁と天狗の背を望むミドリ池から本沢温泉への樹林帯、夏沢峠を経て天狗岳への主稜線の縦走、展望の良い天狗岳西尾根の下降を経て唐沢鉱泉へ至る、温泉巡りの山旅に行ってきました。

日程 4月29日(金)-5月1日(日) 2泊3日(5月1日予備日)
場所 北八ヶ岳 天狗岳(西天狗岳2,646m)
行程 4/29(金) 東京6:52発 あさま601号 → 8:18佐久平駅着 8:31発(小海線) → 9:16小海駅着 → 9:23発(小海町営バス 稲子湯行) → 10:02 みどり池入口着 10:15出発 - みどり池11:40 - 本沢温泉13:40到着
4/30(土) 本沢温泉6:55出発 - 夏沢峠8:40 - 箕冠山9:20 - 根石岳10:15 - 東天狗岳11:00 - 西天狗岳11:40 - 天狗岳西尾根 - 第二展望台12:25 - 第一展望台13:30 - 唐沢鉱泉15:06到着

31期カマダさんと、1月連休後に冬季休業に入る直前の唐沢鉱泉をベースにして、天狗岳西尾根を登る計画を立てていましたが、直前に中止したため、4月下旬オープン後の唐沢鉱泉に泊まる山旅を実行することにしました。
やはり、山を下りてから温泉(鉱泉)に入るのが格別ということで、今回は天狗岳西尾根を下降することにして、天狗岳にはどのルートから登るかを検討した結果、北八横断コースを取ることにしました。

連休初日、観光客でほぼ満員の北陸新幹線で佐久平へ、ここから小海線に乗り換えて小海へ向かいました。連休で混雑を覚悟していたのですが、思いの外、小海線は空いていて、小海駅から乗り換えた稲子湯行き町営バスも、登山者は我々を含めて5人だけでした。ミドリ池入口ゲートで待機していた長野県警の山岳救助隊員も拍子抜けだったのではないでしょうか。
北陸新幹線を使えば、みどり池入口に着く頃には妙高入口や室堂(立山ケーブル上位かもしれません)、白馬駅にまで届いているので、雪の少なかった今シーズンは特に、そちらへ登山者が流れたのではないかと思いました。

ミドリ池までは、トロッコ軌道跡を拾いながらの緩やかな登りで、途中、明瞭に残る軌道跡に踏み入ってみたりしながらのんびりと進みました。ミドリ池手前から少し残雪がありましたが、スパッツの必要もない程度で、ハイキングに来ていた子連れのパーティも数組いました。(こちらはみどり池入口まで車で来ていたようです)
ミドリ池からは、樹林帯のなかの平坦な道を天狗岳と根石岳の間から伸びる尾根に向かって歩きます。尾根を乗越すところで少し登りましたが、静かな森の中の気分の良くなる登山道でした。
尾根上からトラバース気味に下降して、本沢温泉に続く林道に出会いました。キャタピラーの跡が付いていて、小屋の荷揚げに使っているのではないかと思われます。テント場の水場になっている沢で泥汚れを入念に落として、早い時間でしたが本沢温泉に落ち着きました。野天風呂はぬるくて風邪をひくかもしれないとのカマダさんのアドバイスで、部屋でウィスキーで体を温めてから、内風呂に入りました。自然保護のため石鹸は使えないのですが、ここまでの行程はきつくないので汗もさほどかいてはいないため、気になりませんでした。お湯は硫黄成分が強いためか黄色味を帯びて濁っており、湯船の底には厚い湯の花がかなりの量で堆積していました。本沢温泉は温泉宿というより、温泉のある山小屋でしたが、快適なサービスを提供してくれました。

翌朝、冬型の気圧配置でしたが快晴の下、本沢温泉特製弁当をザックに入れ、夏沢峠を目指して出発しました。
野天風呂入口の先から氷雪が道を覆うようになったため、カマダさんは丹沢全山リレー縦走で活躍したチェーンアイゼンを装着しました。私は12本アイゼンでいかにもオーバースペックでした。
夏沢峠からの稜線は、樹林帯に少し雪が残っていましたが、アイゼンなしで問題なく歩け、残雪期登山とは言えない春山登山になりました。この時期は、冬装備も欠かせないので、荷物が多くなりますが、今回のような天候の安定したタイミングにいつも当たれる訳ではないので、仕方ないです。

硫黄岳の爆裂火口跡を背に、北八稜線を縦走します。箕冠山と根石岳の鞍部は気持ちの良い草原状で、根石岳から眺めると南八の山容とマッチして高山帯の雰囲気です。
根石岳から天狗岳までの稜線では、ツアーのワッペンを付けた韓国からのかなりの人数の団体とすれ違いました。そう言えば、道標にも英語とハングルが書かれているものがありましたので、外国人登山者が増えているということでしょうか。
東天狗岳山頂は狭いうえに大勢の登山者でひしめいている状態だったので、西天狗との鞍部まで移動して休憩を取り、西天狗岳山頂では写真だけ撮って通過しました。
天狗岳西尾根は、出だしが岩石帯の下りです。雪がなく、ルートを示す白ペンキのマークが見えたので快調かつ慎重に下りました。眺めの良い尾根ですが、その分、風も強いので第二展望台と第一展望台との間の樹林帯まで一気に進んで、風のないところで昼食を採ることにしました。今回は行程に余裕があるので、昼はお湯を沸かしてフリーズドライの味噌汁を飲みました。初日はなめこ、二日目はあさりで、なかなかの味でしたが、あさりは貝殻が付いた状態で持ち帰りゴミが増えるため、山には不適かと思います。

唐沢鉱泉3時到着を予定していたので、途中、時間調整を兼ねて休みやすみ進み、見事、15時6分に到着できました。
唐沢鉱泉のお湯は、無色透明ですがじんわりと体を温めてくれます。普通の湯温と熱めの二つの湯船が用意され、サウナもあります。夕食はおかずの品数が多くて、一皿まるまる手つかずで残してしまう程でした。
ここは、茅野の奥座敷として利用されているようで、談話室には古い革製ポケットのビリヤード台や重厚なテーブル、白熊のはく製などが置かれていて、歴史を感じさせます。
翌朝、女将さんとお孫さんの見送りを受けて、宿のバスで茅野駅まで送ってもらいました。早くに駅に着けたおかげで、あずさ12号の指定が取れたので、のんびりお土産選びをしてから、車窓の南アルプスの山々を肴に、おいしい諏訪地方のお酒を飲みながら連休前半の温泉山旅を締めくくりました。

Re:北八本沢温泉-天狗岳-西尾根-唐沢鉱泉 - 28期ヒラキ
2016-05-04 18:07:45

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ミドリ池に向かう途中の廃線軌道を歩く

Re:北八本沢温泉-天狗岳-西尾根-唐沢鉱泉 - 28期ヒラキ
2016-05-04 18:10:30

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根石岳から南八を望む
赤岳と阿弥陀岳遠望

Re:北八本沢温泉-天狗岳-西尾根-唐沢鉱泉 - 28期ヒラキ
2016-05-04 18:12:30

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唐沢鉱泉

Re:北八本沢温泉-天狗岳-西尾根-唐沢鉱泉 - 32期ほんたお
2016-05-05 19:39:00

いいコースですね。
やはり雪は少ないのですね...

谷川岳天神尾根往復 - 28期ヒラキ
2016-05-04 12:12:05

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谷川岳ロープウェイを利用して、天神尾根から谷川岳を日帰り往復。
日程  3月26日(土) - 27(日 予備日)
場所  谷川岳(トマノ耳1,963m オキノ耳1,977m)
行程  3/26(土) 東京6:36発 たにがわ401号→7:53上毛高原駅着 8:00発(バス)→8:45ロープウェイ駅着
→ 9:30天神平発 - 天神尾根 - オキノ耳12:30 - 天神尾根 - 天神平帰着14:20 → ロープウェイ駅 → 水上駅

昨年から土日に山に行けるようになった31期カマダさんと、冬山復帰トレーニングとして天神尾根からの谷川岳往復に行ってきました。
春の移動性高気圧に覆われ、上越国境の山波を一望できる好天に恵まれた山行でした。
雪は締まっていたため、冬の参考コースタイムよりも短い実行動時間で往復することができました。ただ、ロープウェイ利用というお手軽さから、かなりの登山者が集まっていて、熊穴沢の頭の先にある3m程度の鎖場(鎖は無くて、かなりくたびれたロープだった)では大渋滞になってしまい、通過するのに30分程度掛かってしまいました。山側を向いてクライムダウンをすれば、3-4ステップで通過できる斜面ですが、雪がないためアイゼンの使い方に不慣れな人の動きが悪くなってしまうようです。
好天の登りで少し汗ばんでいたのが、この渋滞待ちで体が冷えてしまい、鼻水が止まらなくなってしまいました。

熊穴沢避難小屋から先は、斜面も広がり、周囲の景観を楽しみながら快調に登ることができました。
大賑わいの肩の小屋を横目に、トマノ耳まで進み、混み合う頂上では休憩を取らずにオキノ耳に向かうことにしました。
トマノ耳からオキノ耳へのトレースが、稜線際に付けられていたため、途中にあった踏み抜き穴には底がありませんでした。
下山は順調で、渋滞地点も登山者が分散したこともあって、行列せずに通過できました。

例年に比べて積雪量が少なく、雪山ハイクといった今回の山行でしたが、気になったことがいくつかありました。
1.女性3人とガイドらしき人物の4人パーティが、渋滞の列の横、西黒沢側斜面を進み、尾根のギャップ手前でアンザイレンして、ガイドを最後尾にしてコンティニュアスで雪壁を下降していったのですが、女性3人のロープ間隔が短くて、1人がスリップすれば引きずられて残りの2人も転倒し、ガイドが3人を止められるとはとても思えませんでした。渋滞を回避するためのトラーバースでもなく、そこから下降する意図がさっぱり分かりませんでした。
2.スノーシューを背負ったパーティに行き先を聞いたところ、ガイド任せなのでどこに行くのかは分からないという返答でした。
3.トマノ耳からオキノ耳へのトレースが雪庇際ぎりぎりだった。

ガイド任せやトレースを盲信してしまうことは、大きなリスクになることを改めて認識させられました。

GPSトラックデータをグラフにしたものですが、天神平、熊穴沢周辺、頂上稜線で積雪のため、地図の標高データより高い軌跡になっています。

Re:谷川岳天神尾根往復 - 28期ヒラキ
2016-05-04 12:14:16

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オキノ耳にて

Re:谷川岳天神尾根往復 - 28期ヒラキ
2016-05-04 12:15:52

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トマノ耳を望む

Re:谷川岳天神尾根往復 - 32期ほんたお
2016-05-05 19:30:51

良い天気ですね!
雪庇を踏み抜くのは怖すぎますが...
御前山 - 32期ほんたお
2016-05-01 22:00:46

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2016年5月1日、奥多摩三山の一つ、御前山(1405m)に行ってきました。
何故に御前山か? 17期の山田さんの投稿を読んだからなのです。確かに大ダ
ワまで林道(ほぼ舗装路ですが)がある。バイクで上がれる。大岳山、三頭山
は行ったことがあるが、御前山だけ未踏だったし。決めたのは前日の夜9時頃
でした...

6時にバイクで出発。厚着をして来たが、五日市を過ぎると空気が冷たく寒く
なる。林道の南側からの登り口となる神戸岩を見学。30m程だか、両側が岩壁
の狭いゴルジュになっている。林道は脇の小さなトンネルを抜けて続いている。
厚く積もった落ち葉や落石を避けながら、グングン高度を稼ぎ、大ダワ(994m)
へ。広い駐車スペースと立派なトイレもある。誰も居ない。

ここから山道を歩く。最初は杉の植林の中で何も見えない。いくつかピークを
越え、高度が増すと広葉樹の自然林となる。樹間に近くの山嶺(大岳山とか)
は見られるが、ほとんど切れ目がなく遠望はきかない。最後の急な登りで御前
山の山頂となる。

山頂も樹木に囲まれ眺望はあまり無い。唯一南方向に樹木の切れ間があるが、
高曇りで近くの尾根までしか見通せなかった。山頂付近ではカタクリの花が、
まだ咲いていた。だいぶ枯れかけた花が多く、もうシーズンの終わりのようだ。

山頂の直ぐ下に避難小屋がある。テラスのあるロッジのような立派な小屋で、
トイレはもちろん、水場もある。ここで宴会やれたら楽しそうだ。

往路戻るが、下りの途中に時折現れる登りが足に堪える。大ダワへ戻ると、車
数台、バイク数台が停まっている。同じように楽して登ろうという輩がいるよ
うだ。ここから大岳山も近い。そっち方面へ行く人も居た。

大ダワ 08:00
御前山 09:40 10:10
大ダワ 11:20

写真
左上:神戸岩、   右上:林道からの御前山
左下:カタクリの花、右下:避難小屋

山田さん、情報ご提供ありがとうございました!
これで奥多摩三山に完登となった。本来は、三山を縦走するのだろうけど...
大ダワへの林道は、大昔にオフロード車で来たことがあった。当時は舗装され
ていなかった。今は普通4輪車でも来れるようになっていた。でもスクーター
だったら、ここまで上がろうとは思わなったと思います。


Re:御前山 - 32期ほんたお
2016-05-01 22:20:24

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山歩きの帰りは奥多摩へ降り、小菅から猿橋へ抜けて20号で帰ってきました。
小菅から猿橋へ道139号は、立派で長大なトンネルが出来ていました。
鳥沢の"喜楽"に寄り、チャーシュー麺を頂きました。
何故に"喜楽"か? これも便乗企画です。
無為徒食(26期の中村)さんのブログに良く登場するので。
バイクがたくさん停まってました。
確かに美味しかったです。人気なんですね...

写真
左上:奥多摩湖、右上:小菅の鯉のぼり
左下:松姫ダム、右下:猿橋

宮ヶ瀬湖 - 32期ほんたお
2016-04-30 19:55:34

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慣らし運転で宮ヶ瀬湖まで走ってみました。
エンジンの慣らしではなく、操作の慣らしです。


Re:宮ヶ瀬湖 - 32期ほんたお
2016-04-30 20:00:41

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before:100cc、after:250cc、2.5倍に。
クラッチ車は久しぶり。ですが意外と直ぐに慣れました。

みつばつつじ(今熊山) - 36期澤田
2016-04-24 19:44:36

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4月10日、今熊山(八王子市)に出向いたところ、駐車場待ちで並ぶことになり、事前に知っていたわけではなかったのですが当日は登山道入口付近の「みつばつつじ」の見ごろでした。

Re:みつばつつじ(今熊山) - 32期ほんたお
2016-04-29 20:42:48

なかなか見事ですね。
実際に見ると、もっと素晴らしいのでしょうね!



Re:みつばつつじ(今熊山) - 36期澤田
2016-04-30 07:45:38

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桜や名の知れない花(添付写真)、また、山道にはすみれも咲いており、正直感動してしまいました。
思い立った山 - 17期 山田英暉
2016-04-25 14:41:51

4月20日 御前山
 前の晩、学生時代の仲間との飲み会があった。その帰りの電車の中で翌日の天気が晴れだという予報を見ていたら、急に山に行きたい衝動に駆られた。行き先は奥多摩が最も便利で手軽。その中で今回はいつもの高水三山より少しレベルを上げて御前山に決めた。
自宅を6時過ぎに出発したので奥多摩湖のバス停に8時半に着いた。たっぷりと時間はある。時間があるからゆっくりと登るものの、湖畔からのいきなりの急こう配の1時間と最後の惣岳山の登りがきつい。平日というのに若者5〜6人のグループがほとんど同じペースで登ってくる。彼、彼女らは大きな声でぺちゃくちゃしゃべりながら急こう配をモノともせずに登っている。うるさいからペースを上げて引き離そうと思っても、こちらの足が気持について行けない。悔しいがやはり年には勝てないのか、と思ってしまう。
 きつい登りでの癒しは、カタクリの花である。標高1000m位から現れすでに満開。「カタクリの花は7年に一度花を咲かせます。優しく見守りましょう」との立て看板が随所にたてられていた。それだけカタクリの花が多いともいえる。お花畑としてはコバイケイソウの群落もあった。まだ花は咲いていないが、濃い緑の大きな葉っぱが枯れ草の中から元気に伸びている。実に見事だ。
 頂上には20人くらいの登山客であふれ、ベンチに座ることも難しいので大ダワに向かって下山を始めた。
 大ダワから鋸尾根を下るか、鋸山林道を使うか迷ったが、まだ一度も歩いていない林道を行くことにした。長い林道歩きもあと2キロというあたりでハプニングが起きた。一人ですたすたと歩いていると後ろから乗用車が迫ってくる。私は道路の脇によけたら、私の横で止まって「よろしければお乗りになりませんか」という。歩いている方から乗せてもらいたいとお願いすることはあっても車の方から同乗を勧められることはまずない。いや、あり得ない。一瞬あと2キロを歩き通したいと思いつつも「人の好意はありがたく受けるのも山の礼儀」。乗せていただくことにした。
 奥多摩に下りれば当然のこととしてもえぎの湯に入ってビール。
 所要時間は6時間と標準時間の5時間40分を若干オーバーしたが、最後に車に乗せていただいたことを考えると標準よりかなり時間がかかったものと思う。


Re:思い立った山 - 32期ほんたお
2016-04-29 20:50:43

御前山ってデッカイですよね。
林道で車に拾ってもらえると嬉しいですよね

小雨の景信山 - 36期澤田
2016-04-24 19:52:28

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本日(4月24日)、小雨の中、何もみえないだろうと思って登りましたが、頂上では雨が上がり南側は雲の間に山々がみえました。


Re:小雨の景信山 - 32期ほんたお
2016-04-29 20:44:29

雨が上がって良かったですね。
それにしても雨でも登りますか!?

酒(丹沢山) - 36期澤田
2016-04-24 19:30:13

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いまだに酒の味はよくわかりませんが、数日かけておいしく頂きました。

Re:酒(丹沢山) - 32期ほんたお
2016-04-29 20:37:16

へー、丹沢山という日本酒があるんですね!

- 32期ほんたお
2016-04-23 22:23:20

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近所の「さくらの散歩道」。
八重桜なので、まだ咲いてました。
今週で終わりそうです。


Re:桜 - 32期ほんたお
2016-04-23 22:35:11

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おまけ。
近所の花壇。
いつも手入れが行き届いていて、とても綺麗です。

桜二題 - 17期 山田英暉
2016-04-16 13:49:54


 今年も桜の花を健康な体で眺めることができて本当に喜ばしい。
 さて、桜をどこで見るかが問題だが、今年は手近な丹沢と多摩とした。

4月5日 権現山、弘法山
 シルバーの11人で出掛けた。これ程の人数になると1ヶ月も前から日取りを決めていたので、天気が思わしくないからと言って急に変えられない。
 秦野駅に着いたときでも丹沢は分厚い雲の中。駅から水無川の下流に向かって少し歩いてから、権現山の登りにかかる。ほんの150m位の登りだが、山登りの覚悟はないし花見気分のうえ傘をさしているので戦意は上がらない。
 権現山から弘法山にかけては秦野市がPRに努めているだけあって、桜の木は多い。パンフレットによれば(晴れていれば)見事に富士山が見えるそうだ。
 このルートは小田急線の秦野から鶴巻温泉まで線路の北側1キロ位にある標高240m位の丘陵を歩くコースなので手軽である。秦野には何回も通っていたが、恥ずかしながら知らなかった。弘法山を下れば鶴巻温泉のお湯とビールが待っていた。

4月12日 高尾山
 「高尾山から城山にかけての桜は見事だ」という話はいろいろなところで聞いていたがまだ見たことがなかった。ネットで見ると高尾山の桜の見ごろは上旬から中旬と書いてあったので、絶好の花見時である。
 女房とゆっくり家を出て高尾駅からバスで小仏に入る。バスは平日というのに2台が満員になっている。しかし、多くの登山客は、影信山に向かっていたので旧甲州街道を小仏峠に向かう登山道は案外すいていた。
 城山頂上のソメイヨシノ系の桜は満開で実に見応えがあったが、山桜系の木は四分咲きというところだが、葉っぱが相当に出ており桜の花の華やかさは目立たない。山桜系は数百メートル離れたところから見ると、緑の中で存在感を表している。小生には山桜系は少し離れてみる方が好みに合っている。
 なにわともあれ、花見の後は温泉とビールが楽しい。


Re:桜二題 - 32期ほんたお
2016-04-16 19:35:59

弘法山から浅間山への尾根歩きは、低い割には自然も楽しめますよね。
桜のシーズンの高尾山も良さそうです。

- 32期ほんたお
2016-04-03 12:07:45

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目黒川の桜
3月31日、中目黒への最後の出勤でした、


Re:桜 - 32期ほんたお
2016-04-03 12:11:44

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近所の恩田川の桜
両側に見事な桜並木が続き、目黒川にも負けていません。


Re:桜 - 32期ほんたお
2016-04-03 12:13:18

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おまけ、窓辺の花。
最終出社にもらった花束。
空より - 32期ほんたお
2016-03-28 21:54:08

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広島への飛行機からの眺め。
南アの南の方かと。
どなたか同定して下さい。

北八ツ天狗岳 - 32期ほんたお
2016-03-10 12:49:41

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2016年2月27,28日、25期キリヤマさん、25期ナカムラさん、26期ナカスギさん、
26期イガさんと黒百合山行に行ってきました。写真は東天狗からの南八。

プロローグ
毎年行われている黒百合山行。毎回、用事と重なり参加できないでいた。
今年はキリヤマさんの連続10周年記念だという。何としても参加したいと思っ
ていたが、念願かなって参加することが出来た。

2/27(初日)
ナカスギ号にて出発、茅野でキリヤマさんも合流して渋の湯を目指す。雪が少
なく、渋の湯まで全く雪道ナシ。装備を整えるがアイゼンは着けずに出発。が、
直ぐに川を渡ると北斜面の登りになる。雪は少ないが路は凍っている。で結局
直ぐにアイゼンを装着することになった。氷にアイゼンの刃先が効く。そんな
中も途中で追い抜いていった歩荷さんは、長靴でヒョイヒョイと登って行った。
御見それしました。尾根道に出ても雪は少ない。ほどなく黒百合ヒュッテ着。

早速小屋に入るも、この小屋のお作法が分からずいると、他の隊員は直ぐにス
トーブ周りの席を確保。ここは、荷物は2階の寝床に持ち込めず、2階にも夕方
になるまで上がれないとのこと。つまり1階でしばらく過ごさねばならないの
だが、ストーブ周りはテーブルもあり特等席。ここを素早く確保することが大
事あることを知る。【教訓1】さすが経験者は素早い。

私も入れてもらい早速酒盛り。皆さん色々な肴を用意している。楽しく過ごす
にはこれも大事だ。【教訓2】

麦酒、日本酒、焼酎、洋酒。居酒屋状態で楽しく過ごすが、夕食の頃には遭難
寸前。この頃からの記憶が無く、どうも食事の時(または後?)にも追加で日
本酒を飲み、どうやって2階の宿泊地まで移動したのか分からず、夜も周りに
騒音迷惑をかけた模様。結局遭難者でした。
長い時間を小屋で過ごす時は要注意。【教訓3】

渋の湯 11:10
唐沢鉱泉分岐 12:15
黒百合ヒュッテ 14:00


2/28(二日目)
爆睡したせいか夜中に目覚める。それから朝までウトウトと過ごす。
早めに1階に下りるも、朝食も2回交代で我々は遅い方の組。席も夕食と同じと
のことだが、覚えていないので、他の隊員に教えてもらう。ここの朝食は豪華
(普通?)だ。コブシ小屋とは大違い。

昨日午後から天気が崩れ雪も降ったが、今朝は快晴。気温は -10度。昨夜の雪
で10cm程積もったようだ。中山峠を経由し、東天狗を目指す。霧氷が美しい。
山頂付近には雪煙が流れている。上部へ上がるにつれ、風が強くなる。途中で
ネックウォーマーにゴーグルも着け、使うことはあるまいと思いつつ持ってき
た防寒具をフル動員することになった。【教訓4】北八といえども侮るなかれ。

山頂からは360度の大展望が素晴らしい。ただ遠方は霞んでいて北アなどは望
めないが、八ヶ岳連山は一望できる。昨夜の雪で真白な雪化粧となっている。

強風と寒さで、早々に山頂を後にする。東側に落ちたらサヨナラなので、慎重
に下り、中山峠で休憩とした。ここで、黒百合ヒュッテを堪能するチームと分
かれ、ナカスギ隊員と高見石を目指す。

中山を越えると、昨日の雪が付いた静かな樹林の中の北八らしい道を下るのみ。
しかも適度な傾斜の雪道なのでザックザックとペースも上がる。予想よりかな
り早く高見石に到着。白駒池は真っ白だが、周りの樹林は全く雪が付いていな
くて黒々としている。

高見石小屋で大休止とする。テラスに上がるためにアイゼンを外す時、プラス
チックの留め具が切れて外れてしまった。ビニールテープで応急修理。もう変
え時かも...(後日修理したら何とか使えそう...)
【教訓5】アイゼンは丁寧に扱おう。
テラスの手すりに星ガラスがやってきた。間近にみると意外と大きい。もの欲
しそうな表情。ナカスギさんがパン屑を、近くの手すり置くと、さっとやって
きて、素早く持ち去って行った。どうも慣れている様子だった。

小屋の主人に聞くと、高見石小屋は、いつも混むことはなく、特に今年は雪が
少なすぎてスノーシューツアーも出来ないので特に少ないとのこと。
黒百合ヒュッテは天狗登頂へのベースになるので混むのでしょうかね。

ここから麦草峠への道を分けると犀の河原へ向けて急な斜面を下る。
犀の河原もほとんど雪がなく、夏と同じように岩の間を左右に避けながら進む。
沢沿いの道になった所で休憩。結構足にきている。
沢の水が完全に青氷になっている。普段なら雪の中なのだろうが、雪が少なく
むき出しになっているのだろう。ちょっと幻想的な眺めだ。沢の水の流れ始め、
枝沢の高巻を何度か越えて渋の湯に到着。ほぼ予定時間に到着し、黒百合ヒュッ
テ隊と合流。

露天風呂で汗を流し、蕎麦屋で燃料を充てんして岐路に就く。

黒百合ヒュッテ 07:20
東天狗岳 08:45 09:00
中山峠 09:40 09:50
中山 10:10
高見石 10:45 11:15
渋の湯 12:25

この山域には、雪の無いシーズンには数年内に何度か来ているが、冬に入るの
は約30年ぶり。雪は少なかったが、夜に降雪もあり好天にも恵まれ、十分に堪
能できました。やっぱり雪山もいいですね!


Re:北八ツ天狗岳 - 32期ほんたお
2016-03-10 12:50:46

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写真は、東天狗からの蓼科方面。

Re:北八ツ天狗岳 - 32期ほんたお
2016-03-13 19:24:46

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OB会サイトへ報告ページを作りました。

http://chitosesangaku.web.fc2.com/201602-kitayatsu/index.html

写真も追加しました。

更に内容を充実させますので、お待ちを。


Re:北八ツ天狗岳 - 32期ほんたお
2016-03-20 18:11:48

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OB会サイトの報告ページにナカスギさんの写真を追加しました。
ナカムラさんブログへのリンクも張りました。

http://chitosesangaku.web.fc2.com/201602-kitayatsu/index.html

ご覧下さい。

2016渓流解禁早戸川水系間子小屋沢 - 29期前田
2016-03-06 21:25:01

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長期出張前で休みが自由にとれるので、1日置いた4日、より渓らしい早戸川水系の間子小屋沢に入りました。この沢は、スタートは前回と同じ水沢橋ゲート前ですが、入渓まで奥野林道を1時間20分ほど歩きます。
林道終点の10分くらい手前の山側斜面で、ガサゴソ音がするので見上げるとカモシカがこちらを見ていました(画像A)。丹沢にカモシカがいるという認識が無かったのでびっくり!調べてみると、1.4頭/km2という密度で分布しているという調査があります。これに対してシカは20頭/km2とか。興味のある方は、「丹沢山地におけるニホンカモシカの生息密度」
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/10208.pdf をどうぞ。
林道終点には大平キャンプ場跡があり、いつの頃までか知りませんが昔は車で入れたそうです。今は国交省の雨量観測所があり、データをWebで見ることができますが、冬期は休止しており、実際雨量計も取り外されていました。
大平から荒沢を渡り、小尾根の乗越を越えて間子小屋沢に入ります。ここから沢を25分ほど下り、荒沢と間子小屋沢の二俣(画像B)の下流から釣り上がります。冬枯れで見通しがよく、沢の様子がよくわかります。林道を歩いていても葉で遮られることが無いため、ああ此処はこうなっているのか、現在地は此処なのかと判りやすいです。
間子小屋沢の渓相はよく、難しい滝はほとんど無く釜も多い(画像C)ですが、冬なので渇水気味(と言っても、前回の伊勢沢よりも多い)です。水温は6.5℃と伊勢沢よりも2℃も高いのは水量の差でしょうか?
8時から釣り上がると6寸から7寸ほどのイワナがポツポツと釣れます。伊勢沢と同じように夏場にいるような小さな落ち込みには魚は付いておらず、ある程度水深のある釜から出てきます。晴れて気温も高くなり、10時前に大岩の上で小トカゲと洒落込みました。
10時20分再遡行開始、しばらく行くと如何にもという釜が出現。こういう大場所は先に竿が入ると難しいのですが、解禁4日目なので期待を込めてルアーを投げると16.5pのイワナ。まぁこんなものかとリリースして、取りあえずもう一投と軽い気持ちで引いてくると、大きな黒い影がスーッと出てきてフィッシュオン!これは尺ものと喜びつつも、バレルナバレルナヨと念じながらやり取りをしてネットに収まったものは、32cmのまるまると太ったニッコウイワナ(画像DE)、11時20分でした。一昨年、神ノ川矢駄沢で釣った33cmの自己記録には及びませんが、丹沢で年1尾尺ものが釣れればいいなと思っている自分にとって、シーズン早々の目標達成で大感激です。
気分を良くして釣り上がるとポツリポツリと釣れてきます(画像FG)。20cm以下はリリースしながら、13時55分大平キャンプ場給水施設跡着、さらに釣り上がって14時20分に納竿。尾根の途中の踏み跡を辿りながら、荒沢乗越を越え荒沢を渡って沢支度を解いて15時30分に奥野林道を引き返しました。帰宅後、イワナの刺身と沢筋で見つけたフキノトウのフキ味噌で一杯。充実の一日となりました。
伊勢沢も間子小屋沢もこの時期さすがにヤマビルの姿はありませんでした。
【記録】
自宅発04:18→水沢橋ゲート前05:10着 ゲート発05:30 奥野口05:50→カモシカ遭遇06:45→奥野林道終点06:52 沢支度後発07:15→荒沢乗越07:30→間子小屋沢下降開始07:35→間子小屋沢・荒沢二俣着08:00→周辺を釣ったのち遡行再開09:05→取水施設跡13:55→遡行中止納竿14:20→荒沢乗越15:04→荒沢で沢支度解除後出発15:30→水沢橋ゲート着16:45


Re:2016渓流解禁早戸川水系間子小屋沢 - 29期前田
2016-03-06 21:28:18

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追加画像です。

Re:2016渓流解禁早戸川水系間子小屋沢 - 29期前田
2016-03-06 21:32:30

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カモシカの画像です。

Re:2016渓流解禁早戸川水系間子小屋沢 - 32期ほんたお
2016-03-10 12:48:17

丹沢でも結構釣れるのですね。
やっぱり腕ですか!?

ホームグランド - 17期 山田英暉
2016-03-05 10:59:17

3月1日 高水三山
 高水三山は小生のホームグランド、トレーニングジムと考えているので、一人で気軽に出かけるし、もし声をかけられたら必ず出掛ける。
 今度は古い友人から「ちょっと多摩を歩こう」と誘われた。遠方に住んでいる友人だったので、出発時刻を御岳駅10時とゆっくりした計画とした。
 この日は久しぶりの冬型気圧配置になり、冷たい北風が吹きすさんでいたが、2月の暖気で雪は完全に融けてしまっていた。同行の友人は高水三山がはじめてというので、惣岳山で青渭神社にお参りし、岩茸石山の頂上では雲取山や川苔山を眺めながらゆっくりお昼ごはんを食べて高水山に向かった。小生は高水山については、北面の巻き道が好きなので希望を通してもらい、さらさらと落ち葉をかき分けながら静かな山を楽しんだ。平日の山歩きの最大の長所である
 所要時間は4時間30分。標準のコースタイムが4時間10分なので、20分ほどオーバーしたが、岩茸石山でののんびりした昼食と常福院や高源寺もゆっくりとお参りしたためだろう。たいしたトレーニングになっていなかったかもしれない。


Re:ホームグランド - 32期ほんたお
2016-03-10 12:47:12

高水三山、一度は行かないと、ですね。
私のホームは、何処だろう...
2016渓流解禁東丹沢水沢川水系伊勢沢他 - 29期前田
2016-03-06 21:14:19

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今年は南の島への出航が例年より遅いため、渓流解禁に間に合いました。
そこで解禁2日目に足慣らしに東丹沢水沢川伊勢沢と神ノ川日陰沢に入渓しました。
解禁当初で人出が多いと思い03時40分に自宅発、八王子バイパス→R413経由、1時間で水沢橋のゲート着。さすがに先行車両は居ません。八王子バイパスは料金所の撤去工事がおこなわれていました。30年の料金徴収期間が終了し、昨年10月31日から無料開放となったそうです。
沢支度をして明るくなるのを待ち、あとから軽のバンでやって来た72歳のベテランに解禁日の様子や昔話を聞いたのち出発。1日の解禁日は事前放流の魚を目当てに多くの釣り人が出て車止めゲート前は車があふれ、釣り堀状態だったとか。
5分ほど歩いたのち入渓。移動性高気圧に覆われて放射冷却が効きとても冷え込みがきつく、水温は4.5℃しかありません。ずいぶん昔に買ったゼロポイントのクロロファイバーのアンダーウエア上下や昨年買ったユニクロのライトダウンベストを着こんでいます。
案の定、F1の高巻まで魚は出ません。一旦林道這い上がりF1のすぐ上に再入渓、釣り上がります。06時45分にようやく20pほどのヤマメ。水温が低いためか動きが遅く、ルアーの追い方がイワナみたいにゆっくりしています。これは天然ものか稚魚放流が育ったヒレピンです。
このあと画像にある頭骨が付いた鹿角を発見、これを持ちながら遡行し自宅に持ち帰りました。また、沢筋の枝が氷結してツララになっており、日が昇ると谷風が冷風を吹き上げて冷蔵庫の中にいるようになります。
ヤマメの活性は低く、小さなポイントでは全然反応がありません。低水温のため水深のある大場所にしかいないようで、そのようなところで2度ほどルアーを追ってきましたが針がかかりせずに遡行を打ち切り、音見沢との二俣の先からよじ登り退渓しました。
林道沿いに下り、車止めゲート近くの堰堤下の深みが空いていたので、成魚放流のヒレのまるまったヤマメを4尾釣り、神ノ川に転進しました。
車止めゲートから約1時間走り、神ノ川ヒュッテ前に到着、日陰沢を遡行します。丁度帰り支度をしているエサ釣りの人がいたので、多くは望めません。渇水気味の沢を1時間ほど遡行し、出たのは19p1尾、小さくとも今年の初イワナです。
この日の釣果は画像Eです。左から4尾が成魚放流のヤマメ、日陰沢の天然イワナを挟んで伊勢沢の天然か稚魚放流のヤマメです。
神ノ川林道を戻る途中、エビラ沢の大滝(画像FG)を覗き、水を汲んで帰宅しました。林道から20m位入ったところに東屋と展望台があります。その山側に水場があり、大きなポリタンをいくつも持って水汲みに来る人を見かけることがあります。
【記録】
自宅発03:40→水沢橋ゲート前04:40着 ゲート発05:50 伊勢沢入渓06:55 F1高巻終了07:15 伊勢沢・音見沢二俣経由退渓10:40 水沢橋ゲート発14:00 神ノ川ヒュッテ前着15:00 日陰沢入渓15:05 日陰沢退渓16:00 神ノ川ヒュッテ前発16:45


Re:2016渓流解禁東丹沢水沢川水系伊勢沢他 - 29期前田
2016-03-06 21:19:45

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追加画像です。
速報2月OB会山行計画(北八ツ天狗岳) - 32期ほんたお
2016-02-28 22:23:30

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25期キリヤマ、25期ナカムラ、26期ナカスギ、26期イガ、32期ホンタオで行ってきました。
本日は快晴、素晴らしい眺望でした。
ただ天狗岳山頂付近は、もの凄い風でした。


Re:速報2月OB会山行計画(北八ツ天狗岳) - 32期ほんたお
2016-02-28 22:28:00

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中山峠付近からの天狗岳。
稜線から雪煙が上がっていた。


Re:速報2月OB会山行計画(北八ツ天狗岳) - 32期ほんたお
2016-02-29 12:14:11

無為徒食(25期ナカムラ)さんのブログにも早速アップされました。
一日目
http://muitosyoku164.blog39.fc2.com/blog-entry-1644.html
二日目
http://muitosyoku164.blog39.fc2.com/blog-entry-1645.html

ご覧下さい。


二つのチョンボー - 17期 山田英暉
2016-02-20 14:35:54

2月17日 川苔山
 川苔山と言えば、いつでも川乗橋から登るものとの先入観にとらわれていた。そこでたまには鳩ノ巣側から登ってみることにした。
 ところがスタートから間違いをしてしまった。鳩ノ巣の民家が切れるところから神社の境内を通って登山道に入るべきところ、何をボケっとしていたのか神社の鳥居を通り過ぎて林道を登ってしまった。地元の人とすれ違った時に相手が怪訝な顔をしていたので地図を見て間違いに気付いた。しかし林道は大根(おおね)ノ山ノ神で登山道と合流しているので、そのまま歩くことにした。これで概ね20分ロスしてしまった。
 今回はもう一つチョンボをしてしまった。帰路も鳩ノ巣に下りるので電車の時刻を見て、午後は毎時25分と55分発であることを確認した。
 下りの途中、大根ノ山ノ神の通過は午後1時47分。ここから駅までは30分なので、鳩ノ巣駅到着は2時17分。丁度良い時間である。ところが駅の手前1分にある踏切に来ると遮断機が締まり上り電車が目の前を通ってホームに着いた。
 登り電車の発車時刻は14分だった。なんていうことはない上りと下りの時間を見間違っていたのである。
 ということで山歩きの出だしと終わりが気に食わなかったが、標高差1000m強の川苔山は小生にとっては登り甲斐がある。鳩ノ巣側の登山道は登り3時間半、下り2時間半。傾斜は緩く、ほとんどが杉の植林地の中の単調な道。花粉症の人には耐えられないだろうが、その気配のない小生としては快適な山歩きであった。


Re:二つのチョンボー - 32期ほんたお
2016-02-28 22:37:51

標高差1000mはキツイですね。
我々昨日は、渋の湯から黒百合ヒュッテまで標高差500mしかありませんでした...

陽気 - 32期ほんたお
2016-02-14 16:59:40

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雨も上がったので、陽気に誘われて境川へ自転車で。
梅が咲いています。
暑い位でしたが風が強く、向かい風だとペダルを漕ぐのが大変でした。

大雪の名残 - 17期 山田英暉
2016-02-08 14:14:40

2月4日 高水三山
 1月の雪が残っているうちに多摩の山を歩いておこうと思って、高水三山に出掛けた。ここは電車の駅からすぐに登り始められる。実に手軽なので気に入っている。自宅を出て1時間半後の8時半には御嶽駅から歩き始めた。雪は標高500m位から現れたが、降ってから3週間もたっているのですっかりと踏まれて氷となっている。だから道の中央部は滑りやすい。道路わきの雪のままで凍っている部分を選んで歩いた。
 惣岳山の頂上が10時10分。コースタイム通りである。岩茸石山は、高水三山では最も眺望が良い場所ではあるが、見える範囲は多摩の山に限られている。この日は、目を凝らしてみると、北の方向に雪山が本当にうっすらと見える。群馬の赤城山ではないかと思う。高水山の常福院には30cmほどの積雪があり、如何にも寒々とした佇まいである。
 最後の下りは、道のわきをおっかなびっくり、尻もちをつかないことを第一義に帰って来た。
 軍畑駅に着いたのが午後1時前。所要時間は4時間半と標準的な歩きであった。


Re:大雪の名残 - 32期ほんたお
2016-02-14 16:53:57

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いまは近郊でも雪歩きを楽しめますね。
丹沢は真っ白です。

2月OB会山行計画(北八ツ天狗岳) - 32期ほんたお
2016-02-07 16:31:46

2月OB会山行計画(北八ツ天狗岳)

日程:2016年2月27日(土)〜28日(日)(小屋どまり 1泊2日)

予定:27日 都内発ー茅野駅経由ー渋御殿湯より徒歩2時間30分にて黒百合ヒュッテ(泊)

   28日 東天狗岳往復(2時間)ー高見石経由で渋御殿湯(2時間)
       茅野にて温泉で垢を落とす
   ※参加者確定後に詳細を決定、変更の可能性あり

装備:冬山基本装備(小屋泊まり)
   ピッケル、アイゼン(10本歯以上)、防寒ジャケット、手袋、帽子、昼食2回分、地図、

費用:交通費、宿泊費(10,000円)、その他

集合:茅野駅、車にて乗り合わせあり

参加申し込み:2月14日までにメールにて企画担当平木宛てにご連絡ください。
  m-hiraki@wine.plala.or.jp makoto.hiraki@gmail.com
  (メールアドレスの@を半角@へ置き換えてください。
   念のため、両方のアドレスへご送信お願いします。)

以上

ドカ雪の影響 - 17期 山田英暉
2016-01-22 22:24:43

1月18日〜20日 上高地
 昨年のうちに同世代の4人で厳冬期の上高地を散策する計画を練っていた。出発前日の17日の段階で大雪になりそうだとの予報が出されていたが、1月中旬の時点ではそれほどの大雪でもあるまいと高をくくって、大雪の影響を甘く見ていた。
 現実に18日になってみると、交通機関は軒並み運休になった。中央線の下り特急も午前中の列車は運休とのこと。それでは午後の一番の特急に乗ろうと立川駅に集合した。しかし、午後になっても動く気配はない。仕方なく東京駅に戻り、新幹線で長野へ。長野から篠ノ井線で松本に入ることにした。途中の改札はフリーパスですんなりと松本まで乗りつけた。とんでもなく大回りの経路になったので行きつけるかどうか不安だったが、何とか4時間遅れで中の湯の旅館に入ることができた。
 19日には、中の湯から釜トンの入口まで車で送ってもらい8時半にはトンネルに入る。昔の釜トンは路面が凍ってアイゼンなしでは歩けなかったが、新しいトンネルは乾燥しているうえ所々に電灯も点いている。
 河童橋までは工事用車両が入るため除雪が行き届いている。我々は大正池ホテルからスノ―シューの練習を兼ねて河原に入り田代池を散策しながら河童橋に向かった。
 今年の上高地は正月休みの頃には殆ど雪はかったそうだが、我々が入る数日前からドカ雪が降って1mの新雪が我々を迎えてくれた。河童橋から明神までは雪がなければものの1時間もあれば行きつくところ、4人が交代でラッセルしても、古希を過ぎたシルバーは体力が落ちているのであろう、この日の宿である山のひだやまで3時間もかかってしまった。
 山小屋の宿泊者は我々だけ、ご亭主とともに薪ストーブを囲んでささやかな宴会を楽しんだのは勿論である。そとは猛烈な吹雪。お酒と会話が楽しく、明日はさらに苦労することになるとは考えてもいなかった。
 20日は、小屋を出発したのが8時半。前日は左岸を歩いたので、帰路は右岸の自動車道路を使うこととした。自動車道路といっても道路が広いだけで除雪してあるわけではなく、1mのバージンスノーが道路を覆っている。
 昨晩積もった雪の分、ラッセルがきつくなったように感じた。明神から河童橋まで4時間もかかってしまった。天気は2日間ともに雪。静かな新雪の上高地を存分に楽しんだとはいえ、体力をたっぷりと試された2日間であった。


Re:ドカ雪の影響 - 32期ほんたお
2016-01-31 18:30:02

すごいタイミングで上高地に行かれたのですね。
なかなか出来ない貴重な体験ですね。
私は東京で、雪で遅れた満員電車から降りるのにラッセルが必要でした。これもなかなか無い経験ではありますが...


石老山 - 36期澤田
2016-01-31 16:59:03

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本日の石老山山頂です。晴れて暖かく、樹木から小雨のように落ちてくる雫の中を歩きました。

Re:石老山 - 32期ほんたお
2016-01-31 17:33:46

石老山も雪たっぷりのようですね。
今日は天気はイマイチですかね。

ウォーキング(大倉〜戸沢出合) - 36期澤田
2016-01-30 14:19:36

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1月24日(日)、大倉駐車場で登山靴がないことに気が付き、家内に車内への持ち込みを頼んだつもりが伝わっていなかったらしく、たた帰りたくはないので戸川林道を30数年振りにウォーキング。林道なのでおもしろみには欠けましたが、所々垣間見える冠雪した丹沢は美しく、写真は戸沢手前から撮影した、表尾根方面と戸沢の駐車場です。

Re:ウォーキング(大倉〜戸沢出合) - 36期澤田
2016-01-30 14:21:10

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新茅ノ沢の看板です。

Re:ウォーキング(大倉〜戸沢出合) - 32期ほんたお
2016-01-31 17:32:19

せっかくの丹沢での雪歩きを楽しめなくて残念でしたね。
戸沢には数年前に行きましたが、モミソ沢出会いの幕場を見つけられませんでした。

OB懇親会2016開催決定! - 32期ほんたお
2016-01-24 14:45:02

┗■ OB懇親会2016開催決定! ■

前回のOB懇親会から4年が経とうとしております。
そこで今年、以下の要領にてOB懇親会を開催いたします。

■OB懇親会2016■
 日時 2016年6月4日(土曜日) 午後0時(正午)〜3時(受付開始:午前11時30分)
 場所 新宿三井ビル 54階 新宿三井クラブ
(前回、住友クラブと会場が異なります。新宿駅西口から向かって、住友ビルの一つ手前のビルです)
東京都新宿区西新宿2-1-1 電話03-3344-5454(代表)
     http://www.shinjukumitsuiclub.jp/access/index.html
 会費 8,500円 (当日受付にてお支払い願います)
 最寄駅 JR線・小田急線・京王線・都営新宿線「新宿駅」より徒歩約8分
西口広場より右側地下歩道をお進み下さい。
東京メトロ 丸の内線「西新宿駅」 2番出口より徒歩約5分
都営大江戸線「都庁前」 B2出口より徒歩約3分
新宿 - 横浜 間「JR新宿湘南ライナー」で31分
新宿 - 大宮 間「JR埼京線」で30分

■二次会■
 時間  午後3時30分〜6時頃
 場所  ライオン 新宿センタービル店の予定(前回と同じ)
      http://r.gnavi.co.jp/g153300/
 会費  3千円程度を予定

当日の企画は、現在幹事会にて検討中です。
ご意見、ご要望等有れば当方までご連絡下さい。

改めて、往復はがきにてご案内の予定ですが、日時は決定しておりますので、スケジュール帖に、今すぐ記入して下さい!
また、返信はがきにご記入いただき、早目にご投函いただくこともお忘れなく。

会員の近況報告もさせていただきますので、山行に限らないお写真やコメントなども編集担当または企画担当までお寄せください。

同期・近くの期など、ご連絡の取れる方同士、事前にお誘い合わせの上、ふるってご参加下さい。

当日、多くの皆様にご参加頂き、楽しい時間となることを願っております。

■幹事会■
 会長:21期小堀、今回幹事:30期釜田、企画:23期矢野・28期平木
 会計:32期望月、広報:32期本垰

平成28年新年会報告とOB懇親会の日程など - 29期 阿良田
2016-01-23 17:12:52

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<平成28年 新年会報告>

 山岳班の新年会が開催され、本年開催するOB懇親会の日程と場所が周知されました。

 また、丹沢縦走の話、炊事山行の話、山岳班のホームページなどの山の話のほかに、参加したメンバーの近況、来ていないメンバーのよもやま話、昔話、
さらに、定年後のお金と生活、年金、税金、住宅ローンの繰上げ返済、株、家庭菜園、国分寺のローカルネタなどで大いに盛り上がりました。

<新年会開催日時>
2016年1月21日(木) 18時〜

<新年会開催場所>
新宿駅西口 さくら水産

<参加(8名)>
25期 桐山
29期 辻、前田、阿良田
31期 釜田
32期 本垰、望月
36期 澤田

<山岳班2016年OB懇親会の日程と場所>
 オリンピックイヤー毎に開催される千歳高校山岳班OB懇親会の日程と場所が決まりましたので、お知らせします。

皆様、予定に入れて頂くようお願いします。

・日時

 2016年(平成28年)6月4日(土) 12時〜15時

・場所

 新宿三井ビル、54階の新宿三井クラブ
(前回OB懇親会を開いた新宿駅西口、住友三角ビルの1つ手前の超高層ビルです)

29期 阿良田記


Re:平成28年新年会報告とOB懇親会の日程など - 32期ほんたお
2016-01-24 14:30:16

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OB懇親会の詳細は改めてご案内しますが、
まずは6/4で予定を入れて下さい。

丹沢へのノスタルジア - 17期 山田英暉
2016-01-17 11:02:37

1月12日 大山
 伝統の丹沢全山縦走の締めとして大山に集中登山し、七沢温泉で打ち上げる計画に参加できなかった。丹沢全山縦走には強いノスタルジアを抱いていただけに誠に残念でならなかった。
 そんな思いから時間が取れた途端に天気が悪いのを承知で大山に出掛けた。大山に登るときには蓑毛からヤビツ峠経由イタツミ尾根を登るルートが習い性になっていたので、今回も迷わず蓑毛でバスを降りてヤビツ峠に向かって歩き始めた。
 歩き始めての直後、蓑毛越えに向かう大山裏参道の分岐点の標識が目に入った。これまでは分岐に気がついてもこれを無視してヤビツ峠に向かっていたが、この日ばかりはたまには蓑毛越えから大山に登ってみようと突然思いつき、直ちに計画を変更した。
 裏参道と名付けられているということは、その昔小田原など大山の西側から阿夫利神社に詣でる善男善女はこの道を歩いて下社に向かったわけである。登山道の幅は1m以上あり往時をしのばせる。蓑毛越えから上は殆ど直線的な登りが続く尾根道。傾斜もきつくなり、蓑毛から頂上までの標高差は900m。さすがに登り甲斐がある。頂上には12時に到着。3時間の行程だったが私としては良いペースだったと思っている。
 ただ、天気は予想通り悪く、東京を出るときには霧雨だったが、山では雪になって霧氷が成長していた。頂上は勿論濃いガスの中。気温は下がり寒くてゆっくり座る気持ちになれない。霜が解けたぬかるみは凸凹を残したまま凍りついているので、ぬかるむことも滑ることもなくかえって歩きやすい。
 頂上から日向薬師までの標高差は1100m。結構長い下りだ。気温が下がり、体が冷えたためか二度も足がつってしまった。最後に日向薬師にお参りしたこともあってバス停に着いたのが午後3時。登りも下りも3時間の道のり、丹沢山系の東端に鎮座する大山の大きさを実感した。


Re:丹沢へのノスタルジア - 32期ほんたお
2016-01-17 16:34:23

ナカスギ班と同じルートですね。
時季は、ずれましたが、集中登山に参加頂き嬉しいです。
裏高尾の梅 - 36期澤田
2016-01-17 07:19:49

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1月16日、裏高尾に行ったところ、梅が花が一部ほころび始めていました。

Re:裏高尾の梅 - 36期澤田
2016-01-17 07:21:57

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影信山山頂からの東京方面です(1月16日)。

Re:裏高尾の梅 - 32期ほんたお
2016-01-17 16:33:20

もう梅ですか。今年はこのまま早く咲くのでしょうか。
裏高尾 - 17期 山田英暉
2016-01-06 11:21:17

12月28日 高尾山
 ここ数年、天皇誕生日に高尾山に登りダイアモンド富士を眺めることにしていた。先般の天皇誕生日は前後の日は晴れていたのにこの日に限って悪天候。私一人で登るのであれば、予定を変えればよいが、たまたま10人を超えるシルバーでの計画だったので迷わず中止にした。
 ただ、何となく高尾山にすまないことをしたような気持をぬぐい去れず、28日に出掛けた。
 コースは景信山から高尾山とした。中央線の高尾駅から8時12分発のバスに乗り小仏へ。小仏バス停からは中央高速の小仏トンネル入り口の真上から尾根道を登るルートと駐車場横から沢筋を登るルートがあるが、前回来た時は前者を登ったので今回は後者を選択した。
 登山道はよく整備されてとても歩きやすい。小仏のバス停から景信山の頂上まで標高差が400m以上あるのに所要時間1時間というのも肯ける。影信山から高尾山までは概ね2時間。樹木が茂っていて日当たりはよくないが散歩道としては最適である。天気を確認して出掛けてきたので天気が良いのは当然であるが、空気の澄んだ冬の朝。富士山までくっきりと見えた。今冬は暖かいためか霜柱は少なく、ぬかるみもほとんどない。快適な尾根歩きだった。
 高尾山からは稲荷山ルートを下山。全体として歩行時間は4時間というところ。高尾山口駅では新しくできた日帰り温泉でゆっくり汗を流し、ビールと餃子で腹を満たした。この温泉は駅からも近いし設備も良くできていて、充分お勧めができる。山歩きはよきものかな。
(追って)
 新年も松の内を過ぎてから昨年のクリスマスの頃の話で申し訳ありませんでした。右手を痛め、パソコンのボードを打てなかったので遅れてしまいました。


Re:裏高尾 - 32期ほんたお
2016-01-17 16:32:17

年末に高尾山でダイヤモンド富士が見られるのですね!
私は、正月に高尾山への初詣登山が気に入ってしまいました。


掲示板2015年分 - 32期ほんたお
2016-01-10 16:37:02

過去の掲示板投稿に2015年分を追加しました。是非ご覧下さい。
http://chitosesangaku.web.fc2.com/bbs/bbs-2015.html



景信山 - 36期澤田
2016-01-09 19:42:48

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本日午後、景信山を往復。相模湖が陽の光に輝いていました。
高尾山 - 32期ほんたお
2016-01-03 20:58:44

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2016年1月3日お正月休み最終日、昨年に続いて(本家の)高尾山へ行きました。

高尾山口は相変わらずの人出。ケーブルカー駅の横を抜け、今回は沢沿いの
6号路に入る。人はグッと少なくなる。舗装路をしばらく進んで山道に入る。
しばらくすると琵琶滝。白装束の人々、滝修行のようだ。樹齢何百年と思われ
る立派な杉並木がある。この路も、整備されてはいるが、舗装もなく山道を楽
しめます。最後の急傾斜を登ると、表参道の路に合流して山頂へ。
いい天気です。富士山、丹沢、関東平野など綺麗に望めます。

山頂の茶屋は激混みなので、昨年も行った一段下の茶屋で御神酒を頂きます。
おでんととろろ蕎麦も。何故か猿のお守りをくれました。

下りは表参道(一号路)へ。凄い人出です。薬王院で初詣。本社の上の神殿で
お参りしたのでそれほど混んでいませんでしたが、本社の方は大行列。表参道
を登ると大変なことになるようです。
おみくじは凶。もうダメダメなことしか書かれていません。今が最悪で後は良
くなるだけ、と考えよう...
と、本社の下にもおみくじがあったので再挑戦。今度は吉。凶の運勢はさっき
まで。これからは吉と考えよう...

途中から脇道へ。人が減って山道となり、6号路と合流する。
高尾山は表参道(一号路)を外せば、山歩きも楽しめるようです。
来年の初詣も高尾山かも...

登山口 11:00
高尾山頂 12:10 13:00
登山口 14:00


丹沢山(大倉尾根) - 36期澤田
2016-01-03 20:44:37

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1月3日、小田急線とバスでひとり大倉へ。7時40分頃大倉から歩き始め大倉尾根へ。年末に歩いたときは1時間20分で堀山の家につきましたが今回は1時間45分かかってしまい。堀山の家の前のベンチで木々の間から西側に富士山を眺めながらひとやすみした後、花立へ。息があがりながらもマイペースで一歩一歩登っていき花立山荘に10時20分着。青空の下に広がる山々や海を眺めながら小さなパンを1個ほおばり。再度登り始め2〜3分たったところで、1本持参してきたストックを置き忘れたことに気が付きとりに戻り、自業自得とはいえ少し疲れました。。。塔ノ岳には11時10分頃着。まさしくパノラマでした。尊仏山荘の方に丹沢山への道のコンディションを尋ねたところ、おそらく塔ノ岳の北側の斜面のみ注意すれば大丈夫ではないかとのこと。実際に歩いてみると、鞍部への下りは道は固かったもののアイスバーンになってるような箇所はなく、その後は所々ぬかるんではいましたが、すべるようなところもなく、とにかく東西とも見晴らしがよく何度か立ち止まってしまいました。丹沢山に12:25に着き、みやま山荘で10分程度で昼食と休憩。山頂からも西側の景色がいい。12:35分に下り始めましたが、花立での失敗と同じ失敗をやらかし、ストックをとりに戻る羽目に。下山を急ぐべく立ち止まらないよう心がけ13:35分に塔ノ岳着。眺望を目に焼き付け大倉尾根へ。15:40に大倉に着きました。

それにしても昨年、この時期に鍋割山に行った際は、氷、雪、ぬかるみに足をとられないよう留意しながら歩きましたが、今回、ほとんどそういった懸念はなく歩きやすかったのは事実ですが、やっぱり気象が異常なのでしょうか。そういえば昨日大倉を散策した際には、すでに一部の梅の花が咲いていました。

写真は竜ケ馬場付近からの蛭ケ岳方面です。

Re:丹沢山(大倉尾根) - 36期澤田
2016-01-03 20:50:36

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竜ケ馬場付近からの富士山、箒杉沢方面です。
明けましておめでとうございます - 38期 渡辺
2016-01-02 21:01:32

今年もよろしくお願いいたします。

雪が少なく、近場で雪遊びができるところが少ないです。
早いものでロンドンから4年、オリンピックイヤーです。
運動しないと山も辛いです。

渡辺寛文




Re:明けましておめでとうございます - 32期ほんたお
2016-01-03 18:29:57

蓼科も雪が少なく、人口雪でした。
山スキーはできませんね。
雪が降ったら、山スキーネタの投稿を楽しみにしています。

明けましておめでとうございます - 36期澤田
2016-01-02 18:02:58

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本日、秦野市の出雲大社相模分詞に初詣に参りました。

大倉に足をのばし散策。民家先の棚で売られている野菜、果物を購入するつもりでしたが、お正月だからか空の棚が多く、それでも長ネギ、ブロッコリー、ほうれん草を買ってきました。写真は水無川にかかる吊り橋です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。




2016元旦 - 32期ほんたお
2016-01-01 10:57:21

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明けましておめでとうございます
今年は、OB総会(6月上旬を予定)の年です
OB会と掲示板をよろしくお願いします





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